早い話「ボーナス」。
2回目の緊急事態宣言以降は通勤・通学などの近距離については客足は徐々に戻り、Go Toキャンペーンも行われ中長距離も持ち直すか・・・と思ったら、ものの1か月ちょいで第3派到来で見事に中止。それからは「まん防」と「緊急事態宣言」の繰り返しで業績が右肩下がりに落ちに落ち込んだ。
去年度の冬のボーナスから一気に減らされて、2020春闘で妥結した支給率2.69ヶ月だったのが会社から「待った」をかけられ1.5ヶ月にほぼ1ヶ月強の大幅ダウン(この時点国鉄分割民営化後最低支給率とマスコミに報じられた)。以後一向に持ち直す気配もなく今年の夏のボーナスは1.3ヶ月+キャッシュで30,000円。
ようやく(と言い切って良いものか悪いものか)緊急事態宣言が明け、世間様は通常の生活を取り戻しつつある。新幹線の客足も徐々にではあるが戻りつつある。が、責任労働組合の不甲斐なさで今年の冬のボーナスは1.25ヶ月+キャッシュで50,000円・・・ガキの小遣いじゃあるまいし(ちなみに東海は2.2ヶ月、東日本は2.0ヶ月)。
会社はしきりに「社会インフラとしての使命を果たしつつ業績を回復し・・・」と言って就労意欲高揚を叫んではいるが、ここまで落とされると会社に対する忠誠心といったものは衰退し、結果社員のモチベーションが下がるのは当たり前。当然モチベーションが下がると輸送サービスの「質」も下がる。
それでも会社はデカデカと社長の「ありがたいお言葉」をイントラネットで全社員に周知するアホなプロパガンダ活動に走っている。
そもそも国鉄→JRの月給水準は他の民間企業や公務員より低く設定されており、足らずをボーナスで補填してきた。その補填に充てるべきボーナスが月給並みに抑えられるとどうなるか想像は容易い。
ボーナス目当てで車や住宅ローンを組んだ社員は、当然払えるだけの財力を失い、結果それらを手放すことになり、QOL(生活の質)が著しく低下する。
会社もそれはヤバいと思ってか「無利子無担保」での貸付制度を設け、標準報酬月額をマックスに貸し出している(と言うか、貸すカネあったらその分よこせと言いたい)。無論返済義務も生じてくる訳で、一時凌ぎにはなるが低ボーナスの救済措置にはなり得ない。
エッセンシャルワーカーとしてコロナウィルスと真正面から向き合って働いてきた。現実コロナ感染が発生して本務の社員が14日の隔離になった駅も存在した。それなのにこの仕打ちは・・・会社は現場で働く社員を「捨て駒」としか見ていないのか?。