2年前の記事。



田舎にいるとき、

ときどき変質者や痴漢に遭遇した。






電車通学とかじゃないけど

田舎は田舎道で起きる。







サイクリングロードで自転車で走ってたら

後ろから来たバイクの人が

胸を掴んで逃げた。





怖くて、泣きながら急いで帰って


母に伝えると、






アンタ、胸小さいのにねぇ。


あっちだってガッカリだよねぇ。



アンタ、そんな短パンはいて脚出してるからねぇ。









そう言って笑った。



わたしも、そっかあ、そうだよね。




わたしがこんな格好していたの悪かったし、

わたしみたいなのに当たって、

あっちもガッカリだったよね。




って、自分でもそう思った。


自分が何か粗末に扱われる方が平気だったから


母に言われたことも何も気にならなかった。






かえって二人で笑って話したくらいだ。






だから、駅前で父の迎えを待っていたときに

知らないおじさんに手を引っ張られて

どこかに連れていかれそうだったときも、




自転車にのってたら、車に乗った人に


大学までの道を教えてと言われて


急に車に乗せられそうになったときも






東京で

初めて一人で電車に乗って

触られたときも、








わたしが悪いからな!

ボーとしてたからだな!

脚出してたからねぇ。。







そうずっと思ってた。






わたしは


女の子で、粗末に扱われる存在。


母みたいに。









今話したら、

母はなんて言うんだろう。




気持ちを大事にし始めて、


暴力から逃げて、


楽しく生き始めた母に


聞いてみた。









母は泣いた。





自分が情けない。

アンタ、イヤなことされたのにね。

お母さん、どうかしてた。









わたしも、母と同じだった。



娘が否定されたり、粗末に扱われていることに、



あなたはもっとこうするべき。

そんな態度だからそうされたんだ。

そのくらい我慢したらいい。





ママだってずっとガマンしたんだから。






そうやって、自分を粗末に扱うことを

教えてきた。







母と今、

昔の話をしても最後にはお互い笑う。





わたしたち、何にも知らなかったよね〜

こんなに自分を大事にすること。


おばあちゃんも知らなかったんだよね。


めご子に教えてもらったね。と





女の子生きていいよ〜

わたしたちは素敵な女の子だった。


誰からも大切にされて

守られる女の子で


生きていいんだよ。





娘のわたしへの質問。娘7歳。わたし33歳。
めご子、パパ、しぶん、いがいですきな人は?

娘は自分は当たり前に好きな前提で質問してる。


ヤーヤドーのばあちゃん→わたしの母のこと





娘が女の子を楽しんで生きていた7歳時代の絵




トークショースナック金沢
ただいまキャンセル待ちの受け付け中です。

キャンセル待ちもたくさん申込いただきまして
増席も考えております。