今回の作品はこちら。







「ニーゼと光のアトリエ」



映画には沢山のジャンルがあり
ジャンルの中にもまたジャンルがあって
飽きることがないです。



感動作品にも沢山のジャンルがあって

お涙頂戴モノから

苦しい感情が突き上げる様な作品

観た後に心が晴れやかになる作品

ちょいと胸やけがする作品など様々。




その中で人間の優しさと愛だけを
光の宝石箱にギュッと詰め込んだ
宝物の様な作品がある。




今回の作品はそんな宝物の様な
映画になります。



舞台は1940年代のブラジルの
精神病院。



今は廃止になっている
ロボトミー療法などが効果があると
されていた時期のバリバリに男性社会
だった時代。



そこに女性精神科医の
ニーゼ   ダ   シルヴェイラ医師が
配属されてくる。



ニーゼ先生は暴力的ともとれる
治療方法や患者に対する酷い扱いを
目の当たりにして憤る。



意見しようものなら
男性医師からは鼻で笑わたり
煙たがられる。



同僚から全く相手にされない中で
ニーゼ先生は傷付いた患者達を
クライアントと呼ぶようにと看護師達に
伝えます。



そしてクライアントが
安心して心をひらける様な環境と
癒し療法を実行していきます。




動物とふれあうアニマル療法や
筆とキャンバスを使った療法。



それをゆっくりと時間をかけて
無理強いなどせずに優しく向き合います。



クライアント達はニーゼ先生や
看護師の根気強い優しさで
絵の才能をどんどん開花させていきます。




絵画の評論家が驚く様な絵を
次々とキャンバスに表現していきます。




傷付いた人にとって(どんな人にも)
同じ位置に立って寄り添ってくれる人と
環境がどれだけ重要なことかが
良くわかります。




ニーゼ先生や看護師と
クライアントが向き合う姿は
きっと映画で表現されているよりも
何十倍も忍耐のいることだったのでは
ないかと思います。




キレイ事や優しさだけでは
向き合えない場所であることは
簡単に想像がつきます。




そんな中でニーゼ先生は
諦めることなくクライアントに
優しく寄り添い続けます。




このニーゼ先生に会いたくて
この映画を何度も何度も観てしまうんです。




心や身体が思うようにいかずに
気持ちが落ち込んだり、感情が
コントロール出来ない事って誰にでも
あると思うんです。




自力ではどうにも出来ない時に
1番苦しくて叫びたい時に

「お前は人間ではないよ」

なんて態度をされたら。。。

無理やりに酷い治療をされたら。。。



それでも正気を保てる人間が
どれくらいいるだろうか。




そんな時にニーゼ先生みたいな
優しさと強さを持った人に寄り添って
もらえたらどんなに安心するだろか。




きっとニーゼ先生みたいな人が
この日本にも世界にも沢山いるのだと
思うと感謝の気持ちが突き上げる。



医師、看護師、介護士、
訪問介護士、訪問ヘルパー
心理カウンセラーやヒーラー
他にもたくさん。。。



今はただ弱っているだけの人に
寄り添い、向き合い続けてくれてる人々を
この映画を観る度に感じます。




今は当事者ではなくても
そんな光の様な人達がいるんだと
思うだけでとてもホッとするんです。




映画の最後に本物のニーゼ先生が
出てくるところで毎回号泣。



ニーゼ先生を見るだけで
嬉しくてホッとしてしまう。



ニーゼ先生を演じたベトナムの
名女優グロリア・ピレスが演じて
くれたからニーゼ先生が大好きに
なったのは言うまでもありません。




愛の光の粒をギュッと
詰め込んだ宝石箱みたいな映画です。




お時間ございましたら
美味しいおやつと共に是非とも✨





おやつじゃなくてごめんなさい。



昨年、腸閉塞で入院した時に
美味しくて泣きながら食べたご飯です(笑)




お品書き

お粥(毎回大盛り)
豚汁
ちくわの切り干し大根
菜っ葉の煮浸し
梅肉
ヤクルト



この豚汁が絶品中の絶品で
今まで食べた豚汁の中でダントツ1位で
現在も更新されず。



  食べた瞬間に
「なんでこんなに美味しいの?」と
  呟いた瞬間に嗚咽(笑)



だってアリガタスギルじゃんか。

ベッドに座ってるだけでこんなにも
美味しいご飯が食べられるなんて。

こんなに美味しく作ってくれるなんて。


感謝が突き上げちゃうじゃんかっ❗



病院食は不味いなんて良く聞きますが
ワタクシメは2回違う病院に入院して
いますがご飯美味しかったです😋


偶々、ご飯が美味しい病院だった
というラッキーが重なったのかも
しれませんが。






最後まで読んで下さり
ありがとうございましたm(__)m