ワタクシメは安心して
生きるのが大好きです。



安全な枠を飛び出してチャレンジ
していかないと成功はないとかなんとか
よく耳にしますが。


けっこうみんな忘れガチですけれど。


こんなに煩わしくて素敵な地球に
生まれて来られた時点でみんなもれなく
サクセスしていますからね。



とにもかくにもワタクシメは
安心安全が大好きです。



そんなワタクシメは人一倍の
【心配性】の気質を持っておりまして。



これは小さな頃からそうだったと
母上は言いました。



喋るのはすごい早かったけど
中々歩かなかったと。



1人で歩けるハズなのに
手をはなした途端にピタリと止まり
「アブタイッ  アブタイッ」とペラペラと
口は動かすのに1歩も歩かなくなって
しまうのだそう。



母上は続けます。
言葉を喋るのが早かったから
この子は頭が良いなと思って
いたんだけれどね。。。



ワザワザ娘をチクリとすることも
忘れない。



母上は冗談やシックジョークが好きで
娘のワタクシメは全く冗談が通じない
性格であります。



冗談で言っているんだと
母上は笑うのですが。



ディスった時点で冗談には
ならんと思うのですよ。



時々自分でもおかしいんかなと
思うぐらい心配をしているので
わかっちゃいます。



「心配事の9割はおきない」
という本のタイトルを見ても
「でしょうね!」と思ってます。


実際に体験しているので
わかっちゃいますので。


繰り返し過ぎてわかっちゃいるけど
心配しちゃうんですわ。



ワタクシメは
手相
数秘術
名前鑑定
チャネリング
全てにこの【心配性】が
もれなく入っていました。



名前鑑定にいたっては
慎重過ぎて中々行動にうつせず
チャンスを逃してしまうと
言われまして。



名前に自分の残念なクセが
ちゃんと刻まれていたという。


でもさ!
手にしなかったチャンスdeチャンスは
チャンスじゃなかったから大丈夫よ。



最近は自分を責めるよりも優しい
声かけを忘れません。



心配性なのはずっと環境と
育てられ方だと思っていました。



だっていつも母上がピッタリと
マークしていてくれて危ない道は
通らない様に常に目を光らせてくれて
いたんですもの。



長女のワタクシメの
ことになると聞いてるこっちが
頭がおかしくなるぐらいに
口うるさかったです。



コレをやってみたいと言えば
あなたには無理だからやめて
おきなさいがお決まりでした。



小学校の帰り道にいつもの
通学路とは違う道を歩いてドキドキ
冒険気分で帰った日のこと。



家の前でちょうど同じく仕事から
帰って来たばかりで車の中から出てきた
母上はすでに何か怒っている。



「ちゃんと通学路を通って帰って来たの?」

と聞かれ思わず「うん」と返事をすると。



「ウソをついたね。
  お母さんその通学路を車で通って帰って
  来たけどあなたはいなかったよ」と。



母上はワタクシがウソをつくことを
ものすごく嫌がり絶対に許さなかった。



ウソつきは家に入れないと
妹たちだけ中に入れてワタクシは
玄関前に置き去りに。



暗くなっていく空が怖くて
家の中から聞こえる妹たちの声に
心細さを感じて玄関前で大声で
泣き叫ぶのですが。



父上が夜8時頃に仕事から帰って
来るまで入れてもらえません。



そんなことが度々ありました。



2人の妹にはそんな風に家から
締め出しているところは見たことが
ありません。



なのでお母さんは私のことが
好きじゃないんだなと普通に
思っていました。



なんでそんなにウソと帰り道に
異常なまでのしつけをしたのか
後から聞いたところによりますと。



見通しの良い通学路を通って
帰って来れば安全だけど
違う道は何かあった時に
すぐにそこを探せないから発見が
遅れて助からないかもしれない
とのことでした。



なんか幼いワタクシが
何かある前提、死ぬ前提で
母上は私のことを常に心配して
いたように思います。



ワタクシメが無意識にしている
クセを見つけると、それやめなさいと
何度も何度も口うるさく怒る。



ついついやってしまうクセだし
あまりにもうるさいので「なんで?」と
聞くと。


おんなじクセの友達がいたけど
その人は早くに死んだからとかいう
奇妙なことを平気でいう。



なんだか色々頭にきて
お母さんは私が早くに死んで
欲しいんじゃない?というと
途端に激昂。



あなたは反抗ばかりしている
もっと言うことをちゃんと素直に
聞きなさいと。



そんな母上がワタクシメが
すっかり大人になった時に
昔の思い出をボソッと話したことが
ありました。



私が確か3、4歳の頃
2人で近所を散歩をしていた時の
話だそうです。



道路脇のガードレールに花が
手向けてあるのを見た幼いワタクシが
不思議そうに見ながらあの花はなーに?と
聞いたそうです。



母上はそこで亡くなった人がいると
花を置くんだよということを子供に
わかるように説明したそうです。



そうしましたら幼いワタクシは
母上に言いました。


「そうなんだ。
  じゃあ紘ちゃんが死んだら
                                   お花を置いてね」と。



母上はびっくりして
言葉を失ってしまったそうです。



それをずっとワタクシメが大人に
なるまで言えずにいたようでした。



もちのろんワタクシメに
その時の記憶はございませんが。



もしかして幼いワタクシの
この言葉によって母上の過干渉やる気
スイッチが押されてしまったので
しょうか?



数年前にワタクシメは
交通事故にあいましてもう少しで
アチラ側に行くところでした。



その時あの鬼の母上が泣いていたと
後で妹のダイアナに聞きました。



ワタクシメが入院中
母上が付きっきりで看病をして
くれましがコレがものすごい
優しかったんです。



それはそれは本当に不安に
なるぐらい優しかった。



優しい母上に戸惑い
全く馴染めませんでしたが
退院間近になったらいつもの
厳しい母上に戻りまして。



すっかり戻った厳しい母上を見て
自分はマジで危なかったんだなと
退院前日になって肝を冷やしました。



その時にはじめて
母上は私のことを大切に思って
くれていたことに気がついたんです。



つい最近まで
母上は義務で育てあげてはくれたけど
娘としてそれほど大切には思ってないハズ
と確信するレベルに思い込んでいました。



無意識レベルで愛されていないと
思い込んでいた自分に気がついた時は
とてもショックをうけました。



そんなこんなで
ワタクシメが心配性なのは
絶対に環境と育てられ方だと
強く思っていました。



育てられ方や環境は確かに影響が
あるかとは思いますが。



でも中々新しいことにチャレンジ
出来ないと名前鑑定で言われた瞬間に
魔法がおきました。



「母上が新しいことにチャレンジ
  させてくれなかったから私は新しい
 1歩が苦手なんだよ」という呪いが
  一瞬でとけたんです。


マジ感謝。



その鑑定士の方に
お子様はいらしゃいますか?と
聞かれまして。


いないと答えましたところ。



親子断絶が名前に入っていて
子供がいた場合は絶縁状態になる
可能性があったと言われまして。


なんかわかる気がすると思いました。



もしワタクシメの元に女の子が
来ていたら間違いなく母上から
受け継いだ呪いをそのまま引き継いで
いたでしょうなと。



両親とはこれから
あまり近くないというか縁が
薄くなるとも言われました。



さらりと軽く言われたんで
あまり気にしていませんでしたが
文字にすると良いこと1つも
言われてない気がしないでもない。



でも両親とは縁が薄くなると
言われてどこかで少しホッとしたのは
ここだけの秘密でございます。









こんなに怖い映画作っちゃダメですよ。


最初から最後までずっとずっと
ずぅ~と背筋が寒かったです。


登場人物全てのお母さんたちが
怖すぎて怖すぎて。。。。



エンドロールで2度と観るか!と
鳴きました。



会社や近所のお母さんたちと
お喋りをした時に時々聞いたのが
息子は素直で可愛いんだけど娘は
なぜか可愛いく思えなくてケンカ
ばかりになると。



子供か異性と同性では
感じ方や愛情が違うという
ことなのだろうか。



毒親目線で勝手な想像するなら
息子は上手くコントロール出来て
娘はコントロール出来ないということ?



だから自分好みに育て上げた息子が
嫁にとられた気分になったりする姑が
製造されてしまうことがあるのか。



コレは子供のいないワタクシメの
外側から入ったムダな知識と完っ全な
妄想なのであしからず。



しかしながらワタクシメは
実際にこの目と耳で目撃した強烈に
印象に残っているモノがありまして。



結婚した息子とお嫁さんの前で
「お母さんはこれからは
                お嫁さんの味方をするからね」
と宣言していた人を。



それを新郎新婦は嬉しそうに
ニコニコしながら聞いていましたが。



ワタクシメは一瞬で背筋がゾクッと
凍りつきました。



ワタクシメはお義母さんになった彼女を
子供の頃からよく知っているのでそんな人
ではないのを知っているからです。



その時だけは本心で言ったのか
そうありたいという宣言だったのか
だから逆らうなよという牽制なのか
コントロールの序章なのか



ものすごく恐怖を感じたことだけは
覚えております。



ワタクシメの素直に人を見る心が
汚れちまったのかもしれませんが。



でも味方をしてくれるなら
黙って味方をしておくれと思うね。



その後
彼女たちとは疎遠になった為
彼らがどうなかったのかは知りませんが。



ここまでお母さんたちのことを
ボロクソに言っておきながらなんですが。


ワタクシメは母上を
マジでリスペクトしているんですよ。


自分以外の人間を育てるなんて
やっぱり凄すぎる。


生意気な娘を3人産んで
安全に育てあげてくれたなんて
凄すぎる。


ワタクシメが成人してから
6年も引きこもったのによく耐えて
くれたなって。



ちょっとぐらい毒があっても
許されるだろっ!って今は思ってる。







最後まで読んで下さり
ありがとうございました。