以前のわたしなら、

夫がこんな風なメールを送るものなら


父を思い出し、


父の言動にわたしがいつも取っていた対応をしそうになる。



妻たるもの、どんなに自分の予定があろうが、

夫の呼びかけにはすぐに反応を示さなければならない。


妻たるもの、夫を誰よりたてて
夫が機嫌が悪くなれば
その責任は妻になり、

夫の機嫌が良くなるまで
あれこれ誠意をこめて処理に追われなければならない。





応答がない。

イコール

ボクちんのメールに一刻も早く気付け、という威嚇。





応答しろ!

イコール

おべでろ〜〜!
後からお前をアレしてやる!

の脅迫。






それってホントにそうですの?




夫に聞いたらやっぱり
ただ言ってただけなのだ。



わたしも、自分の過去のデータから
夫を加害者にしたてるのは
卒業したらしい。


メールをみて、
一瞬父がよぎったけど


父はすぐに菩薩へと変わった。




夫は優しく語りかける

買い物行こう〜〜
今から帰るよ〜〜、と。



そのストーリーは
やっとわたしの中で現実に動き始めたのだ。