文房具探偵団 | 噺新聞(874shimbun)

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文房具マニアではない。

ただ、小学五年生の孫が文房具にハマっているらしく、文房具のしーさーさんの動画を観まくっているらしいと聞いたり、正月には母親に銀座の伊東屋に連れていってもらい、目を輝かせていたと耳にした。

 

ハマるほどではないにしろ、気に入って使っている筆記具があったり、日記だったり、手帳など、身のまわりにはそれなりのお気に入りの文房具があるものだ。

 

知り合いのLINEでおもしろ気な文具店があると教えてもらい、その場所は月に一度は出向く場所なので、ちょいと覗いてみましょうかと好奇心がムズムズとしてきた。

 

新京成線三咲駅から500mほどの距離であろうか。 はつや(船橋市咲が丘4-24-3☎︎047-447-2222)。

まず一番、店の趣がオシャレ。

こちら、文房具店ですという雰囲気を店構えでは感じない。

買い物客として入っても、店内をいろいろ物色したり、しまいにはカメラを取り出して撮影などとはうまくいくはずがない。ここは正直不動産、素直に店内をいろいろ見させて頂いて、そして商品の写真を撮ってもいいですかと、出てきた女性のご主人かな、にお願いした。即答、どうぞどうぞと、ちょっと嬉しかったな。

 

並べられている筆記具、メーカー名などいいながら説明をしてくれるのだけれど、こちらマニアじゃないし、ただのおじいさん、万年筆はせいぜいパイロットかセーラー万年筆ぐらいしかわからん。

 

でも知らなくても、なんだろう、こちらにもピッピっと感じるものがあるんですね。

これらのどれか、ハマっている孫でなくても、このジイさまも手に入れたくなってきますね。

 

この店、のし袋にもこだわっているようなことをおっしゃっていた。

祝儀袋、数百万円単位を入れるのもあるらしい、言われたとき、それ、見せていただけますか、のひと言が足りなかった。残念。

 

 

下の画像、ちゃんと全身を移していないのは残念。

Kaweco  カヴェコ、この万年筆、たぶん、3万前後はするのではないかと見て思った。

そして気になったディスプレイ、ドイツのSTAEDLER(ステッドラー)、ステッドラー社は1835年に鉛筆工場を設立してできた会社。

その鉛筆の最初の形態がこのようなものだったとしてディスプレイされていた。

鉛筆を知っているのはトンボ鉛筆だったり三菱鉛筆、あとコーリン鉛筆なんていうのもあったけな、それぐらい。

ここの鉛筆、気に入ったので、文房具にハマっている孫に、この鉛筆知っているか、と自慢げにいいながら土産として渡そうと買った。

写真左が、マルスルモグラフ鉛筆、12B〜10Hまで24の硬度がある。¥187也。

製図やファインアート、デザインのプロフェッショナルユーザーから熱い信頼を受けている鉛筆だと。

そして右がマルスルモグラフアクエレル水彩鉛筆。¥242也。

芯の太さがHBあたりの鉛筆の数倍、右が12Bの鉛筆です。

 

思いがけず、文具、探偵しちゃいました。