壱の病気の発症まで | さん♪にぃ♪壱!

さん♪にぃ♪壱!

富士野荘出身。
2014年12月30日生まれ♂
「壱」の成長記録です。
ぼちぼち更新していきます。

壱の病気の発症に至るまでの備忘メモです。

記録しておきたいのと

「うちの子のお腹の調子が気になる。」

との事で
このブログにたどりついた方がいたなら
お役にたてる症状があるかもしれないので。


長いのでスルーしてくださいねウインク


       富士山     富士山     富士山     富士山     富士山


壱は生後約3ヶ月で壱家へ来ました。
壱家に来た初日からう○こがゆるゆるでした。

環境が変わったストレスと思って
様子を見ていましたが
1週間続くのでブリーダーさんへ相談。

お薬薬を送ってくださいました。

フードに粉薬をかけて
1週間あたえて
普通のう○こになりました。 



壱家にきて1ヶ月経ち
環境にも慣れてきたので
病院へ混合ワクチン、狂犬病の予防接種の
相談へ行きました。



壱家周辺には、ありがたいことに
動物病院が結構あります。

友達に病院の評判を聞いて

評判がよく設備が整っていて
先生が複数人いる
(いろんな角度から診察していただけるので)
病院を選びました。



はじめて病院へ行った壱。
病院を怖がることなく診察台でまったり。

飼い主としては
「お利口やんニヤリ
と、うれしかったのに 

先生のお言葉は 

「こんな小さい柴犬を見たことがない。
柴犬は病院で暴れる子が多いのに
この落ち着きすぎびっくり
まるでおじいちゃんやで。
子犬らしさがないし覇気がない。」 

・・・等々、散々な言われよう滝汗
(きつい言い方ではなく心配しての発言です)


 
それから予防注射等で病院に行く度に
両親犬の大きさ
両親犬の性格は穏やか
等々…説明して
壱の状態がおかしいわけではないはず…

理解していただけるように努めましたが  

「フードの量を少なくして
いつも飢餓状態にして頭をぼーっと
させてるから大人しいんじゃない?
ブリーダーさんにマインドコントロール
されてるんじゃない?」

と、言われる始末 ちーん


豆柴=無理に小さくしている。
内蔵の悪い子が多い。

とのご意見。


壱は豆柴でなく極小豆柴犬扱いだったので

「なにかしら病気を持っているのでは?」

と、さらに疑われてましたショボーン



体つきが小さいだけではなく貧弱
子犬らしさがないことから
血液検査をすることに。


ホントはしたくありませんでした。
でも、これからお世話になるであろう病院。

私も異常ではないと証明したかったし
去勢手術もしたかったので
6ヶ月の時に血液検査をしました。



結果はアルブミン2.6さげ
正常値ギリギリ。


生後一年は
アルブミンが低い場合があるらしく…

しばらく経過監察となり

アルブミンの低さと性器の未熟さから
去勢手術はしばらく見送る事に。  



その後、定期的に
血液検査をしましたが
アルブミンは2.5~2.9。

「正常値だけど出来れば3以上ほしい。
でも、壱くんにとって
これが正常値なのかもしれない」

と、血液検査の度に言われており

肝臓の数値も気になる状態になってきたので
「門脈シャントの可能性がある」
と診断を受けていました。   



そして昨年10月
嘔吐下痢から肺炎になり
アルブミンが2.2まで下がってしまいました汗

この時、アルブミンが低い状態が続くと
最悪な事態になることを知りました。


レントゲンで肝臓が小さい事がわかり
肝臓が小さいからアルブミン低いのでは?
との診断になり

にくきゅう肝臓に問題がある
にくきゅう門脈シャント
このどちらかが濃厚な診断に至りました。


検査は壱に負担がかかるので
しばらく経過監察することに。


しかし…
ずっとお腹の調子がすっきりせず…
う◯この臭いも気になる…


12月下旬、再度う◯こ検査。
異常なし。

匂いは気になるけど
細菌等は確認できないし
ひどい大腸炎を起こしてて
なかなか治らないんだろう。

との診断。

そこからも、スッキリしない。



2月にサロンの店長から

「う◯この匂いが普通じゃない。
消化器系の強い病院で
ちゃんと診てもらった方がいいよ。」

と、助言をいただき

セカンドピニオンで今の病院を受診。


病気を確定するための開腹手術を3月に行い


リンパ腫に限りなく近い
リンパ球形質細胞性腸炎
(大きくくくるとIBD)
との診断を受けて…

今に至ります。




いつからIBDを発症していたのか?

昨年の10月の嘔吐下痢は
IBDによるものだったのか?

肺炎の薬がIBD発症を起因したのか?

今となってはわかりません。



ただ、言えることは

にくきゅう6ヶ月からずっとアルブミンが低かった。
にくきゅうう○こも緩めになることが多かった。
にくきゅう食べ物に対する執着が異常だった。
にくきゅうフードを増やすと
    う◯こが緩くなる事が多く
    なかなか増やす事ができなかった。


この状態から…
いつIBDを発症してもおかしくない。
先天性だったようです。



アルブミンがずっと低めだったけど
とっても元気でした。

手術前には1.9まで下がったけど
それでも元気でした。



病気が確定して治療を始めて
アルブミンが3以上をキープ出来ている今
感じているのは 

「今までの元気さと違う爆笑」 

たんに元気なだけでなく
考えて行動している感じがします。 

おもちゃで遊ぶのが上手になったし。
意思の疎通が以前よりできます。

う○こしたのも教えてくれるしわら

お手は相変わらず出来ないけど ぬおぉぉぉ


アルブミン3以上をキープ出来ているから
脳にもしっかり栄養がいっていて
以前より意識がはっきりしているようです。
  


栄養を腸から十分吸収出来ているから
体重が7kgまで増えたしね笑い泣き
(極小豆柴じゃないです笑い泣き)


今までは、腸から栄養を充分に
吸収できていなかったので常に飢餓状態。
なので食べ物に対する執着心が異常。

今でもご飯は大好きですが
今までと食べ物に対する執着が
あきらかに違います。

口臭がずいぶんマシな状態が続いてます。
以前は腸が荒れていたので
息が臭くなってたようです。




前の病院からは
IBDを疑う話はありませんでした。
疑うのは門脈シャントでした。

かと言って…
誤診だったとは思っていません。

病院によって得意不得意の
病状があるように感じています。


そこを飼い主が見極めて
病院を選ぶ事が大事グゥ


出来るだけ病院へは行きたくないけど
病院へ行く必要性を見極める大切さ。

痛感しました。




アルブミンの低さを軽視していた飼い主ショボーン
正常値でも数値がギリギリだと
元気でも病気は潜んでいる可能性がある。


アルブミンの数値を軽視していた
飼い主からのお願いですぺこり


「うちの子アルブミンが低めだし
お腹もゆるくなりやすい。
もしかしてIBD??

と少しでも疑われているなら
消化器系の強い病院を受診してください!

IBDは早期発見なら
食事療法だけで過ごせるそうです。

薬は飲まないにこした事はないので↑