あけましておめでとうございます
みなさん年末年始どう過ごされましたか?
僕はといえば相も変わらず最高のナマカ達と糞みたいに飲んでました

そして風邪をひきました
大晦日一緒に遊んでくれた方本当にごめんなさい、多分風邪移しました。


本題に戻り
いつも通り朝起きていつも通り糞をしていつも通りそのまま蛇口シャワーを浴びる、いつも通りチャイを飲んでいつも通り違うのは今日がフレンズゲストハウス最後の日だということだ


すずきがぁ、バラナシでぇ、インド人とぉ出会ったぁ(イジリー岡田風)

ついにきたぁ別れの日ぃ

お互い言葉は分からないが熱い抱擁を交わすぅ

また必ず来いよと親父ぃ

涙で声の出ないすずきわぁ
なんども頷くぅ

(BGM 風たちとの出会い)



と何事もなく宿を出た俺は次の宿へと向かった

長期滞在すると本当に何よりめんどくさいのが移動だ

しかも今みたいに暫く落ち着いてしまうとバックパックの重みを改めて感じ、くじけそうになる

さらにそこに"娯楽"なんてあれば安定の沈没コースだ


そんなこんなで若干迷いながらサンタナゲストハウスについた

最近できた日本人宿らしい

玄関に入ると誰もいないので excuse me か すみません で悩んで すみません と呟いた

釜じいのところに初めてきた千尋みたいに


二階から覇気のない、は〜いと声とともに東京03の豊本みたいな人が降りてきた

予約はしてあったのでさらっと手続きはすみドミトリーのベッドを確保して喫煙所に向かった


この宿面白い構造でして三階建てなのですが真ん中に空洞があり吹き抜けになっているんですよ
秘密基地みたいでワクワクします



一階には一人部屋と受付

二階はドミトリー部屋及び食堂及び憩いの場。二階には冷蔵庫がありノートに記入すると中の水とジュースを持ってけます
清算はまとめて退室する時

自前のフルーツとかも邪魔にならない程度で共用可能

ただし名前書いてなくて食われたり飲まれたりしたら知らんよ制度

部室みたい

三階が"喫煙所"と二階埋まった時用ドミトリーまたは数人組用


荷物という呪縛から解放されテリトリーを確保した俺はやることもないので"喫煙所"にむかった

なんだ全然人いないなぁと思っていたが"喫煙所"にはアクの強そうな人たちが数人いた

恐る恐るどうもぉと挨拶すると気の無い返事が少し返ってきた

えー感じ悪いなーこわぁと思いながらも煙草をすっていると


ごく自然と、本当に自然とみんなの吸っている"煙草"が回ってきた

中々燃えないそれを二、三口貰い名も知らん隣の人に回す

そしてしばらくしてまた回ってくる

それを数回続けているとおもむろに先程の豊本さんが、「この人、明日也くん」と紹介してくれた

あー昨日の、とか誰かが言ってこれまたごく自然と仲間に入れてくれた


この時から10年来の友達かのように彼らとバラナシを出るまで遊んでました


なるほど彼らは感じが悪いのではない、むしろ感じが良すぎただけだったのだ

しばらくそこでグダグダして昼過ぎ頃にそこにいた人数人といつものターリーを食べにいった


そして昼寝をして夜に習慣になりつつあるプジャーを見て宿に戻ると喫煙所で賑やかな声が!

なんと飲んでいたのである、、

多少高くはつくがビールを売ってるらしいこの宿は

おれはとうとうユートピアにたどり着いてしまった、、


これまでの強敵達(ラジャとかラジャ)や仲間達の顔がフラッシュバッryc


すかさずビールを受付で購入する


美味い、、美味すぎる、、
この炎天下の中、冷たい水が飲めるだけでも贅沢なことなのに、冷えたビールが飲めるなんて


自己紹介もしないまま楽しい会話が続く
不思議なもんでこの歳にもなると初対面なんて大概仲良くはならないし毎日仕事出会うような人とも友達程の関係にはあまりならないだろう

ごく自然と人と仲良くなるのは本当に中学生以来かもしれない

こんなシーズンオフのインドに来る時点で大いに仲良くなれるなにか見えない共通点があるのかもしれない




話は変わるがバラナシに来た大きな理由は決して自分探し(泥酔)だけではない!

沐浴をしにきたのだ


みなさんガンジスの沐浴をご存知だろうが

この世の全てを垂れ流している母なるガンガーに頭まで浸かると今までの罪があらい流されるという

そう僕が今までやってきたたくさんの悪いこと、僕が今までいってきたたくさんのひどい言葉、涙なんかじゃ終わらないたくさんの出来事を洗い流すために来たのだ


なんとこの宿には早朝沐浴ボートなんてものも予約できるらしく俺はすかさず予約した

あともうひとつある
火葬場を見に来た

見にきたなんていい方、良くないんだろうけどこれについてはまた次書く


そしてまたみんなで楽しく煙草を吸ってまるで10年来の友達の様に永遠とくだらない話をしてました

まあいろんな意味でくだらない話しか出来ないないんだけど

ちなみに自分以外歳上でした
みんな27.8くらい

仕事辞めた人とか仕事してない人とか自分みたいな人とか

でも彼らみんな世界一周やら上級者ばかりでした。中にはコルカタからバイクで来た人もいた、、強すぎるよ、、バイク壊れたからしばらくいるらしい

わざわざバラナシで壊れるなんて、ガンガーは偉大だ


次回
火葬場の炎は幻のよう
老師の教え



余談だが僕は先輩っ子だ
何故なら適当に気の利いた返事をしたりゴマを擦ってれば奢ってくれるからだ(嘘です。思ってないです)
むしろ未だに後輩との付き合い方が難しい
好きなんだけどね