今年のテーマ、実行します | 噺新聞(874shimbun)

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「落語」のこと、暮らしの中にある「噺」についてなどを集めた、噺新聞

今年のテーマのひとつ、

行ける時、旅をする。東海道五十三次、どこまで行くか挑戦

さっそく行ける時の旅をしてみました。

正月早々、今年の目標、無理なく旅をしてみる。

 

その第一弾、10時東京駅発、特急踊り子7号伊豆急下田行きで、伊東駅まで向かいます。

東京を出て品川、川崎に着くころ、東京駅で買った東京ばな奈の土産品、味を確かめてみた。マドレーヌ、キャラメルクリームで、1個二百円ほど。ミッキーマウス「銀座のキャラメルケーキ」。パッケージ代の方がお菓子より高いのかもしれない。食べてこれなら、木村屋のあんぱんの方が食べた気がするわ、などと毒づいてしまった。

 

今回の一泊旅行。温泉旅館に泊まって、温泉を楽しみ、美味しい料理を食べてみたいと、ただそれだけ。何も調べたり、ああもしよう、こうも、などと思わず、行き当たりばったりで列車に揺られています。

 

列車が小田原に着く手前、窓の左側前方、写っている山頂は小さいが青空に映える富士山の姿がありました。

11時45分、伊東駅着。

家を出て列車に乗って移動してきただけだけれど、減るものは減る、昼時ですからね。ひとり昼食だと迷わずラーメン屋を探しますが、老人一行、駅から近間の手打ちそば屋、手打庵松原へ行ってみた。

蕎麦を待つ間、蕎麦屋の樽酒でまず一杯、そしてたぬき蕎麦をたのんだ。手打ちの蕎麦、うんまい。

 

 

連れ合いがたのんだ天ぷら蕎麦も、天ぷらがかりかりに揚がっている様子、めちゃくちゃうまそう、ひとのものは、美味しいそうに見えてしまうのかね。

写場、なんともいえない響き、歴史を積み重ねた写真屋さんですね。

今はなかなか見かけなくなった、煙草屋さん。昭和の趣きがいっぱい。

キネマ通りで見かけた、きむらや青果さん、伊豆の青島みかん一袋250円は安い。6個入っているので、一個40円ちょっと、思わず買ってしまい、お土産に5kg詰めのみかんも買ってしまった。

 

 

 

知らない街並みをぶらぶらあるくのは、いろいろ発見があり、楽しいものですね。

木造三階建て、その上に望楼のようなものも見える。温泉旅館、東海館が川向こうに建っていた。昭和3年に建てられ、平成9年に廃業、伊東市に寄贈され、平成13年から観光施設になっており、入館料は200円、別料金で温泉入浴もできるようだ。

川のこちら側からこの建物を眺めていると、川に面した窓、窓のガラスが透き通るように磨かれている、そんなことを思いながら、見つめていると、このガラス面を拭いている女性の姿が見えました、あなたの普段からの努力なのね、この透き通った輝きは。

伊東港、すぐそばにあるなぎさ公園に行ってみた。ここには地元出身の彫刻家、重岡健治の製作物のモニュメントが公園のいたるところ置かれていて、海とのマッチングが素敵な風景になっていた。

女「ヒト」

「凛として」

「海の讃歌」

まだ1月というのに梅の花が一輪、二輪と咲き始めていた。

早い時間、14時に宿にチェックインし、これからゆったり温泉を楽しむ時間。

時間はまだまだたっぷりある。湯上りには、これも私にとってあたりまえのビールを呑み、文庫本を読み、そしてこのゆったりした時間を楽しんでみましょう。