自分にお金使ってあげないなんて

なんてどケチ!





お金の相談に答えた
スパスタの言葉より。


自分にお金をかけてあげない。


これって
いつからこの方がいいって
勘違いしたんだろうか

と自分を振り返ってみる。





たどり着くのは母の顔。





父が

まさに

自分にお金をバンバンかけているタイプ。





スーツはオーダーメイド。

会合があるたびに新しいのを作ってもらう。


身近に置くものは
最新型のものが好きで
テレビが大好きで
いつも大きくて新しいテレビが置いてあった。


青森から都会へ引っ越した時

一人暮らしのマンションは
3LDK
田舎の数倍の家賃。


決め手は

エントランスが自分にふさわしいと言った父。





母は父のやることに

影で文句を言った。



あんなものにお金かけて。

自分ばっかり飾り立てて。

また新しいの買って。


だからお母さん大変。
だからお母さん我慢してる。

そうしないとやっていけない。





そんな風にわたしが母をかわいそうな目で見ていた。





わたしの思い込みは



お父さんみたいに
自分にばっかりお金かけたら

家族が我慢してる


家族が不幸になる



それホント?


父はわたしがパーティに行く時には


お前は上から下まで
好きなものを揃えてこい!!


半ば強制的に財布ごと渡してきた。



わたしはデパートで
父の財布を握り締めながら


好きなものを中途半端に選んだ。



父は
高いとか安いとかじゃなく

オメが気に入ったのか?
と聞いて


わたしは母のかわいそうな、
文句を言いたげな顔が浮かんで

少し妥協して買ってしまった。




後から家で
母に買ってきたものを見せる時に
自分にお金を使わないであげることで
喜ばれたかった。








そんな時父は怒ったし

わたしは母を悲しませたくなかったんだ。






父は母にも

好きな服を着ろとよく言っていた。


黒い服ばかり着る母に

華やかな服を勧めた。



黒が好きなの。


と母はいい、



華美なものは
父が通う飲食店の女性が着るものだと揶揄した。





母は離婚後、

花柄の可愛い柄を選んで買う。




お母さん変じゃない?



とわたしによく聞く。





母は黒じゃなくて

可愛らしいのが好きだとわかったのが最近だ。




父に対する母のスネは

わたしの感覚も拗ねさせて生きらせた。


わたしは母からもっと
かまわれたかったからだ。




今また父のように勝手に、わがままに、
自分にもお金をかけて好きなことをして

わたしが生きてる。






母はわたしに


アンタやっぱりお父さんにソックリ💓


という。



前は否定にしかとれなかったそれも

今は愛されてる証拠に大事にとっておく。




第2弾
お金貸して〜と言われて、お金あげてきてパカンしたこと
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