ふんわりシフォン -238ページ目

月が満ちるまで 噴水 13

選手の交代でリズムが変わった。少しづつ押されて、防げないシュートが決まっていく。

勢いは相手チームに移ってしまった。




ため息をついて、仕方ないよねと風花が言った。

一番悔しいのは宮原だろうな。頑張るのと無理してるのは違う。頑張って頑張って無理してたなら、それはダメだ。

いつか壊れてしまう。






更衣室やトイレのある一角に自販機の置かれたスペースがある。

風花と一本づつスポーツドリンクを買って、宮原と渡辺を待っていた。

何人か連れだって帰っていくのに、なかなか二人は来ない。握り締めている飲み物がぬるくなってしまいそうな気がする。落ち着きなくペットボトルを握っていたら、熊みたいだと笑われた。

「大丈夫だよ、ケガしてないみたいじゃない」

「そうだけど、すぐには痛くならなかったかもよ?」

後で痛くなったりしてないのか…

「そんなに心配しない」

「でも」

「気になるなら、直接聞けばいいじゃない」

「もうっ聞けないから気になるんじゃない」

ほら、と風花の視線が流れる。視線を追って振り帰って見て恥ずかしくなる。

宮原がそこにいた。少しだけ笑って。口はきゅっと笑いの形なのに、目は悲しみが混じっているみたいだった。おだやかな水面のように伺えないものがあった。

コーラル

コーラルピンクってどんな色ですか?

人に聞かれて、珊瑚の色ですよ。オレンジとピンクの間くらいです。

そう答えた。





温かみを感じる色で、好きな色だった。

ペチュニアにあったコーラルピンクをこんな色だと言いながら、別のことを考えていた。




恋がピンクなら
愛はオレンジで

混ざりあうコーラルピンクはどっちつかずだね





恋なく愛には至らず

執着でしかない想いなら

何を思う なにを考える?

オークション

ふんわりシフォン-100425_160714.jpg

またしても頂き物。

わたしは、忘れな草やオダマキなど優しげな花が好きなのです。

花の売り子の手伝いをすると貰うのですが、可愛いでしょう(*^-^*)

左隅に映っているオダマキは、オリガミという種類で西洋オダマキよりガク?の部分がぴんと開いて華やかです。

姫ウツギの咲いている寄せ植えが寂しいので、植え替えるつもりです。




しかしね…

市の主催の催しなのですが、そのオークションは、出展者から花の寄附をつのるんですね。まだ、そこまではいいとしても…

オークションするとお客様が来なくなりますけれど、オークションで安く買えたら楽しいでしょう。

しかし、気に入らないのはここからでオークションなので金額を叫ぶ訳です。最初は100円。まぁ無難にはじまります。最初のうちは300円、500円くらいであがります。しかしすぐ1000円。段々と1000円コールが早くなる。

もう出品が半分すぎる頃には100円から1000円にまで跳ぶ。



これはどう見てもサクラがいるとしか思えない。市のほうは元手もかからず、丸儲けなくせにがめついんじゃないでしょうかね?

プラコンでいろいろ取り合わせて12~16鉢くらいでしょうか。知ってる者が見たら原価がわかりますから、高いねってことになりますけれどね。

実際ほとんどが1000円以上のコールで買うはめになってるんですからね…



わたしの手伝ったとこはペチュニア3ポットで200円でした。コンテナ15入りなら1000円ですけど、オークションでは1500円なかには2000円くらい。種やら挿し木で育てた苗なので、これは良心価格の安い方ですけどね。




寄附なんだから金額を吊り上げなくてもいいんじゃないかな…

そう思います。