本日、兄様のドライブ面会に行ってきた。

宣言通り、兄様の子分ふたり

わんこたちも同行してのドライブだ。

 

実質4年ぶり、わんこたちの時間軸で言えば20年ぶりの再会となる。

 

どんなにか感動的な再会になるんだ

 

ちょっとワクワクしていた。

なんか普段聞いたこともないような裏声で

ヒンヒンキュンキュン言っちゃって、

車用のケージから飛び出さんばかりになるんじゃないか、と。

 

全然そんなことありませんでしたっ。

 

ふたりとも、ふっつーに、いつも通りに、

「あ、今日は一緒なのねー」

くらいなもんで。

 

完全に忘れてたら吠えたりもするはずだが

そんなことも全然なくて、

いたって、普通。

 

むしろ兄様の方が嬉しそう。

 

お外を真剣に眺めていたかと思えば

隣のシートに座る兄わんこを見て

「ニヤッ」と笑う。

 

「兄様、今日はわんこたちもいるね?」

信号待ちで声をかけると、また隣のシートを見て

ニヤッと笑ってわっちを見る。

 

車に乗る前は、何がおもしろくなかったのか

わぁわぁ声を出して文句を言っていたくせに

ドライブに出かけたら「ピタリ」と止んだ。

 

帰り道にルームミラーで後部座席を見たら

兄様、白目剥いて船漕いでた(笑)

 

出がけにわぁわぁ言ってたのは、眠かったのだ。

車に乗って舞い上がったものの

程よい揺れを感じてだんだん眠くなってきて

でもせっかく車に乗ってるんだから

外を見たい、いろんなもの見たい、でも

 

ね…む…いぃ……

いや…寝たくは…ない…っ!

 

という本能と欲求がぶつかり合った結果

白目剥くっていう、ね。

 

今晩は、ぐっすり眠ってくれるといいな。

 

わんこたちもいつもと違う1日で疲れたようだ。

わっちの布団の上で、すでに爆睡モードである。

 

 

こうして兄様のところへ行って

充分に楽しませてあげられたなってとき

わっちはすごく、精神的に満たされた気持ちになる。

 

言葉がない分、表情や雰囲気で汲み取ろうとするのだが

「楽しい、満足」

というのが兄様から感じられたときの帰り道は

わっちも満足感というか達成感に満ち溢れている。

 

面会も、2週間に1回という縛りから

1週間に1回に短縮された。

 

ソッコーで来週に面会予約、ブチ込んだよね。

待ってろ兄様。

当分、毎週木曜日は面会日だ。