FULL MOON 夜を駆ける 12
山の木々を透かして松明が揺れる。
風のようなこだまが繰り返し山を渡る。
連れ帰った小さな子供達は、迎えに来た家族に連れて行かれ、ハンはまた山へ大人を案内していった。
ほーいほーいと呼ぶ声は、ふくろうのようで遠い。
何度も同じことを聞かれ、同じ話を繰り返し…苛立ちと怒りを噛み殺すのに、つかんでいた膝はあざと引っ掻き傷が出来ていた。
ずきずきと耳が疼く。
考えなしに口から言葉が飛び出して、このざまだ。
村外れにある家までは、スヒョンがいなくなった噂は届いていないのか、父は迎えに来なかった。
いくらなんでも夜まで帰らないのなら心配してもよさそうなのに。
月が明るく道を照らし、虫の鳴き声がする。
心配事さえ無かったら、いつまでも歩いていたいような、さらりと乾いて温かい秋の夜だった。
ふいに虫の鳴き声がやんで。重苦しい重圧を感じた。
染みが広がるような不安が纏わり付いてくる。この感覚を知っている…背後が気になり、振りかえり見ても何もない。
ほっとして向き直った先に、山にいた獣が、半ば道に踏み出すようにしてこちらを見ていた。
風のようなこだまが繰り返し山を渡る。
連れ帰った小さな子供達は、迎えに来た家族に連れて行かれ、ハンはまた山へ大人を案内していった。
ほーいほーいと呼ぶ声は、ふくろうのようで遠い。
何度も同じことを聞かれ、同じ話を繰り返し…苛立ちと怒りを噛み殺すのに、つかんでいた膝はあざと引っ掻き傷が出来ていた。
ずきずきと耳が疼く。
考えなしに口から言葉が飛び出して、このざまだ。
村外れにある家までは、スヒョンがいなくなった噂は届いていないのか、父は迎えに来なかった。
いくらなんでも夜まで帰らないのなら心配してもよさそうなのに。
月が明るく道を照らし、虫の鳴き声がする。
心配事さえ無かったら、いつまでも歩いていたいような、さらりと乾いて温かい秋の夜だった。
ふいに虫の鳴き声がやんで。重苦しい重圧を感じた。
染みが広がるような不安が纏わり付いてくる。この感覚を知っている…背後が気になり、振りかえり見ても何もない。
ほっとして向き直った先に、山にいた獣が、半ば道に踏み出すようにしてこちらを見ていた。
お花見の自粛
ブログネタ:花見や花火大会の自粛、どう思う? 参加中私は自粛しなくてよい派
個人的に桜は好きで楽しみにしているので、自粛しないにしてみました。
どんちゃん騒ぎをする訳でなく、花の写真を撮ったり川辺の桜を見ながら歩くといった楽しみかたならいい気がします。
花見に出る屋台がないのは寂しいですが、純粋に花を見ることができます。
お金を使うことを控えてばかりいたら、活気がなくなってしまいますね。
ちょっとしか見れなかったのですが、伸介さんの番組で被災地の方が
『人が楽しんで笑顔でいることをひがむなんてしない
そこまで落ちぶれていない』
というような言葉を言っていて、全ての人がそうだとは言えないものの、そんな考えの人がいるのだと思いました。
きっと頑張っているんだろうな。落ちぶれるという言葉に、人間としての尊厳というかプライドを感じました。
凛として生きる
武道をしている人のしゃんとした佇まいを思いおこします。
自分ひとりで生きている訳じゃない。頑張りすぎず、助けてもらうことも大切。
もちろん助けることも、出来るならいいけれど。阪神淡路の経験が生きるように、この経験がいつか生きるかもしれない。
今は力を蓄えて、来年の桜をみんな笑顔で見たいです。
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花見や花火大会の自粛、どう思う?
・自粛すべき・自粛しなくてよい