自閉症で知的障害があります。
明るくて笑顔がかわいい女の子です。
私はしいちゃんのおかあさんで55才のシングルマザーです。
水曜日の午後に、私の職場でパソコンの研修がありました。
(また新しい機能を使わなくちゃならないんだあ)
と脳ミソが疲労しました。
私は何とか新しい機能を使うことができるようになり、満足して仕事を終えたものの、
家に着いたら、まだ水曜日なのに金曜日のような疲れを感じました。
そして次の日に職場に行くと、
迎えの席の59才の先輩が、
「私、今日は出勤渋りをしちゃった。」
「家で仕事に行きたくないって5分固まっちゃった」
と言いました。彼女によると、
水曜日のパソコン研修がつらくて、仕事を続けていく自信がなくなってしまったとのこと。
私はしょっちゅう、仕事に行きたくないと思っているから、
「私も同じですよ~」と言いました。
そして金曜日。私が昼食を終えて歯みがきをしていたら、
50才の女性が私のところにやってきて、
「もうヘロヘロですよ~もういっぱいいっぱい」
「しずくまさんはどう?」と言ったので、
「私もヘロヘロ。毎日いっぱいいっぱい」と言いました。
二人で苦笑いをしました。
彼女は50才だけど、スタイルもとてもよくてハツラツとしているイメージだったから、
私にこんなことを言ってくるなんてとても意外でした。
そして私の仲よしの54才のIさん。優しくて美人なんだけど、
仕事で暴言を吐かれたそうで、
いつも私が相談に乗ってもらってるんだけど、
「もう身体と心が持たない、辞めたい」と私の席に来て話して行きました。
私の職場は50代が多いんだけど、
みんな職場ではちゃんと立っているように見えても、
身体は若い頃のようにはいかないし、
更年期でもあるから、
みんな必死なんだと思いました。
私はメンタルの持病があるから、自分だけが辛いって思いがちなんだけど、
それは全然違うんだなと思いました。
みんなそれぞれ頑張っているのだと思いました。
私の職場で足りないのはコミュニケーションだと気づきました。
私の職場はとても狭くて、コーヒーやお茶を飲んだりして集まるところもないから、
以前の職場に比べると、寂しい思いをしてしまうのだと思います。
みんな同じように辛いのだったら、
もっとみんなとコミュニケーションをとろうかなと思いました。
定年まであと10年。
少しでも心軽く働けたらいいなと思いました。