ゆらり
もどかしい
視線も言葉も
もどかしい
腕も
不安になったり
怖いのは
嫌われないかと
思うから
自信がないと
不安になって
踏み出す一歩が
出てこない
永遠の前に
一瞬でも
わたしを想ってほしい
一瞬を重ねていけると
信じさせてほしい
心は揺れる
信じたいから
視線も言葉も
もどかしい
腕も
不安になったり
怖いのは
嫌われないかと
思うから
自信がないと
不安になって
踏み出す一歩が
出てこない
永遠の前に
一瞬でも
わたしを想ってほしい
一瞬を重ねていけると
信じさせてほしい
心は揺れる
信じたいから
月が満ちるまで 噴水 7
「声出してこうぜ」
「おう」
もう一度、こちらのボールから始まる。ロングパスの警戒からピッタリガードがついている。
短くパスを入れ、ドリブルで攻めあがる。
相手はパスカットが上手くて、味方へのパスも通らないことが多かった。
そのことがスコアにもあらわれていた。6点差。シュート3本分。
「ハルくん、頑張ってるね」
ちょうどハルにパスがまわり、ガードを抜くためにくるっと大きく回った。
「ほかに頑張ること無いから、いいの」
ふふっと風花が笑うのがわかった。
「こーゆーちはや、初めて見た」
「なにが」
「熱くなってる、ちはや」
そう。
何かを頑張るなんて、カッコ悪いとか思ったわけじゃない。
ただ、あたしにはそんな何かが見つからなかった。なんとなく生きてきて、毎日が楽しかったらいいなってくらい。
でも、楽しいってなんだろ。
ふざけてイタズラして、コンビニで新しいお菓子を買って…
なんとなく、そんな毎日で。
好きってことを突き詰めていったら、楽しくてたまらない毎日になるんだろうか。
今よりもっと、笑ったり泣いたりするんだろうか。
「よかった。試合が見れて」
「まだ終わってないし」
「でもね、よかったよ。ちはやとハルくんや渡辺くんの試合が見れて」
柵にくっついて覗きながら、そう思う。
「風花がいてよかったよ」
まだまとまらない自分の気持ち。感情だけの言葉だって聞いてくれる相手。
いつか、もっとちゃんとした考えが浮かんだら風花に話そう。
今は目の前の試合を見たい。
宮原や渡辺がどうするのか知りたい。
「おう」
もう一度、こちらのボールから始まる。ロングパスの警戒からピッタリガードがついている。
短くパスを入れ、ドリブルで攻めあがる。
相手はパスカットが上手くて、味方へのパスも通らないことが多かった。
そのことがスコアにもあらわれていた。6点差。シュート3本分。
「ハルくん、頑張ってるね」
ちょうどハルにパスがまわり、ガードを抜くためにくるっと大きく回った。
「ほかに頑張ること無いから、いいの」
ふふっと風花が笑うのがわかった。
「こーゆーちはや、初めて見た」
「なにが」
「熱くなってる、ちはや」
そう。
何かを頑張るなんて、カッコ悪いとか思ったわけじゃない。
ただ、あたしにはそんな何かが見つからなかった。なんとなく生きてきて、毎日が楽しかったらいいなってくらい。
でも、楽しいってなんだろ。
ふざけてイタズラして、コンビニで新しいお菓子を買って…
なんとなく、そんな毎日で。
好きってことを突き詰めていったら、楽しくてたまらない毎日になるんだろうか。
今よりもっと、笑ったり泣いたりするんだろうか。
「よかった。試合が見れて」
「まだ終わってないし」
「でもね、よかったよ。ちはやとハルくんや渡辺くんの試合が見れて」
柵にくっついて覗きながら、そう思う。
「風花がいてよかったよ」
まだまとまらない自分の気持ち。感情だけの言葉だって聞いてくれる相手。
いつか、もっとちゃんとした考えが浮かんだら風花に話そう。
今は目の前の試合を見たい。
宮原や渡辺がどうするのか知りたい。
雨あがり
雨が降って
雨が降って
春の雨は恵みの雨
冬に枯れてしまって
しょんぼりしていた鉢から
緑の芽を呼び出した
この鉢には
春は来ないんじゃないかって
勝手に思っていたのに
気がつけば 緑
世話しなくちゃなんて
思いあがりかもしれない
自然のなかで
生きるものは
与えられた天の恵みで生きている
与えられた雨で
芽吹いていく
新しい緑が
すこやかに伸びていく
雨が降って
春の雨は恵みの雨
冬に枯れてしまって
しょんぼりしていた鉢から
緑の芽を呼び出した
この鉢には
春は来ないんじゃないかって
勝手に思っていたのに
気がつけば 緑
世話しなくちゃなんて
思いあがりかもしれない
自然のなかで
生きるものは
与えられた天の恵みで生きている
与えられた雨で
芽吹いていく
新しい緑が
すこやかに伸びていく