修道女たちが悪魔祓いに挑む! | Asian Film Foundation 聖なる館で逢いましょう

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アジア映画に詳しくなかった私がアジア映画を観てます♪
ネタバレはできるだけ避けております…(ㆆᴗㆆ)*✲゚*。⋆

 

 

 

明日 2月6日公開NEW

 

神社 悪魔のささやき

映画『神社 悪魔のささやき』オフィシャルサイト

劇場情報

「658km、陽子の旅」「#マンホール」などの熊切和嘉監督が、韓国出身の人気アーティストで俳優としても活躍するジェジュンを主演に迎え、神戸を舞台に描いたホラー映画。

 

 

 

 

 

2月13日公開NEW

 

ブゴニア

映画『ブゴニア』公式サイト - GAGA
「哀れなるものたち」「女王陛下のお気に入り」などで知られる鬼才ヨルゴス・ランティモス監督が、これで5度目のタッグとなるエマ・ストーンを主演に迎えて描いた誘拐サスペンス。「エディントンへようこそ」「ミッドサマー」の監督アリ・アスターがプロデューサーに名を連ね、2003年の韓国映画「地球を守れ!」をリメイクした。

 

 

 

 

 

2月13日公開

 

超時空英雄伝エイリアノイド PART1:神剣激突

 

2月27日公開

 

超時空英雄伝エイリアノイド PART2:終局決戦

 

劇場情報

 

 

 

 

 

 

 

 

 


鬼胎 クィテ 黒い修道女



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鬼胎(クィテ) 黒い修道女

鬼胎(クィテ) 黒い修道女 劇場情報

 



その祈りがもたらすのは、救いか、破滅か──
 

本国初登場No.1大ヒット!禁忌と恐怖が交錯する戦慄のオカルティック・スリラー

ストーリー


原因不明の激しい発作に苦しむ少年ヒジュン(ムン・ウジン)。“黒い修道女”と呼ばれるシスター・ユニア(ソン・ヘギョ)は、彼の症状が凶悪な“十二悪魔”の仕業だと主張し、悪魔祓いの実施を求める。しかし担当医のパク神父は「悪魔の憑依など存在せず、複数の精神疾患が重なったものにすぎない」と一蹴する。薬物治療も心理療法も効果を示さないまま、ヒジュンの症状は日に日に悪化。追い詰められたユニアは、自ら悪魔祓いの儀式を行う決断を下す。しかし、叙階を受けていない修道女による儀式は、教義が厳しく禁じる“信仰の禁忌”。それでも彼を救うため、ユニアはパク神父の弟子ミカエラ(チョン・ヨビン)を巻き込んで禁断の儀式へ踏み出すことに。その瞬間から、二人の周囲でも“説明のつかない何か”が静かに蠢き始める──。

 

 

アンニョン(*^-^*)ゞ

いつも読んでいただき、ありがとうございます~キスマーク

 

1月30日から公開が始まっている『鬼胎 クィテ 黒い修道女』を観てまいりました…カチンコ

 

 

 

 

まず前提として、『黒い修道女たち』は、2015年に公開された『プリースト 悪魔を葬る者』のスピンオフ作品です。

『The Priests 2: Dark Nuns』と、2作目として表記されている英語圏のサイトもあります。

 

しかし、物語的な連続性はそこまで濃くなく、『黒い修道女たち』からいきなり観ても大丈夫のように思います。

1作目を観てないとわからないということはないんじゃないかな。

 

とは言っても、『プリースト』に登場した人物の名前がセリフで出てくるし、やっぱり『プリースト』を観てから『黒い修道女たち』を観た方が絶対に楽しめるし、感動的だと思う。

 

ちなみに『プリースト』は公開当時、544万人とヒットし、チェン・ジェヒョン監督は2024年には、『破墓 パミョ』を大ヒットさせています。

 

 

日本でのタイトル『鬼胎(クィテ) 黒い修道女』の「鬼胎」ですが、初めて聞く言葉だけど、映画の中のセリフで説明されてます。

 

『黒い修道女たち』はジャンル的にはホラー、オカルト、エクソシスト系…なんですが、重心が低いというか、ドラマ性が高い作品です。

何というのかな…軽い上辺だけの娯楽映画って感じではないと私は思いましたね。

本当に脚本がいいし、演出もドーンと重いです。

 

ホラーではありますが、そんなに怖くはないと思います。

ホラーが苦手な方が観ても大丈夫じゃないかな…。

私は観ていて怖さよりも、ドラマから得る興奮の方がずっと大きかったです。

大きな音で驚かすようなジャンプスケアもないですし、過度のグロ表現、残酷描写もなかったんじゃないかなあ…。

 

(すんませんあせる…グロ表現はありましたわあせる

 

と、書いてますけど、でも、もしかしたらキリスト教の信者さんたちは怖く感じる映画なのかもしれないあせる

そのあたり、私は信心深くないので、わからないところがあります。

 

要するに『黒い修道女たち』は、ホラー映画であり、エクソシストものだけど、重厚な作品で、私の感想としては「かっこいい」があると思います。

観ながら、かっこいいと思ってました。

 

そのかっこよさを説明すると、このジャンルの傑作、ウィリアム・フリードキンの『エクソシスト』(1973年)も、私は怖いというよりもかっこいいと思ったんですね。

もちろんウィリアム・フリードキンの撮り方がかっこよかったのもあるけど、オカルトというジャンルはどこか、私にはかっこいいものなのかもしれません。

 

『黒い修道女たち』は『プリースト』と重なるものが多いと思いますし、私が『プリースト』で感じた映画的なグルーヴを再び感じたように思います。

あの徐々に高まるエネルギーのうねり、それですね。

 

あと、スクリーン・サイズの話だけど、「ヨーロピアン・ビスタ」ですか、アスペクト比が「1.66:1」だそうで、それが確かに私も特別に感じました。

韓国映画界ではキム・ジウン監督の『蜘蛛の家 COBWEB』(2023年)以来、史上二番目に使用された珍しいアスペクト比だそうです。

気になる映画ファンはやっぱり劇場で体験されてはいかがでしょう。

 

 

チェ・ヒジュンという少年が悪魔に憑かれ…危険な兆候が明白なのに、教会は悪魔祓いを許可しなかったんですね。

ヒジュンの容態は悪化しているのに、「叙階を受けていない修道女」には任せられないと…。

しかし実のところ、少年に憑いた悪魔に対応できる教会関係者はいないんですよ。

 

それでも、シスター・ユニア=カン・ソンエは少年が「十二悪魔」に取り憑かれたと見抜き、この危機に立ち向かう決意をします。

ユニアは、ミカエラ=イ・スヨンをパートナーに選びますが、ミカエラは悪魔憑きについて猜疑的です。

ミカエラはユニアに対して反発も覚えつつも協力していくことになる。

ミカエラはムーダンであるヒョウォンにも協力を仰ぎますが、そこでヒョウォンの弟子エドンと出会います。

 

映画は欧米のエクソシストものと比較しても遜色のないオカルト映画のシリアスな佇まいを崩しませんが、でもそこは韓国映画。

韓国のドメスティックな魅力が映画に活かされています。

ムーダンが登場し、韓国のシャーマニズムが物語に関わり、後半、重要な役目を果たします。

 

また私のような韓国映画ファンにとっての喜びでもある「韓国らしさ」…それがこのオカルト映画に調和して、何とも言えない風情もあります。

 

私はキリスト教に詳しくなく、悪魔祓いについても映画で知った程度なので、用語なんかを難しく感じるのですが、韓国映画なら大丈夫…わからないところがあっても楽しめました。

 

韓国ってよく「エクソシスト」ものが作られてる印象で…この前にはマ・ドンソクさんの『悪魔祓い株式会社』(2025年)があったし、『ディヴァイン・フューリー 使者』(2019年)、『メタモルフォーゼ 変身』(2019年)、『憑依』 (2023年)…いろいろありましたよね。

ドラマでも『客:The Guest』(2018年)という作品があるそうで、興味を惹かれます。

 

私は観てないんですが、パク・シニャンさん主演の『三日葬 サミルチャン』(2024年)もこのジャンルですかはてなマーク

 

 

 

 

シウター・ユニア、本名カン・ソンエを演じるのはソン・ヘギョ。

得意技は水責め。

 

韓流ファンの方々の中にも、彼女を悪く言う人がいますが、私にはそういう考えはありません。

また近いうち、その理由を書ければいいですね。

 

 

この映画、やっぱりソン・ヘギョと彼女が演じたシスター・ユニアの魅力が大きいと思います。

 

私がこれまでに観たソン・ヘギョの出演作は多くなく、オムニバス作品『カメリア』(2010年)の第3話「ラブ・フォー・セール」と、イップ・マンの妻を演じたウォン・カーウァイの『グランド・マスター』(2013年)、それこそドンちゃんと共演した『世界で一番いとしい君へ』(2014年)の3作だけだと思います。

あと、ホントに若い頃に出演した『恐怖の瞳』(1998年)というSBSのドラマも観てますが、そのドラマもホラーだったんですよね。

 

『黒い修道女たち』を観て、まず感動したのがソン・ヘギョの演技とかっこよさですね。

悪魔と対峙し睨みつけるユニアの表情にゾクゾクきました。

 

ユニアは『プリースト』のペトロ神父=キム・ボムシン(キム・ユンソクさん)が認めた悪魔祓いの儀式を行える女性ですが、教会は彼女を承認しません。

そこらへん、イラッときます。

 

(『プリースト』のキム・ユンソクさんがそうだったように)ユニアが喫煙者な設定も面白い。

ソン・ヘギョはタバコを吸わないそうですが、撮影の半年前からタバコを吸う練習をしたとのこと。

 

 

ユニアと共に悪魔祓いを行うシスター・ミカエラ、本名イ・スヨン。

病院で働く医師なので、白衣がまた似合ったりする。

実はタロットの知識にも秀でている。

スイーツとか団子とかコーラが大好き。

 

悪魔祓いを行おうとしているユニアに対し、反感を覚えている雰囲気のミカエラですが、実は彼女は過去のトラウマに苛まれている。

そこらへん『プリースト』のアガト(ドンちゃん)と重なるキャラクター。

 

強いて言えば、ミカエラの過去の出来事をイメージだけでなく、もうちょっと具体的に教えてほしかった。

 

でもユニアとミカエラ、二人の女性が主人公なのがホントに良かったです。

二人が徐々に親密になり、二人で戦いを挑む流れも…。

 

 

チョン・ヨビンさんは『ハルビン』(2024年)の「チョン・ウソンさんの弟の嫁」の役で、チョン・ウソンさんをどやしつけた怒鳴り声が超・印象的なんですが、私は『黒い修道女たち』で一気にファンになりました。

素敵な女優さんですし、彼女もかっこいいですね。

 

 

憑かれた少年チェ・ヒジュンを演じるのはムン・ウジンくん。

 

『新 感染半島 ファイナル・ステージ』(2020年)の、ドンちゃんの甥のあの男の子でしたか~。

いや~、感染したり憑かれたり演じる役が大変あせる

 

エクソシスト映画といえば「憑かれた子」の異常な演技が見ものですが、『黒い修道女たち』は、そこまでケレン味に振った演出じゃないです。

抑え気味ですね。

が、やっぱりムン・ウジンくんの演技は重要ですよね。

 



パウロ神父=パク・ヒョンゴン役はイ・ジヌクさん。

 

パウロ神父は病院の医師でもあり、ミカエラの上司でもあります。

彼はチェ・ヒジュン少年を医学的に治療できるし、そうすべきだと考えてますので、悪魔祓いを信じてないし、反対です、

が…という話。

自分の手に負えないと気づいたあとのパウロ神父の憔悴しきった顔にちょっと笑うそうになりましたあせる

 

でもそのあと、いいシーンがあるんですよね~。

 

それこそ何度も『怪しい彼女』(2013年)を観ている私ですが、イ・ジヌクさん、久しぶりに見ましたよ~。

 

 

そのほか、ヒジュン少年のオンマ役でチョン・スジさん、ムーダンのヒョウォン役でキム・グッキさん、その弟子エドン役でシン・ジェフィさん、出られてました。

エドンも重要なキャラクターで後半、活躍しますね。
 

あと、ムーダンの神堂におられたタモン法師の役でパク・チョンハクさんも出演されてましたが、このタモン法師の設定がもっと何かありそうに思えました。

怖いこと言ってたので…。

そこ、私にはわかりにくかったかな。

 


アンドレア神父を演じるのは特別出演ホ・ジュノさん。

 

今回はいい人な役かなあ…と思ったのに、やっぱりエグイことになるのだった汗

 

ホ・ジュノさんってホント、こういう映画にピッタリなんですよねあせる

 

そして、え~、ドンちゃん…出てきますが、どこで出てくるか、うちの記事では内緒にしておきましょうね。

 

パク・ソダムは写真だけですよ、出てきません。

 

 

クォン・ヒョクチュ監督は、リュ・スンワン監督の『ARAHAN アラハン』(2004年)にスタッフとして参加されて、2006年の『相棒 シティ・オブ・バイオレンス』では助監督を務められたそうです。

2006年には『단편 손자병법 Art of War』という8分の短編映画を監督されてますね。

2007年にはアクション監督として有名なチョン・ドゥホンさん主演で、『虎と呼ばれる男 The Man called 'Tiger'』という11分の短編映画も監督されてます。

 

2008年、またリュ・スンワン監督の『史上最強スパイ Mr.タチマワリ』には脚本と助監督で携わられてます。

と、いうことからも「リュ・スンワン組」の方なんですが、2010年、リュ・スンワンさんの製作、脚本で、『トラブルシューター 解決士』を監督…長編商業映画デビューされてます。

 

 

 

『トラブルシューター』はソル・ギョング兄貴の私立探偵アクションということで、私も大好きな作品です。

 

 

2023年、『カウント Count』を監督。

キャストはチン・ソンギュさん、ソン・ユビンさん、オ・ナラさん、コ・チャンソクさん、コ・ギュピルさんと豪華なんですが、日本では未公開のようです。

なんか、メッチャ観たいぞ、『カウント』ビックリマーク

 

 

そして2025年、『黒い修道女たち』が三作目だったんですが、風格のある作品でした。

おそらくどんなジャンルを監督されても、いい作品を撮られるんだと思う。

次作がどんなジャンルの映画なのかわかりませんが、期待せずにはいられません。

 

 

私はもう、少年を救い、悪魔に打ち勝つため、執念で戦うユニアとミカエラの姿に感動しました。

前半は割と静かでしたが、後半はエネルギーがうねる作品でしたね~。

 

そして強い感動がありましたし、オカルティックな雰囲気がブワ~ッときて興奮でした。

悪魔が名乗った瞬間、ゾクゾクきたわ~あせる

 

 

この映画のパンフレットは発売されてません。

 

オカルト、ホラー、エクソシズムが苦手だったらしょうがないけど、それが好きなら是非、観ていただきたい映画です。

一時期の派手でビックリ系な韓国ホラーと違って、重心が低い、風格のあるホラーだと思います。

 

音がそれなりに大きく、響いたりするので、それを体験するためにも劇場で観ておきたいところです。

映画館でご鑑賞ください、オススメしますビックリマーク

 

今日もおおきに、ありがとうさんでした…キスマーク

アンニョン(^.^/)))

 



鬼胎(クィテ) 黒い修道女


原題:검은 수녀들 黒い修道女たち
英語題:Dark Nuns


2025年製作/115分/G/韓国

撮影期間:2024年2月22日~5月25日


韓国封切:2025年1月24日

製作:Zip Cinema

配給:Next Entertainment World


日本公開::2026年1月30日
配給:クロックワークス

原作:パク・スミン、イム・ピルソン
Producer:ユン・ウンハン
脚本:キム・ウジン
脚色:オ・ヒョジン
監督:クォン・ヒョクチェ [第3作]
助監督:ムン・デヨン
撮影:チェ・チャンミン (CGK)
照明:イ・チョロ
編集:シン・ミンギョン (A.M.POST)
音楽:キム・テソン (MONOPOLE)
美術:チョ・ファソン、パク・キュビン(ファソン工作所)
武術:イ・ゴンムン、イム・ヒョウ

[出演]
ソン・へギョ → カン・ソンエ ユニア修道女
チョン・ヨビン → イ・スヨン ミカエラ修道女
イ・ジヌク → パク・ヒョンゴン パウロ神父
ムン・ウジン → チェ・ヒジュン
キム・グッキ → ヒョウォン菩薩
シン・ジェフィ → エドン
パク・チョンハク → タモン法師
チョン・スジ → ヒジュンの母
パク・チイル → 主教
ユナ → 幼いミカエラ
チェ・ユリ → 幼いミカエラのルームメート
オ・マンソク → シン教授
Massimo Fierro → バラ十字会 神父
Adriana Maria Duello → 通訳 修道女
イ・ギョンソン → おばさん患者
ユン・ジンソン → パク・ミョンジャ(薄命者)
シン・ジュヒョプ → マルコ副祭(プジェ)

特別出演
ホ・ジュノ → ホ・ユンチョル アンドレア神父

友情出演
カン・ドンウォン → チェ・ジュノ アガト神父
ハン・ドンヒ → 看護師

輝国山人の韓国映画様から転載させていただいてます。

 

 

【2月に観た映画】

 

1日 28年後... 白骨の神殿(2026年)

4日 鬼胎(クィテ) 黒い修道女(2025年)

5日 the EYE 【アイ】(2002年)

6日 風雲 ストームライダーズ(1998年)