風船かずら
ふくふくと育ち
さやさやと揺れる
袋の中には
夢が詰まっている
風に揺れてる
袋の中には
白いハートが育っている
風船かずらにも
心があって
たくさんの夢を育てているみたい
たくさんのハートを夢で包んで
風船かずらは揺れている
さやさやと揺れる
袋の中には
夢が詰まっている
風に揺れてる
袋の中には
白いハートが育っている
風船かずらにも
心があって
たくさんの夢を育てているみたい
たくさんのハートを夢で包んで
風船かずらは揺れている
FULL MOON 夜を駆ける 24
しゅるっと風が体を巻いた。
涙でぼやけた目にも、明るい光の球が見える。くるくると球はあたしのまわりを回わって、ぴたりと正面で止まった。
「…覚えておくから。その色も、大きさも」
うなずくように、光の球はその場所で弾み、勢いがついたのか、ぽーんと跳ねあがった。
きらきらと笑うように、かすかに震えながら光は空を目指して上っていった。
許される罪ではないのかもしれない。でもだからこそ、また会える気がした。
この体は埋めてやらなければいけない。けれど重量にしたら二百キロはある体を、あたしが担いでいける訳がない。思案していたら、がさがさと薮が揺れた。
びくりとして振り向くと、熊だった。しかも一匹じゃない…人食い虎の死体を食べさせる訳にはいかない。
あたしの体で、かばいきれるだろうか。じっとりと汗が浮く。
『人目につかない場所まで運んでくれ』
黒い獣があたしと熊の間に割って入ってきた。低い声で熊も答える。
三匹の熊が虎を運びはじめてから、黒い獣に対して疑問が浮かんだ。
「あんたは、何なの」
『獣の王とでも思ってたらいい。説明めんどくさい』
そして獣の葬列に加わった。あたしも慌てて後について行くことにした。
涙でぼやけた目にも、明るい光の球が見える。くるくると球はあたしのまわりを回わって、ぴたりと正面で止まった。
「…覚えておくから。その色も、大きさも」
うなずくように、光の球はその場所で弾み、勢いがついたのか、ぽーんと跳ねあがった。
きらきらと笑うように、かすかに震えながら光は空を目指して上っていった。
許される罪ではないのかもしれない。でもだからこそ、また会える気がした。
この体は埋めてやらなければいけない。けれど重量にしたら二百キロはある体を、あたしが担いでいける訳がない。思案していたら、がさがさと薮が揺れた。
びくりとして振り向くと、熊だった。しかも一匹じゃない…人食い虎の死体を食べさせる訳にはいかない。
あたしの体で、かばいきれるだろうか。じっとりと汗が浮く。
『人目につかない場所まで運んでくれ』
黒い獣があたしと熊の間に割って入ってきた。低い声で熊も答える。
三匹の熊が虎を運びはじめてから、黒い獣に対して疑問が浮かんだ。
「あんたは、何なの」
『獣の王とでも思ってたらいい。説明めんどくさい』
そして獣の葬列に加わった。あたしも慌てて後について行くことにした。
気持ちの真ん中
気持ちはどこにあるのかと問われたら
胸の真ん中を指すでしょう
頭は体を制御する
意識しなくても
呼吸をして
食事を消化、吸収して
赤血球を作りだし
血やリンパを張り巡らせる
ドキン ドキン
体が自分の細胞を守る
細菌から病気から
意識しない体の機能で
わたしは生かされている
のんびりと思索に耽るのも
細胞が血液がわたしを生かしてくれているから
生かされていて
好きなことをできるのは
とても幸せだ
幸せを感じるのは
心で胸なんだよ
あったかくするのも
冷たくするのも
求めるままに
胸の真ん中を指すでしょう
頭は体を制御する
意識しなくても
呼吸をして
食事を消化、吸収して
赤血球を作りだし
血やリンパを張り巡らせる
ドキン ドキン
体が自分の細胞を守る
細菌から病気から
意識しない体の機能で
わたしは生かされている
のんびりと思索に耽るのも
細胞が血液がわたしを生かしてくれているから
生かされていて
好きなことをできるのは
とても幸せだ
幸せを感じるのは
心で胸なんだよ
あったかくするのも
冷たくするのも
求めるままに