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朝ドラ。
今期もみております。

今日のきみちゃんの言葉。






フカ先生🌺


楽しそうに絵付けするフカ先生💕


夢中になって楽しんでいるところを見られて、
恥ずかしい〜〜
恥ずかしい〜というフカ先生


フカ先生語録。

負けたらあかん。
何かやろ思うた時に、
お金がないことに
気持ちが負けたらあかん。







長女で家族思いのきみちゃん。
お父さんは飲んべえで、
家のお金はいつもお酒に消える。

家のために
滋賀から離れ、大阪で働き、
家のために
また滋賀の実家へ戻り、


その間、たくさんのメンターに出会ってきた。


取り立て屋、
柔道の草間先生、
女中の師匠、大久保さん、

そして
絵付け師フカ先生との出会い。


「金の話してんとちゃう、そこに負けたらあかん。君は絵付けをやりたいんか?絵付け師になりたいんか?」








フカ先生はアーティストだ、と思う。


そして純粋に、

稼ぎたいとか、お金のために、家族の経済のため?ではなく


あなたはどうしたい?

何がしたいのか?


と問う。




それは

若い頃絵を描いて世間から認められていた先生が、


戦争時代に従軍画家として大陸に渡り


戦争画を描いた。



空とか鳥ではない


鉄砲玉が飛び交う絵。




子どもが野原で遊ぶ絵ではなく


兵隊さんが危機迫る顔で戦う絵。





小さい頃から絵が好きで

お金がなくて貧乏で、

欲しいものは絵で描いてあげた。



おばあちゃんには山盛りのふかふかの白飯を。

欠けてない茶碗に。



病気になったお父ちゃんには

夏の海を。




家族に絵を描いて、



えーよ〜

えーよ〜


と言われて


嬉しゅうて、

楽しゅうて。



笑うて描いとったわあ。




戦時中に

戦争の絵は描きたくないと思った



戦争後に、絵は一生描けないと諦めかけた。





その時に

火鉢に出会った。







火鉢に絵が描いてある。




暖をとるために、

絵なんかいらんやん?



そやけど描いてある。



どーゆーこっちゃ!





そうかあ。。



これが!


戦争が、終わったっちゅうことや。





なんと贅沢な。


なんと贅沢なことを日本は楽しむようになったんやあ!






火鉢に絵!?



ええよぉ〜!!!





フカ先生は

またこうして喜びのまま

絵を描いて楽しんでいる。






2011年、震災がおきて、


住む場所、

着る服、

食べ物


がなくなった人が溢れた。



そして

電気、ガス、水道のライフラインが通るまで

不安な日々を過ごしたことがある。



わたしは津波の被害がなく

住んでいたマンションが半壊で

保険がおりた。



震災後四日間

現金は価値や意味をもたなかった。


お店も開いておらず、

どこで何が買えるか

ケータイが見れないまま

情報が錯綜。



冷蔵庫にある野菜やお肉で

皆寄せ集めてカレーライスにした時に


あー幸せだなあ。と思った。




野菜と、

充電器を交換したり



ホッカイロをいただいたり、


生協から

無料配布されたかまぼこを

1時間列に並び、

食べて、美味しいなあ。と思った。




まず、わたしには安心感だった。

楽しめる芸術やエンタメに心を豊かにしてもらえた。




不安な中だからこそ、

芸術やエンタメにも助けられた。


電気がつき、

テレビやラジオで楽しい音楽を聴きたかった。



わたしみたいな人もいただろうな。

意味もなく笑いたかった。



追記2


そうそう


仙台で被災したわたしは

電気が通らず寒い中、

毛布にくるまりながら


この現状を毎日イラストに描いてマンガにしていた。


その時間生きるパワーがみなぎった。


描いたものは

電気が通り、電話が繋がってから

親戚にFaxで送ったのだった。




〜〜



提供する側も

幸せで楽しむことが

誰かを幸せにもしてしまうだろう。







これからまたどうなるか楽しみ🌺