ある女性が来ました。
カウンセリングを受けにです。
その女性が言うのには、霊が取り憑いていて、婚期が遅れている。だから取ってくれと言うのだ。
こういったクライアントは、とても多い。
簡単に取ってくれと言うが、それでは霊も物扱いである。
彼女の婚期が遅れているのは、本当に霊のせいなのだろうか?
人の心は写し鏡とし、現実を創造し続ける。
取ってくれなどと、と他人。いや他霊を物扱いしていることが、何かの影響で写し鏡となって婚期を遅らせた原因では無かろうか?
僕は、そんなふうに思いました。
で、何で霊が憑いていると思っているのですか?
僕はそう聞きました。
すると彼女は、こう答えた。
霊能力者に見てもらって言われました。
だったら、その霊能力者に徐霊してもらえば良いじゃないですか。
僕は霊能力者として、とても低レベルですよ。
(笑)
事実、そうだと思う。
よく、同業者の霊能力者の僕への誹謗中傷は、僕は人間が出来ていない。感情を抑えられないから、会員たちは付いて来れない。
僕としても、面目無い話である。
でも、自分を抑えなければならないこともあって。それは僕にはとても大きな問題で、そのことは僕にとってはとても辛い。
男性なら、わかると思うが、寝る前には必ず女性のヌードや水着などの写真を見ないと眠れない。
朝、目が覚めて、やっぱりそこに女性のヌードや水着が無いとダメなのである。
女性を感じていないと、朝も明けぬ有り様だ。
男性なら、誰もがわかると思うが、性欲を抑えるのはとても大変な精神的な労力を使う。
今まで付き合ったパートナーも、僕の愛には付いて来れないことは、僕にもよくわかっている。
僕は恋人が出来る度に、自分の愛を抑えることを学んだ。
我慢すること、相手に愛を表現しないことが、愛なのだと思うしか僕には無かった。
愛とは我慢。
表現しないこと。
これはとても辛い、人生の修行なんだと僕は思う。
そんな男ですから、全然恋愛に関してはダメなのです。
皆さんに、人間が出来ていないと言われるのは、当然のことなのでしょう。
ですから、スピリチュアルカウンセラーになった頃は大変でした。
霊能力は、大したことは無いし、人に説教出来る程の人格も無い。
ですが、常に予約は後を絶たなかった。
何も無い自分が出来ることは、相手の望みを見抜くことしか出来なかったのだ。
この人の望みは何?
この人は、何を望んだ為に、今、悩んでいるのだろう?
相手が望んでいるモノ。
これがわかれば、解決法は簡単だった。
霊能力も人格も関係無い。
人それぞれに、人生の夢、望みは違う。
解決法も違う。
例え、同じ悩みを抱えている人が十人居ても、望みはそれぞれ違うのだから、解決法も全員違うのだ。
ところが、スピリチュアルカウンセラーを始めてわかったことは、同業者は皆さん自分の価値観で相手の相談に乗っている。
だから常に、彼らの相談者への答えは、自分の得意分野だけで、同じアドバイスを繰り返しているのだ。
誰もが自分の知識、自分の価値観を相手に与えて指導している。
僕のような、能力も無く、人格的に劣る人間が、多くの人を集めて導いて来れたのは、僕がそれぞれ違う相手の価値観を見ていたからだと、最近になって思うようになった。
相手が何を望んだから、今の悩みが出来たのか?
これ知ることが出来なければ、僕は誰の相談にも乗れない。
この先、どんなに強い能力を持つことが出来、素晴らしい人格者になったとしてもね。
その人の望みに、全ての鍵がある。
そのクライアントについて、話を戻そう。
僕は、霊なんて憑いてませんよ。と言ったが、彼女は他の霊能力者に憑いていると言われたから、絶対に憑いていると言って食い下がった。
だったら、その霊能力者が徐霊すべきだと思うのだが、その霊能力者は見るだけで、徐霊が出来ないから僕の所に行けと言われたそうだ。
仕方が無いね。
でも、霊を取ったり憑けたりしても、あなたの婚期には関係無いですよ。
婚期を遅らせたのは、あなた心が原因だからですからね。
言いませんでしたが、確かにあなたには霊は憑いています。
でも、それは女性で、あなたのお母さんなんですよ。
それを聞いた、彼女の態度は急変した。
お母さんに、触れてもらいたくなかったんですね?
はい。
お母さんは、子宮の病で無くなりましたね?
はい。
お母さんの子宮の病の原因は、お父さんの浮気が原因でした。
知らないことに、答えなくて良いです。
そこまで、わかれば大丈夫ですよ。
徐霊はしません。僕は浄霊をします。
クライアントの身体に、母親の霊を呼び出し対話をしました。
クライアントは泣いている。
彼女が泣いているのか、母親が泣いているのか、僕にはわからない。
母親に言った。
あなたの娘さんは、あなたの為に婚期が遅れています。
それをご存知ですか?
母親は自分のせいじゃない。娘には幸せな結婚を望んでいる。と言う。
でもね、お母さん。あなた自身が結婚を悔いているじゃないですか?
その気持ちが、写し鏡となって、娘さんの結婚を邪魔していたのですよ。
母親は泣くばかりで、黙って聞いている。
とても辛そうだ。
僕は話を続けた。
あなたは、子宮の病になった。
これは、旦那さんに浮気をされたからなのですよ。
あなたは、浮気をされて、女性である辛さを感じたんです。
だから、女性にしか無い病気になったのです。
これは、あなたに、自分が女性である喜びを教える為に、身体が起こした病気だったんですよ。
ですから、浮気をされても、あなたが女性らしさを取り戻せば、子宮の病は治ったのです。
ですが、あなたは女性らしさを取り戻さなかった。
それは、旦那さまを許さなかったからなのです。
旦那さまを許さなかった気持ちは、実はそのままあなた自身をも許さなかった。
あなたは、本当は大好きだった旦那さまを許さない代わりに、自分の女らしさも捨てたんですよね。
気が付いて、貰えたでしょうか?
全ては、あなたの写し鏡が原因となりました。
子宮の病も、娘さんの婚期も、あなたが自分を許せないから起きていました。
これからは、女性である喜びを、自分に対して許してあげてくださいね。
あなたが、ヤキモチを妬いたり、病になったことは、それだけあなたが女性だったという証拠なんです。
霊は心で出来ている。
だから学ぶのがとても早い。
この言葉だけで、お母さんの心は癒されたようだった。
我が青い太陽では、超能力や霊能力だけでなく、内側の意識の調整も教えている。
青い太陽では、5進エネ記数法と言って、人間の意識進化を5段階に分けて説明し、分けることで調整をし易くしている。
まず、1段階では深層心理の中で、思考が生まれる。
そこで生まれた思考は、2段階で外側に現象化する。
身の回りで起きる現象は、全てが自分の内側の写し鏡が起こしていると考える。
起きた状態を感じる。
この感じるのが、3段階目ですね。
意識が現実を受け取っています。
この状態は、思考が学んでいる段階な訳です。
4段階では、思考が学んだモノを、再びそれを外側に現象化いたします。
最初に内側に思考し。
次に現象化し。
さらに現象を受け入れ。
さらに現象化する。
この4段階です。
3段階で、本当に学んでいたら、4段階の現実は変わっているはずで、次に5段階目に意識は進化をしているはずなのです。
これが、意識進化の設計図なんだ。
ところが、いつまでも現実が変わらないのは、3段階で学んでないのですよ。
ですから、いつまでも変わらない人生が続くのです。
いつまでも変わらない現実とは、進化せずに老化に向かうだけの現実を言っています。
ですから、現実を受け取る、3段階目の学び方がとても大切なのです。
この学び方について、ここでは説明しませんが。
何故に学べないかは、ここでご説明致します。
例えば、スピリチュアルの指導者に、素晴らしい教えを学んだとしよう。
または、何かスピリチュアルの良い本を読んだとする。
人はそれに感動し、知識として意識に残します。
それは、良い教えなって、人生の道しるべとなるかも知れない。
ですが、人間はそれを正しい教えとして、自分の判断基準にいたします。
そしてそれは、他人をも判断致します。
場合によっては、他人を裁くかも知れません。
あなたは、その考え方で気付きを得、判断して生きて行きますが。
あなたが判断し、裁いた事柄や相手も、実はあなたの写し鏡だったのですよ。
あなたは、その判断し、裁いた相手を自分の幻影として気付かずに、自分の中に受け入れません。
正しい教えと言う、判断基準をあなたが道しるべとして、いつまでも持っている限り、間違いを受け入れないのです。
素晴らしい他人などの教え、判断基準。それを大切に持っている限り。
あなたは、自分の幻影を受け入れられません。
受け入れなければ、学べません。
だから、進化の無い、同じ人生をいつまでも続けているのです。
ですから僕は、クライアントに対して、自分の価値観で接しません。
あくまでも、宇宙でたった一人の、貴重な人間の心に合わせて接しています。
お母さんの霊は、自分を受け入れたから、成仏出来たのですね。
宇宙には、一方的な関係は無い。
必ず相手がいます。
娘さんも同じです。
娘さんの写し鏡は、お母さんです。
母親は、浮気をされて、悲しんで死んだ。
どんなに、自分が結婚をしたいと思っていても、可哀想な母親を、いつまでも思っていたら、彼女は無意識に、結婚を遠ざけてしまう。
浮気をされて、悲しんだ母親も、彼女の幻影なんです。
その母親が、浄霊によって、女性である喜びに気付いたことを、彼女が知ることが出来て初めて、彼女自身も結婚という愛の形を受け入れることが出来るようになる。
彼女の視点からの写し鏡を、青い太陽的に、詳しく説明すると。
1段階目、彼女は、父親が浮気をしたことを知り。自分は娘であっても、父親が娘よりも他の女性を選んだことで、悲しい女性を思い描いた。
この悲しい女性が現象化したのが、不幸な母親の姿だった。
これが2段階目だ。
そして、3段階目だが。
その不幸な母親の姿を、実は自分が写し鏡として現象化させた幻影だと、受け入れられていたら、母親は違う姿として、4段階目に現れていたことだろう。
そもそも、何故父親が浮気をしたかと言うと。
娘の観点から説明をすると、娘は父に、過去に酷く怒られたことで、私はお父さんに相手にされないと思ったことが原因だった。
父親に、愛してもらえないという感情が、現象化し。
やがて、浮気をする父親が、写し鏡として現れただけなのだ。
父親にしたら、過去、自分の母親が仕事で留守が多く、寂しい思いをしていた。
女性は、自分を寂しがらせるという思いで、女らしく接しない妻を現象化させ。
それが浮気に繋がっただけだった。
そして最後に、本当に妻を失い。
やはり彼自身も、女性は寂しがらせるという思考を、現象化させていたのだった。
そのクライアントは、その後、とても良い男性と出逢い、幸せな結婚生活を送っていることは言うまでも無い。
何故なら、母親は悲しく亡くなっても、成仏して自分の愛を取り戻したことがわかったからだ。
そのことにより、彼女自身の母親像が変わることで、色々あったが父親も変わったからだ。
我々は、全て繋がっている。
そして別々なのである。
僕には愛がある。
誰もがそうだ。
人間には、それぞれの愛があり、喜怒哀楽がある。
出来た人間など、この世にはいない。
人には、上も下も無く。
偉い奴も偉くない奴もいない。
人には、それぞれの違いがあるだけだ。
僕は、その違いを大切にしたい。
違いを大切にすることで、それぞれが繋がれるのだから。
ダメ人間でも。
人格が出来ていないと言われても良い。
レベルの低い能力者でも構わない。
我、木石(ぼくせき)に在らず。
他人も自分も、自分らしくあることを大切にしたい。