ふんわりシフォン -232ページ目

問い

明かりの灯りだした、レストランの食卓で

「好きな食べ物はなに?」

ほんのささいな問い掛けだった。

ただ単にメニューを決めるための問い掛け。なのに心が騒ぐのは何故だろう。

あなたが知らないことは、沢山ある。興味がなければ心に残ることすらない。風がそよいだように、通りすぎる。

口にのぼりかけ、噛み潰した。



変わってゆくかもしれないもの。一方で、決して変わらない物。

服の襞をあるべき形になぞらえて、それが意味があることのように振る舞う。

とても簡単な問い掛けなのに、息をつくのでさえ憚るように考えてしまう。

なにか格好つけようとしてるみたいに時間をかけしまって。考えてみた、たわいないお菓子の名前を口に出来ずに。

ぽっかり取り残される。

すぐに忘れてしまうなら、何を言っても良かった。そのことに気付くのが少し遅かった。

沈黙は始まった会話に掻き消される。何事もなかったかのように。

ほんの瞬きの間の逡巡。聞いていなかったふり、聞かなかったふり。

会話は続いていく。表面を撫でるように。

昔聞いたこと

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昔、母が結婚するときに、父が言ったそう。


お互いの悪口を子供に言うのは止めよう


長く連れ添っているから、しょっちゅう聞いているけどね。
そう思ったら、いざこざがあっても文句を言っても、一緒にいることが凄い気がしてきた。



映画、てぃだかんかんは実話だそうで、珊瑚再生を実現した旦那さんは凄いけれど、支えた奥さんが、実は物凄い。

旦那さんを信じて、支え、子供達に『お父さんは、お父さんにしか出来ない凄いことをしている』と言う強さ。

子供だって親を尊敬しているのが見てとれて、改めて親の存在の大きさを感じました。

わたしが見たのは映画公開に合わせた、ご本人のインタビューでしたが、夫婦の絆を感じられる映像でした。
笑いながら『奥さんいなかったら、オレは駄目だった』その言葉がいつまでも胸に残りました。

厳しいことに耐えてきた奥さんは眉間にしわがありながらも、一番の理解者で協力者だったのですね。



映画見たら泣いてしまうね。思いだしても涙がでるものね。
意思を貫くことと、理解してもらうこと、支えること。そんな様々な感情の詰めあわせ。



知らないことは、いっぱいあるね。






写真はモッコウバラです。花瓶にいける際に切り落とした枝を、小さくまとめました。
枝ぶりが大きく写真横になるし、花は裏になってしまうのでこちらをアップ。

満開なので少しの風にも散りますが、散り敷いた花もまたいいものです。

完璧な幸せ

不用意な発言で落ち込んでたり
屈み込むのは次にピョンと跳びあがるためかもね

わかり合うために
話しあうのに
すれ違いがあったりね

すべてわかり合えたなら



完璧な幸せ?



違いがあるから良くて
違いがあるから惹かれる

違うから
あなたと わたしなんです