こんばんは。
熊本北区・先生のお悩み解決セラピスト
溝田律子(リッキー)です。
今日は父の通院日でした。
施設に迎えに行き、先日退院した病院へ。
車中での父との会話。
父「あんたは誰ね?」
私「律子よ」
父「あんたは大牟田に住んどるとかい?
私「それは、○○(三女)。私は熊本。」
・・・
父「あんたは大牟田に住んどるとかい?」
私「私は熊本の植木町」
父「へー、そうかい」
・・・
父「あんたは○○(二女)かい?」
私「私は律子たい。長女です」
父「へー。そうかい。」
・・・
父「私は子供は何人だったかな?」
私「たぶん3人だと思います」
父「あんたもわからんとな?」
私「(笑)」
まるで、志村けんのおばあさんコント。
父母ふたりの会話はもっと面白いです。
聴いていると、爆笑です。
今でこそ、父や母の話に付き合い、笑っておれますが、
以前教師をしていた頃の私は違いました。
当時、責任ある仕事をいくつか抱えていて、
毎日遅くまでの仕事や、二女の12年間に及ぶ不登校の対応。
その後、父母交代で入院や手術、転院、施設入所。
父母の様々な手続き。
仕事を休むと、職場に迷惑をかけたり、自分の仕事が遅れることもストレスでした。
そんな中、今日みたいな話が始まると、
最初はいいのですが、次第にイライラしてきて、
父の言葉を強い口調で否定したり、無言になって無視したりしていました。
そんなことはしてはいけないと頭ではわかっていても、
自分ではどうしようもありませんでした。
あるときは、母が入院していた病室で、涙があふれてきて
30分ほど声を上げて泣き続けたこともありました。
いっぱいいっぱいだったんですね。
今は、仕事も変わり、自分でストレスを解消する方法を身に着けました。
二女も独立しました。
父母のことはあっても、今は本当に心が楽になりました。
シャンパンタワーの法則ってご存知ですか?
シャンパンタワーの一番上が自分。
2段目が家族や身近な人
3段目が友達や職場の人(学校であれば生徒も)
4段目がその他にかかわる人
と見立てると、
あなたは、何段目からエネルギーを注いでいますか?
2段目から?
3段目から?
自分のことはさておき、
2段目~4段目から注いでいる方が多いのではないでしょうか?
今から振り返れば、
私も、教師をしていた頃、
時期により3段目から注いでいたり、
2段目から注いでいたりしていました。
すると、どうなるか。
2段目から注ぐと、2段目からあふれ、
次第に3段目、4段目があふれていきます。
でも、いつまでたっても一番上は空っぽのまま。
全体が満たされることはありません。
いつしか、自分が枯渇してしまします。
そう。
全体を満たすためには、
一番上のグラス、
自分のグラスを一番最初に満たさなければならないのです。
まず自分の心を満たすと、
自然に2段目、3段目にも愛を注ぐことができるようになります。
「忙しくて、そんな時間はとれない」
そんな声が聞こえてきそうです。
まず、短くてもいいから、好きなことをしたり、
好きな飲み物でも飲みながらほっと息をつく時間を作りましょう。
悩みやストレスを解消する方法を見つけ、自分を満たしましょう。
それを続けると、
いつの間にか、無理をしなくても、
自然に2段目、3段目に愛を注ぐことができるようになります。
幼少期から家族のことで悩み続け、
大人になっても両親との関係が悪く、距離を置いていた私ですが、
今では、父とコントをやることができるようになりました。
一番上のグラスにシャンパンを注いだ結果です。
あなたも、
とびっきりのシャンパンを探して
一番上のグラスに注ぎましょう💝