心優しい愛あふれるあなたへ



御池通り京都市役所前を歩いていました。

ちょうどお昼です。

でも、私は今から一仕事しなくてはいけません。

ため息まじりで歩いていました。

はっと、気がつきました。



あちこちに400円と書かれたお弁当が売り出されています。

そのなかで、若手。

二十歳ぐらいでしょうか。

赤信号で待つ私の近くで、

若い女性が、お弁当を売っています。

そこへ、サラリーマン風の男性四人がやってきて買い始めます。

顔馴染みみたいでした。


「身体に気をつけてがんばるんだよ」

「倒れないように、

テーブルの脚、確認してね」

「また来るよ」

「大丈夫だよ、辛いのはみんな一緒」


女性は、かすかに微笑みます。

表情には明るさはありません。

疲れた様子です。


私も、帰り道ならば、買いたい。

そう思いました。


世の中は、不公平に一瞬、見えます。

皆様も、そう思ったご経験ありますよね。私も、かつては思っていました。


数万円の食事を、

平気で食べるひともいます。

自分には稼ぎがなくて、涼しい顔をして、奪って贅沢するひともいます。


神様は見ていると、私は思いますね。


永遠に、楽して贅沢する生活はおくれません。

きっと、アップダウンが激しい結果が待っています。


片や、400円のお弁当を、コツコツ売り、がんばるんだよと、励まされていた女性は、きっと未来が明るいはずです。

信じています。

神様は、頑張る人を、見ています。



お金は、たいせつ。

そして、自力で稼ぐことがたいせつ。

その経験は、なにものにもかえがたい宝物になり、本当に豊かなひとになるはずです。


お弁当を売り、頑張っていらっしゃる皆様に、心からエールをおくります。

皆様。

是非お買い求めくださいね。


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烏丸御池のお空。




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鴨川デルタ近くにて。



是非お読みください。





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