ゴジラ キング・オブ・モンスターズ (2019年) | Asian Film Foundation 聖なる館で逢いましょう

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アジア映画に詳しくなかった私がアジア映画を観てます♪
ネタバレはできるだけ避けております…(ㆆᴗㆆ)*✲゚*。⋆

 

 

 

 

 

9月13日からカン・ジェギュ監督の『シュリ』のリバイバル公開が始まってますNEW

 

映画『シュリ デジタルリマスター』公式サイト

 

1999年に韓国で製作・公開されて大ヒットとなったスパイアクション大作。南北の分断による対立や悲劇を韓国の情報局員と北朝鮮の女性スナイパーの悲恋にのせて描く。ミステリーやアクション、ラブストーリーなどさまざまな要素が巧みに絡み合い、公開当時の韓国で「タイタニック」を超える観客動員621万人となる大ヒットを記録。2000年に公開された日本でも大きな話題となり、以降に広まった韓流ブームの礎を築いた作品としても知られる。

 

 

 

 

 

NEW公開中の韓国映画ですNEW

 

ソウルの春

映画『ソウルの春』オフィシャルサイト

 

ボストン1947

映画『ボストン1947』公式サイト

 

憑依

映画「憑依」公式サイト

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


ゴジラ キング・オブ・モンスターズ

 

いつも、ありがとうございます(^-^)ノ

 

ほとんど前回の記事からの続きになるんですけど、『ジュラシック・ワールド』の2作を観て、「今ならでかいモンスターもイケるビックリマーク」と思い、『ゴジラ』も観てみました…カチンコ

 

念のため…私は『ゴジラ』は…ローランド・エメリッヒさんの『GODZILLA』(1998年)は劇場で観て気に入りましたが、あとはほとんど観ておらず ―― 15年ほど前でしょうか、ある掲示板で知り合った方からオススメされて、日本の昔の『ゴジラ』(の中でも初心者にわかりやすそうな)作品のどれかを観たんですが…その時はあまりハマれず汗…しかし、ギャレス・エドワーズさんの『GODZILLA ゴジラ』(2014年)も観てますし ―― それから『シン・ゴジラ』(2016年)も観てました。

 

要するに映画は観てても『ゴジラ』に詳しくないのですが、一つ ―― ホントに悔いを感じていることがあって、去年の秋に公開された『ゴジラ-1.0』を観に行かなかったことです。

 

『ゴジラ-1.0』を観た方のレビューを読んで直感的に、あ、観たいビックリマークと思ったんですね。

『ゴジラ-1.0』はロングランヒットになったんですが、うかうかしているうちに観に行けませんでした(>_<)

でも今でも一番観たい日本映画かもしれない。

 

そんなゴジラさんですが、私がゴジラさんのちょっと苦手なところは大きすぎるところかな…汗

「ゴジラ 身長」で調べると…あ~、映画ごとにちょっとずつ違うんですね。

ともかく『キング・オブ・モンスターズ』の松井、いや、ゴジラさんは119.8メートルとのことです。

そこまで大きいとね~、あくまでも私の好みですが、大きすぎて怖くないんですよ。

やっぱりグリズリーくらいが一番怖いんじゃないですか。

 

でも、ファンの方々は別にゴジラさんに怖さを求めてないのかもしれない。

ああまで巨大な存在なのが好きなのでしょう。

 

 

ともかく、ジュラシックな恐竜たちが良かったので、ゴジラさんの映画を観たんですが、日本が生んだ怪獣王ゴジラをハリウッドが映画化した「GODZILLA ゴジラ」(2014年)のシリーズ第2作。です。

 

2014年の映画の時、大勢の方々が巻き添えで亡くなられて、マークとエラも息子アンドリューを失い、彼の死を忘れることなどもちろんできないでいた。

 

で…主人公のマーク・ラッセルさんですがあせる

 

 

いやいやいやアカンアカンアカン💦💦💦

この人はアカンやろ~💦💦💦

 

この人は2005年の『キング・コング』で臆病すぎて終始、全速力で逃げ回ってた人でっせあせる

いや、ホンマ足だけは早い人でみんなを追い抜いていくし、危なさを察知する直感だけは優れてて危ないビックリマークと思ったら即、人を押しのけて逃げようとしてるナルシスト俳優のブルース・バクスターですってばあせる

 

何も知らんと観始めたら主役がこの人やったのでビックリして終始、変な気分で笑ってしまいました。

なんでこの人が主役になったんやろ~はてなマーク

私にはもう「臆病で逃げ足の速い人」にしか見えへんのよ。

 

しかもあとで調べたらこの人、「博士」やったんですよ。

なんかの専門家だとは思いましたけど、博士て。

 

ま~ね~、ブルース・バクスターについて言うとくと、一回だけ勇気を出して仲間を救出に行かはったんです。

そん時は綱か何かに捕まってバババババ!!って撃って虫を殺してはりました。

もしかしてモンスターは怖いけど虫には強い人なんかはてなマーク

 

いや~、カイル・チャンドラーさん…このあともこの『モンスターバース』シリーズに出てはるようですが、よりによってものすごい人をキャスティングしたもんやな~汗

 

でも『キング・コング』のブルース・バクスターは面白かったなあ~。

だってずっと忘れられませんからね、あの逃げっぷり。

『キング・コング』は私、ブルーレイを持ってるので観放題です。

 

ちなみに、その『キング・コング』は私が最も好きなモンスター映画だと思う…。

 

 

で、そんなマーク・ラッセル博士ですが、妻のエマとは別居していて、娘のマディソンとも会えないでいました。

しかしマディソンはママの様子がおかしいとパパに相談したかったのですね。

パパも十分におかしいんですが。

 

で…エマ・ラッセルも博士で…そのあたり、私には難しいんですが、モンスターに音を送ってある程度、操れる機械「オルカ」をマークが発明してたのを彼女は使えたのかなあ…そのことで極悪環境テロリストに娘もろとも拉致されて連れて行かれてしまう。

 

う~ん…私の主義として、まだ観ていない方々にはネタバレをするのは避けたいところです。

 

以下、内容に触れますので、知りたくない方はご注意ください💥

 

私、このエマさん、苦手でしたわ~あせる

なんか、何を考えてるのかわからへんし、サプライズがきついあせる

普段は悪役でも好きになったりする私ですが、この方だけは好きになれなかったです。

珍しいですよね、主人公の妻なのにこんな役の人あせる

 

演じてはるのは…おうおうおう~、『情事 セカンド・ラブ』(2007年)でハ・ジョンウさんとも共演しているヴェラ・ファーミガさんじゃ~あ~りませんか~音譜

ぎょうさん映画に出てはりますよね~。

 

 

エマとマークの娘マディソンですが、拉致されててもけっこうろうろしてますな。

 

でもこのマディソンも主役の一人で、後半では勇敢に活躍するのでした。

 

ハリウッド映画なので家族の物語も大事にされてますが、エマさんがな~あせる

 

エマさんは大きな罪を犯すので…どれほどの方々が犠牲になられたことか…。

モンスターから避難されている方々も映りますが悲惨なものです。

 

 

テロリストのリーダーを演じたチャールズ・ダンスさんなど私にも馴染み深い俳優さんが出ておられました。

 

デヴィッド・ストラザーンさんやジョー・モートンさんはジョン・セイルズ監督の映画で主演した経験のある方々ですよね。

 

最初の方に出てくるCCH・パウンダーさんは『バグダッド・カフェ』(1987年)の方だし…。

 

 

ただ、キャストが豪華な分、扱いはかなり容赦なく…サリー・ホーキンスさん…汗

出てて嬉しかったのですが、でもああなるのなら役柄的に必要だったのかなあ。

 

それに比べて渡辺謙さんはやっぱり重要な役ですよね。

 

ただ、なんとなく…ずっとこのままシリーズにお出になり続けるんだろうと思ってたので意外でした。

う~ん…難しいことはわからないけど、あの方法しかなかったのかなあ…。

 

てか、爆発で起こしたら人間たちに怒ってきそうに思うんですがね。

お前ら攻撃しやがって、許さんむかっみたいな。

そんな野暮は言いっこなしてか。

 

 

アジア映画ファンとして嬉しいのはチャン・ツィイーですよね。

彼女の表情はいつも魅力的です。

 

好きなやり取り ⇒

「ギドラ」

「ゲリラです」

「ギドラだってばむかっ

 

 

後半で、彼女演じるチェン博士の家系についても触れられていて、それを知るとチェン博士は今後ずっとシリーズに出ていそうな感じですね。

と言って次で怪獣に踏まれるかもしれんが。

 

 

私としては「モンスターたちの内面」まではよくわからないんですね。

モンスターの考えというか。

例えば捕食するために暴れているとか壊しているとかでもなく、何のために暴れているのかですよね。

違うと思うけど寝起きで怒るのか。

映画の中ではエマが、怪獣が暴れて壊すことで地球の環境が改善されていく、というような説明があったけど、どうなんでしょうか。

地球を壊して直すみたいな、それ目的で生まれてくる存在ってい~る~はてなマーク

だったらユンボで壊して回ったらアカンのか。

 

ともかく、な~んも考えんと本能の赴くままに暴れてるだけのようでもなく…「怪獣の王様」の前ではひれ伏してしまう。

この人怒らすと怖いで、みたいなはてなマーク

あるいはもっと神話の中の神のように崇められる存在はてなマーク

 

モンスター同士が出会うと躊躇なく戦いになってしまうのが、やっぱりちょっとわかりませんが、それを言ったらプロレスや格闘技の存在意義もあるし、モンスターのプロレスなのかなあ。

誌面を飾るなビックリマークって言ってんだ!!みたいなはてなマーク

プロレスや格闘技もどちらが強いのかを決める競技だけど、殺すまではしないのでね~。

怪獣はどうなのだろうか。

怪獣VS人間なのか、怪獣はとにかく目に入った存在と戦うのか。

 

だからゴジラがチャンピオンで、チャンピオンは秩序ってことなのかなあ。

 

あの、「オルカ」で怪獣を操作するのもわからなかったけど、そのあたり、怪獣の目的や関係、仲がいいのか悪いのかをもうちょっと初心者にも説明してほしいところはありました。

とりあえずゴジラは人間を敵視してないんかな。

そうでないとグチャグチャになってしまいますよね。

でもゴジラが地球の守り神なのかどうかはもうちょっと置いときたい。

日本ではムチャクチャしてるから。

 

ところで、ホントに痛感したのは『ゴジラ』はやはり日本文化が誇れる大いなるレガシーだっちゅうことです。

ちょっと他にこうまで人気を博す(しかも長きに渡って)創造上のキャラクター、しかも身長100メートルのモンスターって他にはないんじゃないですか。

 

そりゃ恐竜がモデルなんだろうけど、やっぱり凄いことですよね。

ハリウッドでこうして超大作になって…。

 

Blue Oyster Cult - Godzilla - bass (audrey123talks)

 

アップブルー・オイスター・カルトの「Godzilla」のベースを弾く人。

 

 

映画としては私には若干、掴みにくいところもあり、『ジュラシック・ワールド』の方が面白く感じたのが正直なところですが、しかしモンスター・ゼロの覚醒から待ったなしで畳み掛けてくるモンスターの暴れっぷりのスピード感、そしてマークとエマ、そしてマディソンの家族を中心としたドラマは面白く、特にカイル・チャンドラーさんが出てくるたびに笑ってしまうので娯楽映画として優秀でした。

 

最初から最後まで緊迫したシーンの連続ですが、ふっと力が抜けた時に出るような笑いもありましたね、主にボソッとくるセリフで。

 

「怖い映画」かというとそうではないと思うけど、しかしモンスター同士の戦いは惨たらしいものですね。

そういうのを私は面白いとは思わないかもです。

しかもその近くでは大勢の方が被害を受けているし、考えてみれば凄惨な映画です。

 

軍人さんたちも気の毒でしたよね。

もうあの状況では何かしようとせず待機でいいと思うけどなあ。

 

ちなみに私は『キングコング 髑髏島の巨神』(2017年)を映画館で観てたりしますので、このあとの『ゴジラvsコング』(2021年)、そして『ゴジラ×コング 新たなる帝国』(2024年)も観る用意があります。

カイル・チャンドラーさんやチャン・ツィイーが出てるのなら嬉しいなあ。

 

一つの結論ですが、私はピーター・ジャクソンの『キング・コング』がやっぱりとても好きですね。

物語的にも、あるいはおどろおどろしさとかね。

そして私の大好きなパニックの怖さがあった2008年の『クローバーフィールド HAKAISHA』…。

 

次の記事も同じテーマで書かせていただきたいと思います。

 

今日も読んでくださり、おおきに…ごめんやす(^.^/)))

 


ゴジラ キング・オブ・モンスターズ

原題:Godzilla: King of the Monsters

韓国語題:고질라: 킹 오브 몬스터

中国語題:哥吉拉 II 怪獸之王

 

2019年製作/132分/G/アメリカ

劇場公開日:2019年5月31日
配給:東宝

監督・原案・脚本 マイケル・ドハティ
製作 メアリー・ペアレント アレックス・ガルシア トーマス・タル ジョン・ジャシュニ ブライアン・ロジャース
製作総指揮 ザック・シールズ バリー・H・ウォルドマン 松岡宏泰 大田圭二 ダン・リン ロイ・リー 坂野義光 奥平謙二
原案 マックス・ボレンスタイン
原案・脚本 ザック・シールズ
撮影 ローレンス・シャー
美術 スコット・チャンブリス
衣装 ルイーズ・ミンゲンバック
編集 ロジャー・バートン リチャード・ピアソン
音楽 ベアー・マクレアリー
視覚効果監修 ギョーム・ロシェロン

マーク・ラッセル - カイル・チャンドラー
エマ・ラッセル - ベラ・ファーミガ
マディソン・ラッセル - ミリー・ボビー・ブラウン
リック・スタントン - ブラッドリー・ウィットフォード
ヴィヴィアン・グラハム - サリー・ホーキンス
アラン・ジョナ - チャールズ・ダンス
サム・コールマン - トーマス・ミドルディッチ
アイシャ・ハインズ
オシェア・ジャクソン・Jr.
ウィリアム・ステンツ - デビッド・ストラザーン
芹沢猪四郎 - 渡辺謙
アイリーン・チェン/リン - チャン・ツィイー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

9月に観た映画

 

1日 メメント(2000年)

3日 ジュラシック・ワールド 新たなる支配者(2022年) クライモリ デッド・エンド(2007年)

4日 ボストン1947(2023年)

5日 ファーザー(2021年)

6日 誰も知らない(2004年)

9日 憑依(2023年)

10日 ドッグ・ソルジャー(2002年)

11日 ランサム 非公式作戦(2023年) ある用務員(2021年)

13日 ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(2019年) 怪物 モンスター(2010年)

14日 10 クローバーフィールド・レーン(2016年) クローバーフィールド・パラドックス(2018年)