我が家の目の前の公園には、隔週土曜に市民図書館でやっている

「移動図書館」が来る。

 

冊数はそりゃ少ないが、色んなジャンルを網羅した本を積んで

やって来る。

 

わっちが利用し始めたのは、毒母の介護中のことだ。

目の前なので、歩いて10秒である。

 

サッと行って、ちょちょっと見て、数冊借りる。

毒母の介護の合間に、読む。

 

毒母に呼ばれたら、何か挟んで枕元へ行けばいい。

 

公園で本を選ぶ間の、ほんの10分15分は

わっちにとって貴重な時間だった。

 

並ぶ本のタイトルや、作家さんの名前を見て

ペラペラとめくって、借りる。

 

しかも、結構な冊数を借りられるのだ。

10冊だったか、結構、大量に借りられる。

 

本を買うのと違って、絞り込む必要がない。

気になるもの、興味があるものをドンドン選べる。

楽しい…。

 

家で読んでみて、思うような面白さでなかったとしても

後悔はない。

だって無料だもん。

 

気になる部分だけ、家でつまみ読みしたって問題なしだ。

 

わっちが本を借りる前に、ペラペラと中身を見るのは

内容の確認ではない。

 

字体の確認である。

 

わっちは好きな字体と嫌いな字体がある。

なに体かって言われるとよくわからないのだが

「た」の字のカタチに結構コダワリがある。

 

料理本とかはそんな字体とか気にしないが

エッセイとか小説は気にするタイプである。

 

子ども用の本も充実していて、

最近になって何とは無しにのぞいてみたら

懐かしの「妖怪」系。

テッパンの水木しげる本。

 

ソッコー借りた。

わっちが小学生の頃、ドはまりしてメチャクチャ読んだような

鬼太郎大百科的なヤツ。

 

改めて読んでも、おもしろい。