先日、パートナーとお年玉の話になった。

 

彼の弟は結婚して男児をもうけ、すでに家も建てている。

すげぇな、ジナン。

で、そこの長男坊 パートナーから見たら甥っ子に

進呈する「お年玉」の話になった。

 

お年玉って喪中でも出すモンなの?

素朴な疑問として訊いてみた。

 

関係ないんじゃないの

と、パートナー。

 

親戚付き合いほぼ皆無のわっち、

恥ずかしながら未だ「お年玉」ってヤツを

出したことがない。

 

「お年玉に喜んでんのも今のうちだよ。

どうせ手だけ出して“よこせ”みたいになるんだからさ」

 

マジですか。

もしそんなお年玉要求のされ方したら、

わっちは間違いなく

ガキの手が腫れるか折れるかの勢いで

ひっぱたく。

 

と言ったら

「いやいや、それはないけど」

なんてパートナーは笑ってたが

それはこれから先、なってみなきゃわかるまい?

 

この先、絶対に正月にジナン家族とは

顔を合わせないようにしておかないと。

わっち、何をしでかすかワカラン。

 

 

この時、パートナーには言わなかったが

ほぼ同じような光景を、

わっちは見た覚えがあった。

 

あまりにも不快な記憶で、

すっかり忘れていたのだが。

 

 

モラハラ元夫の実家には義両親と

義兄夫婦に子ども2人が同居していた。

姉弟の組み合わせだ。

 

その弟の方が、初めてわっちと顔を合わせたときの話。

 

わっちは一応、巨大な猫をがっつり被って

とんでもない愛想笑いとともに

「初めまして、○○くん♪」

と挨拶した直後のことだ。

 

あの餓鬼は、まさにカタカナのガキではなく

文字通り、餓鬼だった。

挨拶よりも何よりも先に、いきなりわっちに

ガッと右手を突き出し

 

「お金ちょうだい!」

 

と言ったのだ。

 

こんにちは、でもなければ

人見知りしてささっと逃げるでもなく、

いきなりの金銭要求である。

 

さすがのわっちも面食らったが

面白半分で

 

「ごめんねぇ、持ってないんだ~」

と、いかにも申し訳なさそうに言ってみると

 

「ちっ(-_-メ)

 

聞こえるように舌打ちをして走り去って行った。

 

…いったい、何の洗礼を受けたんだ?わっちは。

 

向こうの両親も、長男の嫁さんも

「あ~も~(笑)」

って言って、完全に笑ってスルーしてる。

 

もともと金の話が大嫌いだというのに

小学校にも上がってない餓鬼が

まさかの初対面でのお布施要求。

 

おかしいだろ。

 

いや、もらえるとも思ってなかったのかもしれないが

それにしたって「こんにちは」代わりの

「お金ちょうだい!」って…(-_-;)

 

かろうじて愛想笑いするのがやっとの状態だった。

 

 

いろんなことが終わって

解放されているような気になっているわっちだが

こういうふとした会話で、嫌な記憶が蘇る。

 

あの時の餓鬼も、今は多分ハタチぐらいか。

 

あのモラハラ元夫の血縁があって

幼稚園児ですでに金に執着しているような子が

いったいどんなオトナになるのか

ある意味、恐怖しかない。

 

モラハラ元夫の家系の

ウルトラハイパーソトヅラヨシヲ気質を

色濃く受け継いだとして、金への執着も半端ないときたら

ホ●トにでもなったら即ナンバーワンなんじゃないか。

 

うわぁ…

 

怖い…っ!(~_~;)