今回の作品はこちら。





「RRR」


1つだけ言わせて下さい。


オススメです。
非常に確実に最高に超絶オススメです。



個人的今年観て良かった映画
ナンバー1になるかと思われます。



ボリウッド映画って
派手な演出と演技に突然始まる歌と
壮大なダンスシーンってイメージが
強くありました。



そのダンスシーンがあまりにも
長いとストーリーをすっかり忘れ
何を観ているのかわからなくなる始末。



そしてワタクシメは致命的に
派手な演技とミュージカルが
大の苦手であります。



そのワタクシメが自信を持って
オススメしちゃう次第であります。



特に時代劇の【必殺仕事人】系が
好きなお方ならきっとこの作品は
夢中で楽しめるハズです。



  水戸の光圀公の
「助さん格さん懲らしめてやりなさい」
  のシーンを見かけるとついつい観ちゃう
  って方にもオススメです。
  


映画最大の魅力は
善と悪がハッキリとキッチリと
サッパリと別れていること。



悪にだって仕方なかった理由が
あるしとか。

どんな人の中にも善と悪が
存在してとか。


そんなニュアンスの演出は
キレイサッパリ皆無です。


この作品の中ではイギリス白人が
悪の中の絶対悪であり鬼畜であります。



劇中に悪の限りを尽くす彼らを
「あいつらも人を産み
        育てているんだろう?」という
                                     セリフがあります。


そのくらい同じ人間とは
思えない様な悪になっています。



そしてイギリス白人の中にも
優しい心を持った女性が出て
くるんですよ。



しかしながらなぜか
西洋の人々が一生懸命に刷り込んだ
美の基準はトップクラスのハズの
白人女性がそれほどでもない雰囲気。



対するインドのヒロインは
慎ましさと優しさを兼ね備えた
とても美しい容姿。



イギリス白人の男たちは卑怯でチンケで
勇気もなくてマヌケな雰囲気。



インドヒーローの主演の2人は
勇敢で忍耐が凄まじく強く優しく
最高にカッコいい。



このアカラサマ具合が
もう笑ってしまうほどに潔くて最高。


そんな偏った作品が面白いのか?
と思いますよね。


コレがマジで面白いんです。


泣けて笑えて手に汗握るアリエナイ
アクションシーンと感動の友情と家族愛。



ヒーローのビームと
野生の動物たちが悪の巣窟で
一気に放たれるシーンは圧巻で
鳥肌モノです。



どのシーンも入り込んで
夢中で楽しめます。



そしてボリウッド名物ダンスですが
この作品には少ししかありません。



パーティーでの
「ナァートゥ  ナトゥ  ナトゥ  ナトゥ
    ナトゥ  ナトゥ  ナトゥ  ナァートゥ🎵」



というこの作品名物の
ナートゥダンスが壮大でしたが
長いのはそのダンスくらいでしたよ。



とにもかくにも面白いんです。
余韻が残るしまた観たくなる
魅力満載です。



善と悪がハッキリわかれていて
悪は必ず成敗されるし
真面目に生きている者には
ちゃんと平和が訪れるってのが
超絶大好き。



ほっとするじゃんか。
安心するじゃんか。
スカッとするじゃんか。



やっぱりやったもん勝ち
じゃないよねって元気がわいてくる。



映画って本来こういうモノ
だったよねとふと思いました。



結局のところ
本当の悪ってどっちだったのかな
なんて湯船で考えなくても良いって
ステキ。



ワーナーブラザーズの
【バーベンハイマー】に
ハリウッド疲れと
夏の猛暑疲れを
感じているそこのあなた様。



クーラーの付いた涼しい部屋で
暑い暑いボリウッドの「RRR」を
お時間御座いましたら是非とも。








暑い中ヒマワリを眺めながら
焼きトウモコロシを頬張る幸せ。






最後まで読んで下さり
ありがとうございます🍧