よくやった、と自分を褒め称えつつ

モラハラ元夫を斬り捨てた一番の理由は

自分のため、ではなかった。

 

そもそもモラハラ元夫と結婚した理由も

自分のためではなかったのだから

わっちとしては正直、何の違和感もなかった。

 

毒母が気に入ったから

兄様と上手くやってくれたから

ジナンだったから

 

っていうだけで結婚したのだから

 

我が父が亡くなってモラハラ元夫が豹変した日にゃ

毒母とモラハラ元夫の間で

わっちのメンタルはめちゃくちゃだった。

 

わっちのココロを

モラハラ元夫がおろし金ですりおろして

毒母が粗塩を揉みこむ

という、恐ろしい連携プレー。

 

あんたたち、いったいわっちを何だと思ってたんだ。

あぁ、それはいいや。

知りたくない。

 

でもこれって、一般的には

姑勤めをする嫁のポジションが

多く経験する地獄じゃないのか。

 

せめて連携プレーは解除したい。

 

で、どっちを捨てるか。

 

毒母を捨てるとなれば

これから先の我が父のご供養

そして兄様のこと

併せて捨てることになる。

 

毒母ひとりでは不可能だ。

 

モラハラ元夫を捨てるとなったら

 

……

………

何も問題なし‼

 

決断は早かったが、相手は

政治倫理審査会に引っ張り出されたとしても

何だかわからない最もらしいことを声高に言えるような

そういう口達者…もとい弁舌家である。

 

わっちのような感情で生きている人間に

太刀打ちできる相手ではない。

 

自分のメンタルをも食いつぶして

薬を飲みながら、必死の牛歩戦術で勝ち取った

離婚という勲章だ。

 

まだ、自分を大事にするとか

自分に優しくするとか

そういう感覚には慣れていない。

 

だが、必要なことを必要なときに

わっちの意思で出来る、というだけでも

今、わっちはとても恵まれた環境になったと思える。

 

わんこが具合悪くなったら病院にすぐ行ける。

兄様がケガをしたら、その状況について

説明を受ける時間も確保できる。

 

予約制ではあるが兄様のところに行けて

車に乗せることが出来る。

 

もしもモラハラ元夫との結婚生活が

無駄に続いていたとしたら

これらの当たり前のことさえ出来なかっただろう。

 

つくづく思う。

おひとりさま、

さいこおぉぉぉう!(*^^)v