最近のわたしは
以前に増して物覚えも悪いし

すぐに忘れる。


幼い時は
よく記憶した。

それはそれは
妄想も加えて大きく記憶された。





あの時、
たしかに父はわたしを叩いたり殴ったりもした。


あの時、

父はわたしに
ダメな人間だと言った。



あの時、

母は、わたしが選んだことに
反対したり

ガッカリした、と言った。




そしてわたしも、
娘に

なんでできないの〜〜?

こないだも忘れたし〜〜!


と言う。




焦る娘の
走り去る後ろ姿に


今日もあの子に
幸せがありますように。

と手を合わせながら。




嫌な思いなんて
ひとつもして欲しくない。

できたら
いつも安全で安心して
幸せに
誰からも愛されて欲しいと欲張る。


そうなれないことを知りながら
そればかり願うのだ。




間に合った💕

とメールがきて
ホッとして二階へ上がる。


誰かを本気で心配して
未来を恐れて、  

わたしの心は家族のあれやこれやで
おざなりになる。


 

父も母も
わたしにそうだったのだろうと
うぬぼれてみる。


娘に、
めご子に
いつだってあなたが心配で
あなたを守りたくて
あなたが愛おしいと。

どうなっても幸福に違いなく
間違えても
絶望しても
あなたは大丈夫だから、と。


そう、
わたしから見せて
安心をあげたい。





🌺ツキイチ声サロン5期生募集中🌺
次の開催は来年5月です。

月々3500円のお稽古価格💕
一般専用申し込みはこちら