節約大臣に、
娘が家族旅行したいと言い出しました。



わたしにとってこの日常が
温泉みたいなものなので

家が一番のくつろげる場所。




娘は以前
京都に行った小さな旅館のすき焼きがとても美味しくて、

また家族で布団を並べて
美味しい部屋食を食べたいようです。




夫は娘の願いを叶えようと、
我が家の経済の未来を心配しながら
調べていました。

(今は何にも問題ないとわたしは思っている)






お金が問題なら、わたしが出すからいきましょう、


と娘から言われ、


夫はリーズナブルな旅館をやめて

美味しい部屋食を重視しました。





娘は好きでもないことにはびた一文払わないのですが

好きなことにはお金を惜しまない。




夫の考えた予算より高くなりそうですが、

その代わり遠出しない。








家族はいつも交渉しながら

一つの叶えたい未来に向かい、

夢を叶える。





これがわたしたちのやり方。





このやり取りが家族を築いてきた、

そして、気に入っている。




母も含めたファミリーのグループラインに
夫から旅館のコピーが送られてきた。


いよいよ
みんなの夢が詰まった温泉に向かってカウントダウン。



シンプルな食生活の
日常から
温泉旅館のご馳走の非日常の準備が始まる。