Siaの小説置き場(*´∀`)♪ -5ページ目

Siaの小説置き場(*´∀`)♪

小説をおいていきます!
もしかしたらほもーがはいるかも!?
あ、書くときは先に忠告します

「おい…お前」
「お前じゃなくて杏里です。目が覚めた?柳瀬くん」
柳瀬くんの眠っているソファーの近くで本を読んでいると、柳瀬くんの声がした。
どうやら目覚めたようだ。
しかし体はまだ起こすのが辛いのか少し荒い息が聞こえる。
「大丈夫?まだ眠っててもいいよ。あ、少しなにか食べる?」
「…うん。」
こくっとうなずく柳瀬くん。…うん!?
「じ…じゃあちょっとまっててね。」 

「な…なにいまの」
不良って案外かわいい属性なの!?
素直だとかわいくなっちゃうの!?
いやいや、同い年の男の子を可愛いとか私なんか変だよ!
駄目だ…しっかりしないと…。せっかく柳瀬くんが頼ってくれ始めているのに…
気を取り直して私は柳瀬くんのもとへと戻る。
「柳瀬くん、お粥作ったんだけど…食べられる?」
「うん…たぶん。いただきます…あ…れ?上手に食べれない…」
わー/////
なにこれ天使!?
金髪の天使なの!?
「あ…の、杏里…ごめん、上手に食べれなくて…」
熱で潤んだ目で上目使いに見つめてくる柳瀬くん。
どうしよう。私の理性が持たない。
「杏里…?」
「はいっ。」
駄目だよ杏里!柳瀬くんは病人!しかもほぼ初対面だよ!
てゆーか柳瀬くんさらっと私のこと下の名前で呼んでない!?
あざとい…あざといぞ柳瀬くん。
しかしこんな脳内柳瀬くんには見せられないっ
「ど…どうしよっか…?」
「う…お腹すいた…」
柳瀬くん(不良)が上目使いで見てくる。
杏里はどうする?
1 支えてあげる
2 応援する

「あの…食べさせて…とか言ったらダメ?」
「ううん。もちろんっ」
まさかの選択肢が出て食い気味にいってしまった。
というか柳瀬くんはあれなの?
熱を出すと幼児退行しちゃうタイプなの!?
可愛すぎるわ…
大丈夫かな。耐えられるかな、私の理性。

「何かあったら起こしてくれていいからね。」
私はそう言って柳瀬くんの頭を撫でると電気を消して自室へと向かった。
ベッドに寝転がって今日を振り替える。
にしても柳瀬くん可愛すぎるわ。
あれは反則だよね。
「明日は休日だから柳瀬くんの看病は引き続きできるけど…」
柳瀬くんは家に帰らなくていいのだろうか…。
家族と一緒に暮らしたくない人がいるのは知っている。
私は通学の都合で一人暮らしをしているけど、それを憧れるという友達もいる。
「でも…柳瀬くんが言いたくないなら無理に聞かなくていいよね。」
帰りたくないなら別にうちにいてくれてもいいし。 
熱が下がってからも可愛いとは限らないけど。
それでも柳瀬くんの今日の様子を見る限り、どこか守ってあげたい気がしてしょうがなかった。

「ん…なんの音…?」
深夜、リビングの方から大きな物音がした。
柳瀬くん…!?
「柳瀬くんっ」
「あ…杏里…!」
「わっ!?」
リビングにはいると柳瀬くんが飛び付いてきた。
私は驚いて柳瀬くんを受け止める。
てゆうか柳瀬くん、背も高くないけどスッゴい軽いよね…
「ど…どうしたの?」
「う…ごめん。一人だと…なかなか眠れなくって…でも杏里に…迷惑かけまくって…ぐ…だから…はぁ…」
あれ…柳瀬くん…また熱が上がって…
「迷惑じゃないよ。ごめんね、気づいてあげられなくて。私の部屋で寝る?私の部屋、やたら大きなダブルベッドだから。」
「いいの…?」
「うん、もちろん。」

…といったものの。これは結構まずいんじゃないのかな。
高校生の男女が同じベッドで寝てるとかまずいんじゃないかな!?
「ん…すぅ…」
と…とはいえ、今更そんなこと柳瀬くんに言えないし。
「…仕方ないよね。」
今日だけだもん。と自分に言い聞かせて私も眠りについた。