下のわんこのCT検査を受けにいったとき、病院の待合室は

だいたい二人連れだった。

 

で、そういうときに共有できる存在がいるのはいいなぁ

なんてことを言ったけれども。

 

 

何でそう思ったかと言うと

我が家には上のわんこもいるからだ。

 

下のコだけ連れて出かける(といっても病院なんだが)ことに

後ろめたさというか、ごめんねって気持ちがあった。

もうひとりいれば、わんこもひとりずつ分担できるのになぁ、と。

 

それと、今回の兄様の搔き傷抉り事件とか

下のわんこの肝細胞ガンのこととか

わっちひとりでは考えが偏ってしまう分

別な意見も聞けたらいいのになぁ、と。

 

だからといって、もうひとり居ればいいのかっていうと

そうでもない。

 

ちゃんと兄様のことやわんこたちのことをわかってくれて

思いやってくれる存在でなければ意味はない。

 

だからやっぱり、わっちはひとりがいい。

 

もうひとり居たとしても、真剣に兄様やわんこたちのことを

考えられる人間でなければ意味がない。

 

そしてわっちの性格上、同じ家の中に他の人間がいたら

そっちにも気を遣う。

 

わぁ、考えただけで

めんどくせぇ。

 

どうせわっちひとりでやるんだから、やっぱり

ひとりでいい。

 

思考の偏りという欠点をわかっているのだから

そこを柔軟に考えるよう心掛けていけばいいだけだ。

 

兄様にも、わんこたちにも、途方もないほどの

愛情を持っているつもりのわっちだが

 

ケガをしたり具合が悪くなったりしたとき

ひとりで回すのは大変だなぁ、とも思う。

 

兄様が具合悪くなったりしたのと

わんこたちの具合悪くなったりしたのが被ったら

 

わっち、どうする??

 

なんてことを考えていると、毒母に思いが至る。

 

全部、丸投げして逝きやがって。

 

いや、この状態で毒母まで生きていて

介護を続けていたとしたら多分

兄様のドライブ面会にも行けなかっただろうし

下のわんこの通院もままならなかっただろう。

 

何だったんだろうなぁ、あの毒母って存在は。