令和五年、落語のこと、ふりかえってみる。 | 噺新聞(874shimbun)

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2023.12.27付け毎日新聞東京本社版夕刊掲載紙面より

年の暮れ、こんな記事が落語大好きなジジイには嬉しくなってしまうのです。

 

新聞社の記者には落語に造詣深い記者が必ずいるものなのです。ただ、サラリーマンですから、その存在の波は高くなったり沈んだりでしょうか。

 

読売新聞では記者、長井好弘。朝日新聞はちょっとその波は低くなっているのか、記者の名前が思い浮かびませんが、小原智恵という記者がいますね。スポニチにはずいぶん昔に花井伸夫という、落語まみれな記者がいました。

毎日新聞にはスポニチの花井記者と同世代だったのか、高田城という記者がいました。その毎日新聞、いま、落語の取材、書きまくるヒトが今回ご紹介の記事を書いた、濱田元子記者ですね。この方の落語の記事、くまなく読んでいます。

 

そして、今年、年も押し迫った時に読んだのを掲示したのが、この記事です。

令和五年、2023年の総まとめ、そうだそうだと思って読みました。

 

人間国宝の五街道雲助、この噺家は寄席中心に動いている噺家なので、拝聴したのも指折り数本の数でしょうか。

まさか、小さん、小三治に続いて人間国宝認定になるとは思っていませんでしたね。

ただ育てた弟子の顔ぶれを見ると桃月庵白酒など、錚々たる弟子、師匠、雲助の力を感じます。

 

女性噺家は私の好みからいうと、遠ざけていますが、小朝の弟子、蝶花楼桃花あたり、無視できない存在です。

 

さん喬、権太楼はもう師匠小さんと肩を並べる大御所になっている。

 

令和五年、鬼籍に入った語りべたちも、またいる。  合掌。