ふんわりシフォン -87ページ目

帰る場所

言葉は

捕まえておかないと

吐息と一緒に逃げてしまうよ



君の足跡を辿るように

言葉の旅をする

消えないで

言葉の力は強く

僕をひきつける



生まれた言葉が

君の元へと帰っていく



それは無ではないから

無くなるのではなく

きっと眠りにつくのだろう


またいつか

君の胸の扉が開くまで

積乱雲

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雲が沸き立ち

期待をあおる

張り付いたシャツ

暑くなってる体

冷やすような

雨が欲しい



土砂降りの雨も

空を走る稲妻も

最近お目にかからない



立ち上る雲をつぶして

ここまで夕立を連れてきてよ


涼しさを届けて欲しい

宝箱

ずっと自由に

すっと楽に

言葉を紡いでいけたなら



思いの出てくる場所は

この心しかないのだから



耳を澄ませてみる

きらきらした思いや

やわらかな手触りの

触れていたいものだけ



わたしは集めることにしよう


ここはわたしの宝箱

好きなものしか

しまわない