今回の作品はこちら。


(TSUTAYAでは旧作100円です)









女優でもあり映画監督でもある
サラ・ポーリー。



そのサラが自身の出生の秘密と
亡くなったお母さんのことを軸に
自分の家族にカメラを向けた
ドキュメンタリー映画です。



お父さんやお兄さん、お姉さんたち
お母さんが生前親しくしていた人たちに
サラ自身がインタビューしていく。



そこに本物のホームビデオと
若い頃の両親たちを俳優さんが
演じた映像がミックスされて流れる。



俳優が演じている映像を途中
本物と勘違いしてしまうほどに
うまくミックスされています。



それぞれの愛、幸せ、疑惑、言い訳や
悲しみの感情や思い出話などが
渦になって散りばめられている。



ドキュメンタリーというよりも
どこか感傷的でノスタルジーな
映画を観た気分になりました。




サラは見かたによったら悲劇的にも
なるような事柄をどこか客観的に
とらえていた。



そこにハッと気づかされました。



「自分のセンチメンタルな感情に
  溺れないこと」


「起きた事柄をいかに客観的に
  とらえられるかということ」



それがこれからの自分の人生で
とても大切になってくるんじゃ
ないのかなと。




これだけで可哀想なヒロインにならずに
ドラマティックに人生を楽しめるような
気がします。



大したことない様に見える事柄でも
本人にとっては深刻だったりなんて
こともあったりする。



でも自分の物語をなるべく
客観的にとらえて味わいながら
受け入れる。



この地味な繰り返しが
人生にはとても大事なことの様な
気がしました。



そしてその後に自然に癒しも
起こる様な気がします。




【自分と向き合うこと】




それが難しいからこそ
人生はカラフルで華やかに
なるのかしらなんて思いました。




女優のサラが昔から大好きでした。



変な自意識のない自然体な仕草や
演技がとっても好きなのです。



それがこのドキュメンタリーで
わかったような気がしました。




自分自身と真摯に
向き合っている人は皆
とても美しいということ。




お時間がありましたら
美味しいお菓子と共にぜひコーヒー











モールで京都展がやっていまして
小さな和菓子たちが並んでいました。



日本にはこんなにも繊細で
可愛いお菓子があるのね。。。と
なぜか今さらに感動。



アンコが食べられないんで
和菓子には全く興味なかったのです。



少し前に京都の琥珀糖の
美味しさに衝撃をうけまして
からのこの寒天ゼリーの和菓子。



舌触りがとっても良くて
甘くてこんなにも愛らしい。



緑茶、紅茶、珈琲どれにも
完璧にマッチしまうという。



日本に生まれてこられて
本当に良かったと再び感動。



先日、炊きたての白米に
醤油をたらして海苔でまいて
食べましたところ。。。



あまりの美味しさに言葉を失いました。



日本の食卓には白米と醤油と海苔が
いつも側にあったよねと謎の感動。




最近は感激屋さんになって
しまったようです。








最後まで読んでくださり
ありがとうございます。