しいちゃんの優しいお手伝いその2 | 明るい自閉症しいちゃんと私のときめき生活

明るい自閉症しいちゃんと私のときめき生活

重度の自閉症しいちゃんだけど、とても明るい女の子です。
私もしいちゃんにたくさんパワーもらってます。
子育てにちょっと疲れてしまった方にぜひ読んでいただきたいです。

しいちゃんは30才の女の子です。





自閉症で知的障害があります。




明るくて笑顔がかわいい女の子です。




土曜日のこと。




私は疲れがたまっていて、しいちゃんとスーパーとドラッグストアに行ったあと、




ベッドで寝ていました。




しいちゃんは大人しくテレビを観ていました。




お昼頃になると、しいちゃんは私のところに来て、




「塩ラーメン作って!」と言いました。




私はベッドから起きて、




「しいちゃん、待っててね」と言ってキッチンに行きました。




するとキッチンのカウンターに、




塩ラーメンと野菜、前の日に買ったメンマ、焼豚が置いてありました。




私はしいちゃんに、




「しいちゃん、これしいちゃんが支度してくれたの?」




とたずねると、




「の!」としいちゃんは言いました。




私はジーンとしました。




しいちゃんはベッドで寝ている私を気遣ってくれて、




自分ができるお手伝いをしてくれたんだと思いました。



しいちゃんがこんなに優しいお手伝いをしてくれると、




私もがんばれるなあと思いました。