舞台「乱歩奇譚 Game of Laplace」 完結編
怪人二十面相

本日千秋楽を迎えました。


全13公演 満員のお客様 幸せな時間でした。
 


シリーズ三作目にして完結編での出演





乱歩奇譚カンパニー 
キャストの皆様、スタッフの皆様のお力

そして見届けて下さりました
お客様のおかげで今日まで役を演じきれたと思います











少し個人的な思いを




乱歩奇譚の色鮮やかな登場人物たち


彼らは

天才だったり
特出した能力があったり

皆 光り輝く特別な存在に見えます





しかしそんな特別な彼らでも


1人だけで完成された者はおらず
誰かしら何かしらの影響を与え与えられ
存在している。


特別な彼らも 心に闇を宿し
欠けたかけらを埋めようと人を求める


嫉妬 執着 復讐 報復 断罪 を胸に




そんな印象を乱歩奇譚に抱いていました。











僕が演じるハナサキも
自分の存在価値の証明を求める男。





アケチやナミコシ、コバヤシ少年

この物語の登場人物達の存在の一部となりたい
自分はあなた達にとって 関係のない人ではない



自分を見て欲しい
自分を嫉妬してもいい 恨んでもいいから
あなたの感情の一部となりたい




ハナサキとしても
舞台版オリジナルキャラクターを演じる松田としても
この気持ちが凄く強くなっていきました。






「信じる事は見ることだ」


『命』を意味するこの台詞が

とても好きです。






全13公演

この公演を見届けて下さった皆さまがいる

この事実で 僕 ハナサキに
『命』の 存在が証明されました



本当に感謝しています 





シリーズ完結編で初出演 
オリジナルキャラクターとして
何一つ悔いを残さず 公演を終える事ができました



本当にありがとうございました。



乱歩奇譚に関わる全ての人に敬意を表して



松田岳。