富士野荘へ思い | さん♪にぃ♪壱!

さん♪にぃ♪壱!

富士野荘出身。
2014年12月30日生まれ♂
「壱」の成長記録です。
ぼちぼち更新していきます。

今回の内容は、壱が亡くなる前から
「いつか書きたい」
と思っていたことです。

書きたい反面…

楽しい内容ではない。
壱のお郷を批判することになる。
不快な思いをされる方もいるはず。

…等々の思いもあり
ずっと書くのをためらっていました。

しかし、壱が旅立って4ヶ月経っても
「書きたい」気持ちが変わらないので
書かせていただきます。


私の経験の話であり
その経験から感じている
個人的な思いです。


長くなります。

楽しい内容ではありませんので
興味のない方は
ここで終わってください○┓ペコッ
 




    ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◇◆



壱の故郷は富士野荘です。

豆柴を迎え入れたいと決めた時から
大きさもだけど健康な仔を探して
富士野荘へたどりつきました。

健康を前面に出している富士野荘。

当時SNSを検索しましたが
病気の仔の情報を
見かけることはありませんでした。

これだけ出産していて
SNSで病気の仔をみかけない。

申込みの事前審査もとても細かい。

「大切な我が子」
として育てていらっしゃると感じ
見学とお話を伺いに富士野荘へ行きました。

「大きさもだけど健康な仔を探しています」

と、伝えて
健康には自信があるお話を伺いました。

そのお話を信じて
富士野荘から迎え入れる事に決めて


2015/2/19 案内が来ました。

お母さん こはるちゃん
お父さん タクミくん

2015/3/1 初対面ラブ
社会化訓練をお願いすることにしたので
この日は連れて帰らず

2015/3/28 富士野荘へお迎えに行きました。
パピー壱ラブ
懐かしいなぁラブラブ


健康な仔のはずでしたが
壱は健康な体ではありませんでした。

詳しくは、ブログの
壱の病気の発症まで→
に書いてます。


6ヶ月の時の血液検査の結果。
アルブミン2.6。
性器も未熟。
去勢手術はしばらく見送る事になりました。

病院の判断に不信感があったので
富士野荘へ相談しました。

「西濃運輸で送ってもらって
富士野荘で手術、養生飼育を含めて
10日間預って西濃運輸で送り返す」

と、ご提案くださいました。

こっちで去勢手術してもらえないなら
お願いしようかとも思いましたが

西濃運輸で送る事
離れて不安にさせる
しかも手術までさせる事に
決心がつかず。

富士野荘で去勢手術していただく事を
お断りしました。


迎え入れてからしつけや体調の事で
富士野荘へ相談していました。

丁寧にお返事はいただけるのですが
しっくりこない事が多く

相談するたびに不信感が募っていたとこに
この「西濃運輸で送る」提案があり

本当に「我が子」のようにかわいがってる?
違和感を感じて…

この件以降、富士野荘へ
連絡することはありませんでした。


健康な仔を…とブリーディングしていても
産まれてくる全ての仔が
健康である補償は出来ない。

壱は、たまたま病気を持って産まれた。
壱が壱家を選んでくれたんだから…

そう思って治療してきました。

ブログで病気を公開してたことで
富士野荘出身の仔の同じ系統の病気の
情報が入ってくるようになりました。

健康を売りにしてるけど
病気の仔は決して少なくない。

そう感じるようになりました。


壱と同じ病気の人と繋がって
病気の治療について情報収集したい。

健康を前面に出している富士野荘。
実際は病気の仔がいることを知ってほしい。

この思いからInstagramをはじめると…

さらに病気の仔の情報が
入るようになりました。


壱が旅立ったことを
富士野荘へ連絡するか悩みましたが

もう壱のような仔を
作りだしてほしくないので連絡しました。


今までの病気の経過

腹膜炎の手術で脾臓がミクロサイズで
変形していることがわかった。
おそらく生まれつき脾臓が機能していなかった。

肝臓が小さく
最初から脾臓も機能していなかった。
このことが原因で
IBD発症につながった可能性がある。

健康な仔をと思って迎え入れたが
実際は疾患を持っていた可能性があること。

健康を売りにしているが
壱以外にも同じ系統の病気を
発症している仔がいること。

壱はもっと生きたかったはず。
もう壱のような仔を作りださないでほしい。

この内容をメールしました。


翌日に返事が返ってきました。

お悔みの内容と壱の事を真摯に受け止め
今後の繁殖の参考にさせていただく
との内容でした。

返事が返って来ただけよしとしましたが
(返事ないかも?って思ってましたてへぺろ)
壱家に宛てた内容ではありませんでした。

誰にでも使える内容。
定型文なのでは?
死亡の連絡が多いって事なのかも?

とも感じました。


壱が亡くなってから、さらに入ってくる
富士野荘出身の仔の病気の情報。

出産数からしたら
病気の仔の数は多くないのかもしれません。

しかし、富士野荘出身の仔は
お腹がゆるめが多いと思います。

それでもHPでは健康面を売りにしてる。

「大切な我が子」と思って繁殖してる??
健康な仔を作り出そうとしてる??

富士野荘出身のワンコ達は
かわいくて、いい仔です。

飼い主様達は病気を受け止め
一生懸命治療されています。


ブリーダーなので
利益が必要なのはわかります。

でも、大切な命を作り出している事を
忘れないでいただきたい。

壱のような仔が一頭でも減るように。

無理な繁殖が原因の
病気の仔が産まれて来ないように。

健康な仔が産まれてくるように。

私達は1日でも長く一緒にいたいんです。

壱の死亡報告の返事の

真摯に受け止め
今後の繁殖の参考にさせていただく

この言葉が現実となりますように。

富士野荘様
どうぞよろしくお願いします。



      ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◇◆


愛犬が「お腹がゆるい体質」
と感じている飼い主様。

不安にさせてしまいますが
IBDという病気があることを
頭の片隅にでもいいので記憶してください。

この病気は、まだまだ
「単なる下痢」
で見過ごされてしまう病気です。

確定するには全身麻酔で
内視鏡検査が必要です。

IBDの中にも種類があり
リンパ腫の場合もあるからです。
誤解を招く表情でした。
すみません💦

IBDにも種類があります。
その中のリンパ球形質細胞性腸炎は
リンパ腫との区別をつける事が
できないことがあります。
その場合はクローナリティー検査や
免疫学染色を行い鑑別していきます。

リンパ球形質細胞性腸炎から
リンパ腫へ移行するケースもあります。

全身麻酔。
ハードルが高いと思います。

でも、この病気は早期発見であれば
食事療法で治療ができます。

病院を受診されるときは
消化器系に詳しい病院を
受診される事をおすすめします。



今回の内容は不愉快な思いをされた方が
いらっしゃると思います。

でも…どうしても書きたかった内容で
自己満足でしかありませんが
やっと書けてスッキリしました。


最後までお読みくださり
ありがとうございました。