母の膝が昨日から痛み出して
痛み止めの薬も効かない。
おとといヒアルロン酸を注射して
またすぐに痛んで
今度は膝の裏側が腫れている。
木曜日は病院が休みなの。。
という母の言葉を信じて
諦めモードになってたけど
市内の整形外科で空いているところがあれば
みてもらおう！とネットで調べたら
母のかかりつけの病院が
午前中もやってるし！！！
膝を曲げられず、
靴も履けない母は
サンダルを履いて車に乗り込み、
整形外科へGO！
診察が終わって
先生が言うには、
リウマチの減薬が
今は合わなくて炎症がおきやすくなってる、
とのこと。
痛み止めの注射をして、
膝にたまった水を抜き
母は夜中に足をさすり続け寝不足だったので
倒れるように寝てしまった。
階段の下に、
まだ干されていない洗濯物が入ったカゴが置いてあり、
母はどうにかして
階段を登ろうとして
諦めた形跡があった。
わたしには軽いカゴを
スイスイと持って上がり、
いつもは母と夫がやってくれる
仕事をする。
久々に家族の洗濯物を
干した。
干しながら、
母がいなくなったらどうしよう。
と思う。
今日来ている服も
母が洗濯機に洗剤を入れ、柔軟剤を入れ、
洗濯機を回し
その間にコーヒーを飲んで
朝ドラを見て、
洗濯機の仕事が終われば
カゴに入れ
階段を上がり
伸ばして叩いて干して、
また取り込んで、
足を伸ばしながら
丁寧に畳んでくれたものだ。
ベランダが綺麗に掃かれていて、
サンダルが並べて置いてある。
午前中、風を入れて
夕方窓を閉める。
母がやってくれることを
わたしもやるときに
母の愛情がわたしにもうつる。
こんなに家族が愛おしいんだって。
日本円をカナダドルに変えて
銀行から帰宅して
母の部屋を覗いたら、
痛み止めが良くきいた母がこんこんと眠ってた。
うとうとしている母の
声がか細くて
病人に思えた。
カナダのお金みたい💕
と母が言って、
可愛いんだよ〜〜💕みてみて〜〜💕
とみせた。
明日行けるかなあ。
明日行きたいなあ。
お母さんなんとか行ってみる！！
洗濯ものを干しながら、
カナダに母がいかなくても
１月からずっとカナダに行ったような7ヶ月だったよなあ、と思った。
7ヶ月間ずーっと、
楽しみにし続けて、
やれ散歩だ
何を着る
何を食べる
何をみる
そんな気持ちにずーっとさせてくれてる赤毛のアンの旅。
万が一行けなくても
大丈夫じゃないか。
母とわたしの記憶は幸せでいっぱいなんだから。
底辺でうんと幸せを感じて階段を降りた。
母がいないと
さみしいし悲しい。
母がいないと
広いツインのお部屋で眠れない。
母は足手まといと言うけれど
わたしはおんぶしても一緒に行きたいのだ。
と、
わがままを言わずに
母の様子を覗き見して
母が元気な方がいいな。と思った。
明日はどうなるのかな？
母がいけない時は
夫が東京まで送迎予定。。
どうか
膝エンジェル様。。
おねがいいたします。。