本日3記事目





お盆中、
おかえりの日にはお団子を作ります。

(私の実家は13日がお盆で
おむかえ、おかえりがないので
夫の実家にきてお盆は14と16日にお墓参りがあることに驚いた。
結婚ってこんな些細なことから違いに出会うよね~)



で、おむかえのときは
お餅をつく。

おかえりの日はお団子作る。


毎年義母やひいおばあちゃんと一緒にこねてました。


今年は姪っ子の息子ちゃんも参加。


でね、
この2歳児にもこねてもらう。


誰も急いでもいない
キレイにこねようともしていない
散らかしてもいい

こんな中でお団子を皆でこねて
粉まみれで服にもついて
床も粉だらけで


カピカピでも楽しい。





わたしが嫁いだばかりの頃、
お団子をつくるなんて初体験で、
嫁たるもの、
最初からちゃんとやらなくちゃ!
とプレッシャーでした。



めぐみちゃん家は、
お盆は墓さ何もってぐの?

と聞かれただけで

ちゃんとしてないって思われるーどうしよう。

と思ったりしてた。


だから、おばあちゃんや義母がいると
ちゃんとしてないわたしがバレる!とハカハカしながらだんごこねてきた。



で、2歳児を見ながら

楽しんでたらいいなあ、と
おばちゃんは思ったわけです。


この子に幸せな時間であって欲しいなあ、と。


お団子作るの楽しいね。
〇くんがこねてくれて嬉しいって
今ばあちゃんもじーちゃんもそういってるね。
喜んでるね。って。



そう言いながら、
私がそう言われていたことも思い出した。



めぐみちゃんが団子こねてくれて
どんなにかばーさん喜んでっぺなー。

めぐみちゃんがこねてくれた、って
自慢すっぺな~


団子は熱湯入れてすばやく箸でかき混ぜたあと

手でこねる


耳たぶくらいになったら
ちぎってまるめる。



最初は手の真ん中でぐりぐりこねて
すぐ軽く回して形をまるくする


丸くしたら
沸騰したお湯に入れて
浮き上がったら水にあげる。




ピカピカで湯気が出ている団子を
仏様にまずあげる。




めぐみちゃん
大しただー

仏様は、ピカピカ湯気がでてる1番美味そうな時にあげっと
喜ぶからな〜


毎回どんな仕上がりでも
義母はそう言ってわたしの団子を褒めまくった。



最初から
わたしにそうしてくれてた。

2歳児にわたしがそう思っていたように。


私がどんなに拗ねていた時からも、
17年間ずっとそうだった。


義母とは17年間、
義父とは11年間しかいられなかった。



で、わたしは娘に団子を作れも言わない。
お盆がいついつだも言わない。


ただマインドだけ引き継いで
どんなにめご子か、ということを
先祖まで持ち出して教えるのだ。


あなたが元気なことをみんなが喜んでるよ。


あなたが好きなことして生きるのを応援しているよ。


と。




2歳児とよいしょよいしょと団子を作り、
お湯ではなく水で粉を混ぜ、
耳たぶくらいにならないまま丸めた。


それでも義母たちに喜ばれてるだろうな。
と思う。



足りない、未熟な
もの知らぬわたしのままで。


Meg.


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