狼牙 ライジング・フィスト (2008年) ウー・ジン主演・監督 | Asian Film Foundation 聖なる館で逢いましょう

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コメントのお返事が遅くなり、本当に申し訳ありません汗
うちのブログではコメントをもらえることが何よりありがたいことなのに…汗

 

お返事は必ずいちコメいちコメさせていただきますので、お許しくださいまし、すんません…汗汗汗<(_ _)>汗汗汗

 

 

 

 

 

で、7月8日から こちらの映画、公開だそうです…NEW

 

トゥ・クール・トゥ・キル 殺せない殺し屋

 

映画 『トゥ・クール・トゥ・キル ~殺せない殺し屋~』 公式サイト

 

三谷幸喜監督・脚本の「ザ・マジックアワー」を中国でリメイクしたコメディ。

万年エキストラばかりの売れない役者ウェイは、決してあきらめず俳優の夢を追い続けていた。ある日、彼は大スターの女優ミランから映画の主役に抜てきされ、伝説の殺し屋カールという役を演じることになる。この大きなチャンスに愚直なまでに役に入り込んでいくウェイだったが、そのことがやがて周囲を思いがけないかたちで巻き込んでいく。ミランとその弟で映画監督のミラーが画策していた計画も次第にコントロールを失っていき、それぞれの思惑が交錯する中、次々と予期せぬ展開が巻き起こる。

喜劇集団「開心麻花(カイシンマーファー)」のメンバーが中心となって製作。中国では7カ月にわたるロングラン上映となり、2022年の中国映画興行収入ランキングで3位となる大ヒットを記録した。

 

三谷幸喜さんの人気作を中国でリメイクした映画なのですが、なぜか公開される劇場さんも多くなく、若干、地味な公開汗

なんかもったいないのでチェックしておいてくださいねひらめき電球

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

狼牙 ライジング・フィスト

 


解説 (CURIOUSCOPEさん)


香港郊外の小さな島に辿り着いた殺し屋・ブルース。
島を拠点に暗躍する巨大マフィア組織のボス・馬爺を暗殺した彼は、馬爺の頭部を鞄に詰め島を出ようとする途中でひょんなことから女性警官・ホリーと出逢う。
彼女とともに訪れた食堂で強盗団と遭遇したブルースは彼らを一網打尽にする。

台風に見舞われ島を出れなくなったブルースだったが、ホリーと警官たちからの熱烈な歓迎を受けそのまま警察署に留まることになる。
大きな事件もないこの島の警官たちは皆ブルースを受け入れ、彼らはつかのまの楽しい時間を過ごす。

ボスの死を知り、マフィア組織はブルースを追っていた。
深夜の見回りで偶然に首なし死体を発見したホリーたちは手下たちに襲われるも、
暗闇から突如現れたブルースらしき人影に救われる。
一方、ブルースが警察と一緒に居ることを知った一味は警察署を襲撃するのだった。

この一大事件に、本島から大勢の警察隊が島に上陸。
ホリーたちを横目にブルースに殺人容疑をかける。
マフィア組織と警察から追われる身となったブルースの、真の目的とは。
三つ巴の戦いが今、始まる。

 

 

5月29日でしたが、『ランボー ラスト・ブラッド』(2019年)に続いて2008年の香港のアクション映画、『狼牙 ライジング・フィスト』を観ました…カチンコ

 

『狼牙 ライジング・フィスト』…北京出身のウー・ジンさんの主演作で、またウー・ジンさんはこの映画をニッキー・リー(李忠志)さんと共同で監督することで初監督されたってことになります。

 

監督ウー・ジンさんとしてはこのあと、『ウルフ・オブ・ウォー ネイビー・シールズ傭兵部隊 vs PLA特殊部隊』(2015年)、そして『戦狼 ウルフ・オブ・ウォー』(2017年)を監督して特大の大ヒットを記録することになります。

 

 

 

 

 

 

『狼牙 ライジング・フィスト』…日本版のDVDを発売されているCURIOUSCOPEさんのサイトにかなり詳しいストーリーがあったので上の方に転載させていただきました。

 

船でしか行けないような香港ののどかな離島に伝説の殺し屋ボーがやって来て、犯罪組織のボスであるティモシー・マ親分をブチ殺して去っていこうとしたら海が荒れて島から出れず、そんな中、猫を助けようとして木から落ちてきた女性警官イウ・ワーと知り合い、自分を「ボーリングのインストラクター」だと偽る。

 

平和な島の暇な警察署の人たちと出会い、束の間、呑気な時間を過ごすボーですが、どうも殺したボスの「首」をどっかに隠してるようでバレたらどうするのかと思うんですが、警察の人たちは呑気でフレンドリー、なんだかボーと仲良くなってしまう。

 

時同じくして、殺されたボスの、ラム・シューさん率いる子分たちはボスを殺したヤツはタダじゃおかねえ、まだ島にいるはずだ、探せ~!!という血眼の暗殺者探しも勃発するが、ラム・シューさんは歩くのもしんどそうだった、って話です。

 

原題の『狼牙』はグーグル翻訳では「スパイク」と出たんですがあせる…まあ、「狼の牙」ってことのようです。

 

で、英語の題である『Legendary Assassin』は「伝説の暗殺者」で、これが内容に合ってるように思います。

 

 

さらに詳しい物語と解説は、やはり私のアクション映画の師匠のレビューをリブログさせていただきましょう。

 

是非、明石家いわしさんのレビューを読んでください。

 

いや、うちの書くものなんかホントたいしたことないので、やっぱり専門家であるいわしさんの方を読んでもらわんと…。

 

 

いわしさん、いつもありがとうございます☆⌒(*^-゜)v

 

とか言いつつ、そのいわしさんにもコメントのお返事を書けてないのでホントに申し訳ない汗(>_<)汗

 

 

詳しいことはいわしさんのレビューを読んでもらうとして、私の感想を書かせてもらいますね。

 

まず、日本版DVDのジャケットや海外版のポスターなどから受けるイメージとはちょっと違うかな、と思いました。

 

分類的にはアクション映画だけど、そこまでアクションの比重は高くないかもしれません。

ただ、殺し屋が主人公の映画なので、冒頭のアクションなんかは残酷ですよね。

 

で、映画は、主人公ボーと女性警官イウ・ワー、そして警察署の方々の交流がかなり丁寧に描かれていて、殺人も辞さない殺し屋ボーですが、なかなか憎めない人柄で…特徴としては「大食い」なんですが、サッと料理もできたりして、署でフレンドリーな時間を過ごすまったり感、ほっこり感が強い中盤です。

私、そのあたりの流れがとても気に入りました。

 

 

そんな中、女性警官イウ・ワーは同じ署の男性警官から熱烈に迫られてたりもするんですが、その日、出会ったボーとの交流の中、惹かれあうものがある…。

そのことが結末に作用してくるわけですが…。

 

 

お互いに腕っ節が強かったりするので、護身術の腕比べはてなマークみたいな場面もあり…。

 

イウ・ワーを演じるのはセリーナ・ジェイド(盧靖姍)さん…『戦狼 ウルフ・オブ・ウォー』では医師レイチェル・スミス役だった女優さんですね。

もともと小室ファミリーの一員はてなマークなのかな。

この『狼牙』が映画デビュー作だそうです。

 

そのほか…イウ・ワーに片思いでボーにライバル心メラメラな警官タイサン役はサミー・レオン・チー・キン(森美)さん、なぜか私服な警官ハンソン役はアレックス・フォン(方力申)さん、署のグワン署長役はホイ・シウホン(許紹雄)さん、最初の方でアクションの舞台となる面白いごはん屋さんはロナルド・チェン(鄭仲基)さん、そこでボーと戦って食べたばかりだったものだから口からおええと出てしまう強盗3人組のリーダー役はケン・ローさんで、個性際立つ皆さまでした。

あと、最初と最後にクララ・ウェイさんもご出演です。

 

 

ま、そんなこんなで最初に殺されたボスの首なし死体が発見されるに及んで、そのボス殺しの暗殺者を探す手下どもとの戦いになっていき…でも、ボーはなんちゅうてもエラ強ですので、イウ・ワーの安全まで気を配るわけですが、最終的にはボーが島から出て行けるかどうかになっていきます。

 

 

で、結末をネタバレしてしまいますが、ボーは非情な殺し屋というわけではなく、束の間、優しい時間を過ごした人々、中でも愛し始めていただろうイウ・ワーを見殺しになどできない人だったんですね…。

 

そういった経緯でボーは犯罪組織の悪党100人との戦いを強いられる…。

 

正直に書きますと ―― アクション映画として、このクライマックスは正しいんだと思います。

主人公の大立ち回りってヤツですか。

 

でも…ここまでのストーリーを気に入っていた私は、どうもこの最後の大立ち回りがベストだとは思えず…ここで急にガッカリしてしまいました…あせる

 

う~ん…こう、ドラマチックに行かなくっても、なんかこう…フワッと人を食ったようなハートウォーミングに行っても良かったと思うんですけどねー。

もちろん、これはあくまでも私の好みですけど…。

こういうラストへの持って行き方でない方が、ありがたかったかな、正直。

 

でも…ウー・ジンさんも自ら主演の初監督作品ですので、観客に楽しんでもらうため、より劇的に、そしてよりアクションで観せる映画にしたかったのかなあ…。

映画としては88分で、いろいろ詰まってて面白いんですけどね…。

中盤のハートウォーミング感が私は好きだったので、最後の悲壮感は悲しかったなあ~。

 

 

で、犯罪組織のボスであるティモシー・マ親分の姉御さんである佐々木美穂は、日本の女優さんである青山倫子さんが演じておられました。

 

 

映画の最後の方に関しては不満を書かせてもらいましたが、しかし、映画全体としてはとても面白かったし、ラストの切なさも印象に残りました。

不思議な魅力の殺し屋役もウー・ジンさんに合ってました。

 

ただ…せっかくのウー・ジンさん主演・監督の映画としては、なんだかもの足りない気が…あせる

そう考えるとジャッキー・チェンもですが、ブルース・リー様もホントに凄いと思うんですよ。

映画自体はアレなデキでも決定版に思えるもの。

もちろんウー・ジンさんも『戦狼』シリーズという決定版のような主演作があるんですけどね、またアクションに徹した主演作もやってほしいものです。

 

で、日付け的には昨日ですけど、ジェット・リーとジェイソン・スティサム主演の『ローグアサシン』(2007年)を観まして、これがまた「暗殺者モノ」だったりするんですよ~。

公開中の『THE KILLER 暗殺者』(2022年)もですけど、コレ系の映画ってやっぱりイイですね合格

 

今日も唔該でした~キスマーク

拜拜~(^.^/)))

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

狼牙 ライジング・フィスト


原題:狼牙
英語題:Legendary Assassin
韓国語題:랑아 


2008年製作/89分/香港

 STAFF
監督・脚本:ニッキー・リー/ウー・ジン
脚本:チ・クエン・ファン
アクション指導 :ニッキー・リー
撮影監督:アンソニー・プン

 CAST
ウー・ジン
セシリア・ジェイド
アレックス・フォン
青山倫子
ラム・シュー
ケン・ロー
ホイ・シウホン
マーク・チェン
クララ・ウェイ

演員
吳 京 飾 布同林
盧靖姍 飾 曉禾
方力申 飾 靚保
鄭中基 飾 馮志強
森 美 飾 泰山
鄭浩南 飾 余 Sir
惠英紅 飾 老媽子 / 老闆娘
姜寶成
寇佔文 飾 馬添壽
許紹雄 飾 關公
盧惠光 飾 賊匪首領
林 雪 飾 肥榮
田啟文 飾 白炸
青山倫子 飾 馬太

Cast
Wu Jing as Bo, a mysterious martial arts expert whose warmth is masked behind his chilly facade.
Celina Jade as Holly, a small-time cop stationed on an outlying island.
Hui Shiu-hung as Grant Gong, a veteran cop on the outlying island, who is a father figure to Holly.
Alex Fong Lik-Sun as Handson, a narcissistic cop.
Sammy Leung as Tarzan, the lowest-ranking cop on the island, who uses his arrogance to hide his inferiority complex.
Ronald Cheng as Uncle Fung Chi-Keung, an eccentric, restaurant owner.
Kou Zhan Wen as Chairman Timothy Ma, a ruthless crime boss and the world's most wanted criminal. Kou and Wu Jing grew up together as members of Beijing Wushu Team and Wu considered Kou as his senior.
Noriko Aoyama as Madam Ma, the wife of Chairman Ma, who eventually takes over her husband's organization.
Lam Suet as Fat Wing
Mark Cheng as Commissioner Yu
Ken Lo as Head of Robbers
Jiang Bao-Cheng as Robber
Chen Xin-Qiang as Robber
Hau Woon-Ling as Maggie

 

 

 

 

 

 

6月14日 『覗き屋』(2022年)と『ローグアサシン』(2007年)を観る。