全部。
だって、わっちひとりなんだもの。
最期は全部ひと任せにするしかない。
そのかわり、始末するものの量を減らしておくことが
せめてわっちにできること。
余計なものは持たない。
捨てるべきものはすぐ捨てる。
リサイクルできるものはリサイクル。
出来るだけ人様の手を煩わせることのないように
今から整えておく必要がある。
ただ、どうにもならないのは我が身だ。
まさしく、わっちのカラダ。
今、関心があるのは“献体”だ。
どうせ弔ってくれる人もいないのだから、最期に自分の
身体をどうするかって話だ。
まだ詳しくは調べていないが、役に立つなら使ってほしい。
こんなわっちでも、役に立つなら嬉しい話だ。
ただ、これからうちのわんこふたりを見送って、
兄様を看取ってお墓に納めて、ひと段落したら墓じまいをして…
からの話ではある。
これがもし、今が今、ガンに冒されたりしていたら話は別だ。
治療云々の前に、なすべきことが前倒しで襲ってくる。
なるべく、人様の手を煩わせることのないよう、
心がけていくのが「おひとりさまの生きる道」なのかな。
と、思う。