心優しい愛あふれるあなたへ



友人が、1月に夫を亡くしました。

悲しむ暇がありませんでした。

コロナ禍だから。

経済的な問題があったのです。


家庭の事情もありました。

1月に亡くなったと聞いた時は、驚きました。直前にお会いしたから。

家族もビックリだったそうですが、妻である私の友人は、住民票を実家に移動しています。そろそろ、夫と一緒のところにと思っていた矢先です。

ショック状態の友人に代わり、息子さんが登場。


遺族年金をすぐに、息子さんが代理で申請してくれました。

が、住民票がネックになりました。

離婚していない正式な夫婦ですが、別居していたとみなされたとか。

このままでは、認めにくいとのこと。


年金事務所担当のかたに、口頭で詳細を説明するも、理解が難しい様子。

恥をしのんで、家庭の事情を全て洗いざらい、息子さんがお手紙にして、申請用紙に添えたそうです。

口頭説明は、難しいですよね。


危うかった友人ですが、遺族として認められました。

よかったわ!

遺族年金は誰もがもらえない現実。

それを知らない妻もいるでしょう。

ブログに書いていいよ、妻のためになるなら~と、友人から。

半年、6ヶ月もかかり、認めてもらえた友人。たいへんだったでしょう。

洗いざらい打ち明けたお手紙が、効果あったんですね。


申請するとき、諦めず、お手紙を添える。正直に、恥ずかしくても。

嘘はダメですよ。

お手紙、書くという努力は怠ってはいけませんね。


皆様。正直者は、損しません。

付け加えると、五年以上、別居していたと見なされると(住民票など)受給資格が、妻でも『ない』とか。


私も何も知らなくて、妻ならば遺族年金もらえるんだと思っていました。

現実は、厳しいんですね。


6ヶ月待たされたけれど、その6ヶ月分支給される友人。

穏やかな未亡人ライフをおくってほしいと願っています。


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5月から6月中、糺の森、下鴨神社は、緑濃く美しいです。

非常事態宣言中、ひとはあまりいません。昔に帰ったみたい。