自閉症で知的障害があります。
明るくて笑顔がかわいい女の子です。
今日は祝日。そして水曜日。
私は美容院に行きました。
しいちゃんは祝日は施設に行くので、
月曜日でない祝日が美容院に行けるチャンスなのです。
月曜日は美容院はお休みなのです。
美容師さんに「4ヶ月半ぶりですね」と言われました。
白髪染めって4ヶ月も持つわけはなくて、
前回美容院に行ったときに、
「白髪が目立ってきたら、カラートリートメントをしてくださいね」
と言われていました。
めんどくさかったけど、私は3日に1回、カラートリートメントを続けました。
「カラートリートメント、ちゃんとやっていますね」
とほめられました。私の美容師さんは、結構はっきりと物を言う人なので、
ズボラな私はよく突っ込みを入れられてしまいます。
「どんな感じにしますか?」と言われたので、
最近、はっきりと二重アゴになってしまった肥満が止まらない私は、
「顔がすっきり見えるようにしてください」
とお願いしました。美容師さんは、
「5センチくらい切れば、すっきりしますよ」
と言いました。
(確かにこの前美容院に来た帰りは、小林麻耶ちゃんみたいだったなあ)
と思い出しました。
カットとカラーリングをしてもらっている間、
置いてくれた3冊の雑誌を見ました。
いつも思うけど、私に気を使ってくれているみたいで、必ずan・anが入っているんだけど、
an・anは若者の雑誌だから、文字が小さくて、老眼の私には無理なんだよなあ。
そもそも、老眼鏡なしで読める雑誌なんて、ないんだよなあ。やれやれ。
順調にカット、カラーリングが終わり、
最後に前髪を整えました。
美容師さんが、「目を開けて」「目を閉じて」と繰り返し、私はその通りにしていたのですが、
「目を開けて~」と言った後で、
「しずくまさん、目、開いてます?」と言われました。
私は目を開いていたのですが、私の隣にいた美容師さんには目を閉じているように見えていたのです。
私は目がパッチリしてはいなくて、奥二重で、目を開けているときは、一重に見えます。
年を重ねてくると、パッチリしている人は、
「二重の幅が狭くなってきた」と悩むみたいだけど、
私はそういう悩みはなくて、
(神様は、やっぱり平等にしてくださっているんだ‥‥)
としみじみ思うけど、
目が細い人にもちゃんと加齢は訪れるんだな、控えめに。
実は先日、眼科で緑内障の定期受診のときに、
緑色の光を見つめる、いつもの検査をしていたときに、看護師さんに、
「しずくまさん、目開いてます?」と聞かれ、
「開いてます!」と限界まで目を開けていたんだけど、
「ごめんなさいね、目を開けるの、お手伝いさせていただきます」
と看護師さんに言われ、看護師さんにまぶたを上に持ち上げられ、検査を終えました。
やっぱり私の目は、隣から見ると開いてないように見えるらしいのです。
ちなみにその検査結果は、びっくりするくらい良くて、先生は、
「そろそろ緑内障の治療を始めようと思ってたけど、こんなに数値がいいなんてねえ‥」
と驚いていました。
美容院が終わり、ちょっと小太りの小林麻耶ちゃんみたいになりました。
しばらくしたら、またカラートリートメントを頑張らないといけないんだけど、
隣から見ても、目が開いているように見えるように、
アイメイクも頑張らないとなあ‥と悩ましいアラ還の私でした。