韓国映画 多細胞少女 (2006年) | Asian Film Foundation 聖なる館で逢いましょう

Asian Film Foundation 聖なる館で逢いましょう

アジア映画に詳しくなかった私がアジア映画を観てます♪
ネタバレはできるだけ避けております…(ㆆᴗㆆ)*✲゚*。⋆

 

 

 

 

 

「華麗なる遺産」「怪しい彼女」などに出演…俳優チェ・ジョンウ、本日死去 (Kstyle 5月27日)

 

チェ・ジョンウさんが亡くなられたんですね…。

 

何度も観る映画に出演されている俳優さんには親しみを感じるものですし、たくさんの映画に出られているチェ・ジョンウさんが好きでした。

亡くなるイメージがなかったので、突然の訃報に驚きました。

映画の中のチョ・ジョンウさんの様々な記憶が浮かんでいます。

 

謹んで哀悼します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

多細胞少女

 

 

 

 

 

 

多細胞少女
原題:다세포 소녀 多細胞少女
英語題:Dasepo Naughty Girls


2006年 韓国 104分
韓国封切:2006年年8月10日
日本公開:2007年8月25日より「韓流シネマ・フェスティバル2007 ルネサンス」にてシネマート六本木、シネマート心斎橋ほか全国順次開催 配給:エスピーオー

原作:インターネット連載漫画「多細胞少女」(B級ダルクン=チェ・ジョンテク)
脚本:チェ・ジンソン
監督・脚本:イ・ジェヨン [第4作]
撮影:チョン・ジョンフン
照明:ユ・チョル
音楽:チャン・ヨンギュ,ペク・ヒョンジン

 

ストーリー

規律が乱れきったムスルモ高校。援助交際で家族を養う“貧乏神”(キム・オクビン)は、ハンサムな帰国子女アンソニー(パク・チヌ)に恋をするが、声をかけることさえできない。当のアンソニーは、“一つ目”(イ・キョン)の妹“二つ目”(ウン・ソン)に一目惚れするが、彼女が弟であることを知り、苦悩していた。そんなある日、ヤクザのボス、ワンド(イ・ウォンジョン)と意気投合した“貧乏神”は、アイドルとして芸能界デビューする……。(CINEMATOPICS)
 

 

気を取り直して ―― アンニョン(^-^)ノ

いつも読んでいただき、ありがとうございます…キスマーク

6月もよろしくです…音譜

 

先月は『セクシーヒーロー★ピョン・ガンセ』(2008年)、『高校教師 恋の教育実習』(2005年)、『セックス インポッシブル 男はみんな狼だ!』(2003年)と…同傾向の韓国映画について書かせてもらいましたので、また書かせてもらいます。

 

2006年の韓国映画『多細胞少女』…この作品も私、かなり前に観たんですが、「この映画は少し研究してから書こう汗」と、感想を書かずにいた作品ですが、そんなん「研究」なんかできるはずもなくほったらかしにしていたわけですね。

 

 

映画の原作はB-rate Dalgung(=チェ・ジョンテク)さんによるWebtoon(ウェブ漫画)です。

 

漫画の画像を少し見てみましたが、ハングルなので話まではわかりませんでした。

 

 

で、映画ですが…物語を要約するのが困難ですね~。

 

宗教自由「ムスルモ(無意味)高校」というヘンテコな学園を舞台にした、貧乏少女キム・オクビン、帰国子女アンソニー(パク・ジヌ…同姓同名の方おられます)、いじめられっ子「一つ目」(イ・キョン)とその妹…実は弟「二つ目」(イ・ウンソン)、あとテリとかウスとか、そういった登場人物たちのコミカルながらもゆるいエピソードの羅列って感じです。

 

一人の先生が性病で病欠したら、クラスのほとんどがコネクション的に関係があって全員大慌て…みたいなあせる

「性におおらか」な学園ってことなんでしょうけど、言い方を変えれば品行の乱れってことなんですが、映画なので問題なしビックリマーク

 

ただ全体的に、援交とか貧乏とかおじさんの女装とか、あとLGBTQも、いろんなことをポップに描こうという映画なので観てて困ってしまうのはあります。

アンモラルなノリについていけない人には無理な映画かもしれませんが、怒るほどではないと思います。

 

まず笑えるのは「ほとんどの先生」をイ・ジェヨンさんが単独で演じていることで、カツラを付け替え腕によりをかけて演じてはります。

 

 

湧き出る情熱 はいはーい

溢れる欲望 ばいばーい

我ら誇り高き

全宇宙の摂理を理解した高校 無意味(ムスルモ)!!

 

輝かしい知恵を

懸命に耕し踏み固めて

民族の花園にとって

恵みの雨となろう

 

 

とテンション高めにミュージカルで始まるんですが、映画としてはそこまでテンション高くない。

ゆる~い感じです。

 

で、2004年「ネイバー」オルチャン選抜大会ネイバー賞受賞の美少女キム・オクビンが援交あせる

と困惑してしまいますが、相手のおじさんが持ってきた「おもちゃ」がプレステか何かでホッあせるとするのでした。

 

しかし貧乏なことには変わりない。

幼い弟は魚を釣ってごはんの足しにしてます。

お母さんはマルチ商法のセラミック・ピラミッドをいっぱい買わされて、それを売って生活費にしようとしてる。

 

で、学校の授業では先生が韓国固有の文化を教えようとしたら生徒からそれは日本発祥ですとかことごとく反論を食らってガッカリ。

何なんだ、この自虐ネタは。

 

で、教え方を間違えた我を叩きたまえ、とか、単に自分の大事な道具でお尻を叩いてほしい先生汗

 

 

もういろいろアレなんですが、逮捕されるわ、こんな先生~。

 

あ、今、思いついたんですが、もしかしたら北野武監督の『みんな~やってるか!』(1995年)みたいな映画が好きな人は向いてる…かも汗

笑えそうで笑えなさそうで笑えそうな感じが近いかも。

 

 

ホント、いきなり観たら困ってしまうんですが、しかし貧乏少女キム・オクビンがホントに可愛いです。

 

キム・オクビンがどの程度、前向きにこの映画に出たのかはわかりませんが、2005年にドラマ『ハノイの花嫁』でベトナム人女性を演じてデビュー、ホラー・シリーズ「女校怪談」3作目の『ヴォイス Voice』(2005年)で映画デビュー。

何でもやらなアカン時期やったんかもしれません。

 

しかし『多細胞少女』がどんなに黒歴史でも、2009年、パク・チャヌク監督、ソン・ガンホ主演の『渇き』で血だらけになって暴れて、やはり女優さんとして揺るぎない評価を得たはず。

 

その後も、チャン・フン監督の『高地戦』(2011年)の狙撃兵、2017年の『悪女 Akujo』の国家情報院 要員など、女優さんとして目を見張るものです。

 

またネットフリックスのドラマ『その恋、断固お断りします』(2023年)はキム・オクビンが初めて挑戦したロマコメで、好評なようですね。

 

その恋、断固お断りします Netflix

 

観てえな~。

 

 

最新の映画出演はパク・チャヌク監督の短編『일장춘몽 Life is But a Dream』(2022年)みたいですが、また早く長編もので主演してほしいものです。

 

 

タイムトラベルに成功した科学者たちが、予測不能な事態に陥る様を描いた韓国製SFサスペンス。

タイム・クライム』(2013年)もあります…ひらめき電球

 

 

で、貧乏少女が憧れるアンソニーは、クラスのみんなからハブられてる「一つ目」の妹「二つ目」に一目惚れですが、実はこれが男汗…お小遣いを貯めて性別適合手術を計画中。

 

男が男を好きになってもいいか悩むアンソニー。

こいつがまたモテ過ぎなために常識のないヤツなんですがね。

 

貧乏少女は借金のカタにヤクザの親分と援交することになりますが、この親分がしっかりイ・ウォンジョンさんあせる

しかしそうであっても危うし女子高生ですが、嬉しいことにこの親分が女子高生のコスプレして女子高生になりきるのが生きがいの「ワンカル オンニ」だったビックリマーク

 

 

貧乏少女にセーラー服を着せてキャッキャするのが最高!!

オンニに無理やり悩みを言いなさいと言われて、言ったら泣いてしまいオンニの膝で眠る貧乏。

 

 

実はこのワンカル オンニと貧乏の場面は本気でいいんですよね~。

イ・ウォンジョンさんの魅力が出てて…。

いや~、ワンカル オンニの写真集を出してほしい音譜

 

で、説明不足も甚だしいんですが、学園では変なことが起こってるらしかった。

万事がこの調子です…。

 

怪しい男たちに拉致されるワンカル姉さん…と貧乏。

 

 

そこはエロスの館の怪しい秘密結社「エロティックレルルム教」で、平凡な日常に多大な性的エネルギーを注入してくださる神に捧げるべく神聖な処女2人として連れてこられたのだった。

性的エネルギーの発散のエロティカ・ダンスを踊らされるワンカル姉さんと貧乏。

ノリノリなイ・ウォンジョンさんあせる…はダメでしたが、恥ずかしがりながら踊った貧乏の方はイケていたビックリマーク

秘密結社大盛り上がり!!

 

そして貧乏はイ・ウォンジョンさんの会社からデビューすることになった。

〝腰振り少女のダンスにネット大騒然〟

〝韓国を席捲〟

〝腰振り少女シンドローム〟

 

「席捲」って「せっけん」と読むんですね汗
 

 

貧乏はテレビでも紹介され有名になったが、笑顔がぎこちないので芸能界ではぜんぜん上手くいかなかった汗

美少女スターも楽じゃない。

 

そんな貧乏の家を訪ねるアンソニーだが、案の定、必死で貧乏を隠そうとする貧乏。

信じやすいアンソニーに隠せ通せそうだったが、無理でした汗

 

 

実は貧乏のお母さんは、貧乏が生まれた時、貧乏の一歳上の兄をスイスに養子に出していたのでした。

「豊かな国に行かせれば、あとで戻ってきたとき私も助かるかなと」というメッチャ打算的な心境であせる

 

もしかして ―― アンソニーは私のお兄さん…はてなマークあせる

ダメよ、そうしたらどうするのはてなマーク

近親相姦…あせる

また勝手な想像を汗

 

で…ナンヤカンヤ…私には説明できませんが、テリとウスたちは女子をおしとやかにさせる校長の陰謀を知り…自由の精神のため全校の(経験済みの)生徒たちは校長との対決のため夜の学園に集合!!

 

 

校長に取り憑いていたのはなんと、イムギだったビックリマーク

てゆうかキム・スミさんだった!!

 

よくわからないけど破廉恥なバトルが勃発し、結果として両者にとって納得な結末を見た。

 

 

美少女スターとしては成功できなかったけど、なんとなく幸せになった貧乏…。

 

貧乏と貧乏神の別れのシーンは好きやなあ~( ;∀;)

 

そしてムスルモ高校に卒業式の日が来るのだった。

 

 

いろいろ最後の方まで書きましたが、私の書き方が下手なので大丈夫です。

 

ま~、最初はマンガを映画化してズッコケた映画という第一印象でした。

104分の映画ですが、説明が不十分なのか、最初に観た時には「なんだこりゃあせる」って感じでした。

 

※ 韓国のサイトでは111分と記述されてるんですが、日本版DVDはカットされてるんでしょうか💦

 

で、昨夜、感想を書くために久しぶりに観返しましたが、そうしたら悪くなかったですね。

これはこれで面白いと思いました。

 

DVDには特典映像として22分の削除シーンがあるんですが、もうそれを全部追加した方が良かったかもしれない。

どうせもともとゆるい映画ですし。

 

やっぱりマンガを映画化するって難しいんでしょうね。

 

でも撮影とか、絵作りと…そういうのはいいと思います。

映画としては強引な表現なんでしょうけど、それがシュールな個性になってて、楽しかったですよ。

 

こんな映画なので登場人物全員がどこか変で、まともな人がいないって面白さなんですが、フリークスたちを素敵に描いて「まともって何はてなマーク」ってテーマにしたらどうかと思うんですが、それはそこまでではないですね~汗

テーマ的には性の自由はてなマーク…なのかなああせる

 

でも結末はなんとなく、それぞれ自分の幸せが見つかってるような…。

 

あと、宗教を風刺したようなコミカルな描写があるけど、韓国的には大丈夫なのだろうか。

ハレー・クリシュナとか怒りそうで心配…。

 

 

ちなみに原作の『多細胞少女』ですが、2006~07年に15分から30分のエピソード40篇で構成され、ケーブルチャンネルであるスーパーアクションで放送されたテレビシリーズにもなったそうです。

 

そちらの方が原作のファンにも好評だったそうです。

 

 

映画版の監督さんはイ・ジェヨン監督です。

 

1998年 情事 an affair ★
2000年 純愛譜 -じゅんあいふ-
2003年 スキャンダル ★
2006年 多細胞少女 ★
2009年 女優たち
2013年 後談話:監督が狂いました
2014年 世界で一番いとしい君へ ★
2016年 バッカス・レディ

 

こういった作品を監督されてます。

★=私が観ていた作品です。

 

いや~、『情事』、『スキャンダル』、『世界で一番いとしい君へ』なんかと比べて、えらい違う作品ですな~。

もともとのマンガを知らないので、あくまでも私の想像ですが、マンガを映画化する中で、監督のやりたいこともなさったら、変になったんじゃないでしょうか汗

 

でも、その変さも面白いですけどね。

 

 

 

 

 

キャストについて詳しくは書きませんけど、知りたい方は輝国山人さんの方でまた見てください。

 

キャスト的には貧乏少女キム・オクビンがやっぱり惹かれますよね。

力のない演技ですが作品には合ってますよね。

 

そういった感じで、何か書いておきたいなあ~と思ってた『多細胞少女』について、こうして書けて良かったですよ。

 

すごく観たい!!という方々もそう多くはないと思いますが、また観たい人はサブスクで配信されるのを待つか、待てない方はお近くのレンタルDVDさんで探すか、宅配DVDレンタルの「TSUTAYA DISCAS」さんに頼んください。

 

今日も読んでいただき、ありがとうさんでした…キスマーク

アンニョン~(^.^/)))

 

 

 

 

 

 

【5月に観た映画】

 

3日 スパイダー・フォレスト 懺悔(2004年)

4日 炎上ドライブ(2024年)

6日 アウトレイジ ビヨンド(2012年)

8日 このろくでもない世界で(2023年)

10日 ノリャン 死の海(2023年)

15日 セクシーヒーロー★ピョン・ガンセ(2008年)

16日 私は王である!(2012年)

17日 高校教師 恋の教育実習(2005年)

19日 ラブ・インポッシブル 恋の統一戦線(2003年)

22日 スター・ウォーズ エピソード5 帝国の逆襲(1980年) タイヨウのウタ(2025年)

26日 6時間後に君は死ぬ(2024年)

29日 サム Some(2004年) セックス インポッシブル 男はみんな狼だ!(2003年)

31日 多細胞少女(2006年)