親バカになりたい | きょうだい児で、毒親育ちで、バツイチです。

きょうだい児で、毒親育ちで、バツイチです。

柴田真帆と申します。
アンジェルマン症候群の兄様がいて、
過保護・過干渉の毒母を見送り、
モラハラ&パワハラ夫を捨てました。

 

昨日、うちの下のわんこの術前検査、血液検査を受けに

かかりつけの病院へ行ってきた。

 

血液検査の結果を待っている間に

フレンチブルドッグ(男子)が来院した。

 

わっち、本来好きなタイプは

ぶちゃかわ系である。

 

シーズー、ペキニーズ、フレンチブル、ブルドッグ、

ボクサー、セントバーナード、凛々しくない秋田犬

何となくボヤッとした抜けた顔の子が好きなのだ。

 

そんなわっちの好みを完璧に体現した子が現れた。

 

「ちょっと待ってもう、モロ

好みなんですけどっ…」

 

とは思っても、よそのわんことのコミュニケーションも

ちょっと憚られるご時世である。

 

増してや、わっちの膝の上には

ウルトラハイパー内弁慶の下のわんこが

鎮座なされているわけで。

 

ところがそのフレンチブルくんが、

飼い主さんに制されるほど

こちらに興味深々なのだ。

 

わっちの目線で言うと、

ちょうどフードの陳列棚に隠れるような位置にいる

フレンチブルくんが、棚の陰から顔半分だけになっても

こちらを一生懸命見ようとしている。

 

うちのわんこを見ているのかとも思ったが

明らかに、わっちと目が合う。

リードが少し緩むと、じわりじわりとこちらに寄って来る。

飼い主さんに制されて一旦は引っ込むが

また棚から顔半分だけ出して、わっちを見つめている。

 

思わず、笑ってしまった。もちろん声は出さずに。

 

何か、わっちに興味が湧いたんだろうなぁ。

嬉しいことだ。

 

ところがそれを察知したのか、下のわんこは

「何見てんだオマェ、ゴルアァ!」

とばかりにガウっている。


いやいや、全然、迫力ないし。

アンタ、しょせんマルチーズよ。

フレンチブルに敵うワケないから。

 

向こうのブルくんは、まったく気にする素振りもない。

相変わらず、飼い主さんの隙をついては

じわりじわりと棚の陰から顔を出してくる。

 

誰も気づいていなかっただろうが

わっちはこのブルくんの行動に

ものすごく救われた。

 

下のコの手術が、今度の土曜日。

採血検査の結果とか、エコー検査の結果が

手術に影響しないとも言い切れない。

わっちは少なからず、緊張していた。

 

そういう、ココロがざわざわしている時に

フレンチブルくんの存在はわっちにとって救いだった。

 

ぶちゃかわ系が好きとは言っても

結局、ウチの子が一番だと、思う。

 

毒母が連れて来た子たちだが

 

やっぱりどこのヨークシャテリアより

ウチの子が一番美男子

だと思うし

やっぱりどこのマルチーズより

ウチの子が一番イケメン

だと思う。

 

親バカなんだと、思いたい。

この子たちの、今の「親」はわっちなんだと。

 

手術の日程が、迫っている。

入院期間も、長くなりそうだ。

 

どうか無事に、悪いモノが取れて

今よりも元気に…

 

いや、今より元気になったら

上のコがますます大変になるな。

 

悪いモノが取れて、無事に回復して

みんなでまた、大きな公園で楽しくお散歩できますように。

 

夏が過ぎて、涼しくなった秋ごろには

みんなでドライブお散歩に行きたい。