ふんわりシフォン -109ページ目

Photo これから

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気が付けば鉄塔が建っていました


まだ送電線の張られていない鉄塔です


まだ働いていない
ぴかぴかな鉄塔

これから隣やその隣と

いくつも連なる鉄塔が送電線で結ばれ活躍してくれるはずです

もう隣の鉄塔まで送電線が来ていました


こんな姿も見納めです

夏にむけて活躍してね

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庭のイチゴの花が咲きました。



蔓を伸ばしてイチゴの絨毯を作っています。

今年はたくさん食べられそうです。アリにかじられる前に食べなくちゃね(笑)

FULL MOON 夜を駆ける 13

こいつだった



じわりと汗が滲むのを感じる。村外れなここでは、叫んだ所で誰も来てくれないだろう。

気付いたとしても間に合うはずがない。獣との距離はほんの数メートルしかない。

「あたしを殺しにきたの」

歯を食いしばって言葉を押し出した。


『お前は使えると思ってな』


風が筒を抜けるような乾いた音がする。それが獣の声で、被さるように、頭に声が響いてくる。

「何に使うつもり」

背中を冷たい汗が伝う。

『言う必要があるのか』

くくっと喉の奥で笑いがおきる。主導権は獣にあると言われている。その腕のひと振りで、あたしなんて吹っ飛ばされてしまうだろう。

「スンホンを何処に連れて行ったの。返して」

ひたと真っ正面から瞳を据えてこちらを見た。

『それは俺の仕業だと言うのか』


明らかに不快な声が、喉の奥から漏れる。

『恩知らずな奴だな。知らないとはこうも厚かましくなれるものか』

「それなら教えてよ。スンホンはどうしているのか」





獣が視線を逸らした。その先にスンホンが立っていた。

『どうやら来たようだ』

「スンホン」

どうして。


駆け寄ろうとした足が、ほんの数歩でとまる。いや、駆け寄ろうとしたのに、近づかない。