「喪失の好敵手」2020③「目指していたもの」4 | 言葉を極めたい 文矢達林のブログ

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「紫鋏ちゃん、私は那賀敏子(さとこ)を信用出来ない」
「じゃああの時から❓」
「あの時は、その選択が終わりに繋がると考えていたけど、今の状況を見て確信した」
「私は、真壁往人に協力する」
「紫鋏ちゃん・・・」
「拳等優矢と楯山支矛が目指していたものと今、真壁往人が目指すものは似ているから」
「そこまで言うくらいだから、腹を括っているみたいだね」
「私は早めに一抜けするよ、あなたに会えて後悔という感情は浮かばなかったから」
「私もあなたに会えて後悔はなかったよ」

拳等と真壁の最後の闘いで那賀に付いた2人も別々の道を歩み出したのだった。

2020③(4)終わり