真夜中投稿。



寝る前に娘の部屋を訪ねて
今日の口出しや余計なお世話を謝った。


3月には引っ越す娘が
あれこれ調べて
自分の頭で考えている時

わたしや夫や母(ばーちゃん)が

もう22歳なんだから
まだ子供なんだから

と、勝手気ままに口出しをした。


一人で新しいアパートを探す娘に、

夜道が暗くないか?
商店街はあるのか?
防犯は大丈夫なのか?

などと矢継ぎ早に話しかける。



娘からキャパオーバーの色が見えて


あ。口出してる。と気づくわたし。



その時一瞬で
あの頃の母とわたしを思い出した。



19歳。
母は46歳。母の弟である叔父と

わたしが住む家を探しに
弘前から会津若松へ車で行き、

わたしは一人暮らしをしたかったのに
母は口を真一文字に結んでそれを許さなかった。


わたしはいつまでも親の言いなりで不貞腐れていた。


結局
月、47000円の食費、光熱費込み、短大から歩いて1分の下宿に決めた。



あの時の母の気持ちを48歳のわたしがありありとわかるようになった。







髪を染めたばかりの娘は弾むような太陽の輝きで帰宅したのに

今、娘の横顔は曇ってる。



ちゃんと調べたのか?
会社からはどのくらいなのか?
スーパーがあるのか?




ごめんね。
沢山口出ししたね。


夫は可愛すぎて心配すぎて不機嫌。

わたしや母まで、赤ちゃんのように娘を扱った。


ごめんね。
何かあったら話してね。
ママもパパも心配しすぎだね。



うん。わかってる。
わたしなんとも思ってないよ〜🌸




娘の方が大人の対応である。






あの時の母は
寂しがりやなわたしにいつも大家さんがいてくれる下宿にしてくれた。

決めては大家のおばさんが出してくれた会津のご飯。
このご飯が美味しいから、と
そこに決めたのだ。


母の心配を理解せずにふてくされたまま下宿に決めて
住み始めたらおばさんに助けられ、食事に助けられた学生生活になった。




ごめんね。
あなたはよく頑張ってやってるよね。
それなのにパパとママ心配しすぎだね〜。



娘とぎゅーして、

この家に引っ越した時に娘が選んだカーテンを見ながら泣きそうになる。

あと一ヶ月もしたら
この部屋に可愛い可愛いこの子はいないのだ。


寝れる?
ねれるよ。

ママは寝れる?


逆にわたしが心配されて
おやすみと部屋を出る。



あの子は一人で寂しくないだろうか?
あの子はご飯を食べるだろうか?
あの子は具合が悪い時誰かに助けを求めるだろうか?

あの子は、、


たしかにわたしもこうして
親に心配されためご子だ。



オメ、いつかわがるよ。


父や母がそう言ってきたことは
ほんとだったなあ。



Meg.