韓国映画 セックス イズ ゼロ (2002年) | Asian Film Foundation 聖なる館で逢いましょう

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アジア映画に詳しくなかった私がアジア映画を観てます♪
ネタバレはできるだけ避けております…(ㆆᴗㆆ)*✲゚*。⋆

 

 

 

 

セックス イズ ゼロ

 

 

解説 韓国で430万人を動員する大ヒットを記録したエロティックコメディ。兵役を終えてソンジョン大学に入学したウンシクは、海兵隊の先輩ソングクにそそのかされて大道芸サークルに入部する。ある日、ウンシクはエアロビクス部の人気者ウンヒョにひと目惚れするが、ひょんなことからウンヒョに変態扱いされてしまい……。主演は「ボイス」の人気女優ハ・ジウォンと、歌手としても活躍する俳優イム・チャンジョン。(映画.com)

 

 

アンニョン…(^-^)ノ

いつも、ありがとうございます…キスマーク

 

今日、書かしてもらうのは韓国映画で、『セックス イズ ゼロ』という作品なんですけど、この映画…調べてみると私、2017年の6月29日に初めて観てるんですよ。

 

で、いろいろとしんどい映画なんですが、私もブログで感想を残しておこうとは思いはしたんでしょうけど、何となく書きそびれてしまってるんですね。

書き始めてやめたのかなあせる

 

観た時の最初の感想ももうあんまり覚えてないんですが…イヤな感じもあるし、やり過ぎもあるんですけど、それでもやっぱり韓国映画…私はズッコケて笑ってしまった記憶もあります。

 

で、3月29日でしたけど『アナイアレイション 全滅領域』(2018年)を観たあと、続けてこの『セックス イズ ゼロ』を6年ぶりくらいに観ました…映画キラキラキラキラキラキラ目あせる

 

 

韓国語の原題は「색즉시공(色即是空)」で仏教の経典である般若心経の一節で…ま、それはまたご自分で調べてもらって、『セックス イズ ゼロ』はエロティック・コメディで…昔風に言えば

「艶笑モノ」で…私が苦手なジャンルなので、本来ならまず観なかったところですが、私もいろいろ韓国映画に教育されちゃいましたあせる

 

韓国で430万人を動員する大ヒットを記録したそうですが、当時、同時期に公開されていた『ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔』(2002年)を観に来たけど席が完売で観れない、仕方がないのでこれを観るか、って感じでヒットしたというのが実情のようです。

 

ストーリーですが、ないわけではないです。

でも、それは主に後半の話で、前半はもう大学の寮生活のグダグダと、アホな男子大生、女子大生のバカバカしい日常がイヤというほど描かれまくられててウンザリです。

汚い場面もあるし…汗

 

 

主演はイム・チャンジョンさんとハ・ジウォンさんです。

 

確かに私はハ・ジウォンが主演するホラー映画で韓国映画を好きになった過去もありますが、イム・チャンジョンとハ・ジウォンが再び共演した『1番街の奇蹟』(2007年)の方が『セックス イズ ゼロ』の1000倍素晴らしい(;´∀`)

 

 

 

 

映画は米国のロック・バンド「The Go-Go's」の1981年のヒット曲「We Got The Beat 」で幕を開けますが、その時点で吐きそうにイヤな感じです。

 

兵役を終えたあと、28歳で大学に入学したチャン・ウンシク(イム・チャンジョン)…あまり初々しくない大学生さんですが、映画の中で勉強している場面はなかったんじゃないかなあ。

 

で、大学の寮でルームメイトたちと暮らすことになったんですけど、これは親御さんが学費や生活費も仕送りされてるんでしょうか。

でしたらお気の毒…というか無駄だなあ~。

 

ウンシクは借力部ですか、「超力」の部に入部して大部分をこの部での活動に費やしてる…。

 

 

で、同じく女子大生のイ・ウニョ(ハ・ジウォン)はエアロビクス部でちゃんと活動してます。

 

このあたり「男子から見た女子」の視点で、女子の方が真面目って感じがあるようです。

が、ウニョだって友達と話すことは真面目ではないし、だいぶん浮ついてます。

 

ウンシクは食堂で見かけたウニョに心惹かれていくんですが、マヌケで消極的、人に言われるがままの性格なので挙動不審なだけで積極的にアプローチしたりはできません。

 

そんなうちに、色気づいた上に興奮状態な男女大学生はあれやこれや「大人の世界」のつもりで夜な夜な狂ったような行動に出まくる。

 

一つ、私が感じるのは「気取っていても人間とはこういうもの」という韓国映画の哲学ですかね。

韓国映画で下ネタ失敗談のような場面を見る時、「結局は同じ人間だもの、恥ずかしい目に遭うこともある」みたいな。

そんなお互いをどっかで優しく笑い合う視点も感じるのよね~。

 

 

で、エアロビクス部に男子が入ってこないのでウンシクたち男子が入ることになる。

 

で、全体的にギネス級に下品な映画で「え!!あせる」と焦るほどエロい場面もありますのでこの映画、もちろんご家族で観ようなどとしてはなりません。

当たり前か(;´∀`)

 

2PMジュノ、キム・ウビン、カン・ハヌル主演の『二十歳』(2015年)なんかも同様のジャンルに思うんですが、『二十歳』はもっとキレイだったし上品だったぞ!!

 

 

どうでもいいような場面ばかりが続きますけど、ちゃんとした物語としては、ウンシクが憧れるイ・ウニョは、部のキム・ジウォン先輩(チン・ジェヨン)への対抗心もあったのか、先輩の彼氏だったイメケン男性ハム・サンウク(チョン・ミン)とデキてしまい…望まない形で妊娠してしまいます。

 

そうなったらなったで恋人には寄り添っていてほしい、ちゃんと責任を感じていてほしいのが当然ですが、サンウクはモテる男性だったこともあり非常に無責任、無神経。

自分のカードだけ渡してあとは知らないという感じ。

 

今日は私の誕生日

あなたにももちろん誕生日はあるわよね

でも この子にはないの

これから死ぬんだもの

お金をくれなんて私がいつ言った?

なんて自分勝手なの

 

 

ウニョは人工妊娠中絶することになるのですが、(韓国での現実はどうあれ)相手の男性も病院に来なければならず、結局、その時に頼ったのがおバカなウンシクだったのです。

 

 

入院中、自分の面倒を見てくれて、笑わせてくれたのもウンシクでした。

 

 

本来、エロとアホで攻めまくってくる最低エロコメディなはずですが、しかし、それでは本当にどうしようもなくなってしまうので、映画はある種の倫理やモラルを足場にして常識に踏みとどまろうと努力しています。

 

要するに、大学生活においてひと時の快楽に没頭するアホくささも肯定的に描きながら、女性の傷つきやすさ、そして長続きする愛の形も忘れてないってことでしょう。

 

たしか、私も初めて観た時、バカな映画なのに後半は真面目だなあ~と思いましたが、それでいいんだと思います。

 

映画の中で最もアホウだったウンシクが、後半では優しい、いちずな青年として素敵に見えてきます。

モテるからといって次々と女性を口説き落とし、妊娠したらほったらかしなどという人よりも、普段はアホウでも大切な思いやりを持ってる人の方が正しいし、愛に値するという…ま、きれいごとだけど、こう落とし込まないと映画としてカタがつかなかったんでしょ。

 

実際、後半の物語のお陰でこの映画、けっしてイヤな気分で観終える作品ではないですね。

もちろん、ウニョの立場では一生忘れられない心の傷、哀しい記憶が残ったと思いますが。

 

 

後半のエアロビクスの大会は、ホントの大会で撮影してる感じですけど、よくこんな映画のカメラが入れたなああせる

しかもちゃんとできる人が出演してるし。

 

キャストはまずイム・チャンジョンさんですけど、まあ~、大学生の役で無口なキャラですので、のちの作品とは持ち味も違うんじゃないですか。

そうは言っても笑えますけど…。

 

ハ・ジウォン演じるウニョですけど、男性のウンシクに比べると心が見えなくってね~、ちょっと何を考えてるのかわからないような狂ったような感じに見えましたね(^_^;)

もう逆にハ・ジウォンだから可愛いとかそんな感じで、正直、キャラとしては薄っぺらい。

が、まあ、まあ、こんな映画なので…。

ウニョ役にはキム・ヒソンも候補に上がっていたそうですが、キム・ヒソンもな~…だったらハ・ジウォンの方が合ってますかね。

 

助演の方々ですが、こんな映画だからと我慢して観てると、なかなか嬉しい方々が面白く演技されてます。

あの方も出てる、この方も出てるって感じで、2002年の韓国映画を観る楽しみはありますよね。

チェ・ウォニョンさんもこの作品で映画デビューだそうですし、チョ・ダルファンさんや(もう一人の方の)チョン・ギョンホさんも出てるし…お医者さんはキ・ジュボンさん。

パク・ピョンウンさんは気づかなかったなあ。

私、この映画のチェ・ソングクさん、好きですね。

『このまま死ねるか!』(2005年)の変な後輩刑事。

 

ウンシクの友達の中では常識的で可愛い「イ・デハク」を演じたイ・デハクさんはその後、性別適用手術でイ・シヨンさんになったそうです。

 

女優さんではこの時代の映画なのでシニさんの活躍が目立ちます。

女優さんたちはもう、「仕事!!」と割り切って出てはる感じですがあせる

 

コーチ役のユ・チェヨンさんは、ご存知かもしれませんが2014年7月に亡くなられました。

 

監督さんはユン・ジェギュン監督…ちょっと経歴を書くのは大変なのであれですけど、監督、脚本家としてガチでいい映画を作ってこられてますよね。

やっぱり『1番街の奇跡 』も大好きですし、2009年にはギョング兄貴の『TSUNAMI ツナミ』ですし、何といっても2014年、ジョンミンさん主演の『国際市場で逢いましょう』ですからね。

 

ユン・ジェギュン監督の作品だと知ったら『セックス イズ ゼロ』もいい映画に思えてくる(;´∀`)

『国際市場』は私の大好きな作品ですよ。

 

 
 

 

 

 
 

 

で、2007年、監督さんがユン・テユン監督になって続編、『セックス イズ ゼロ2』が公開されたんですよね…ってイム・チャンジョンいくつだよ!?

 

 

 

ヒロインはハ・ジウォンからソン・ジヒョにバトンタッチ…。

このあたり物語的にどうなってるんだと思うんだけど、ソン・ジヒョってこのタイプの映画には違うっぽくないですか~はてなマーク

 

実は何年か前、この『セックス イズ ゼロ2』の廉価版DVDが発売されましてね…私、買っちゃってるんですよね。

でも観てないんですよ~、まだ汗

 

だから中身は知らないんだけど、キャストの顔ぶれは1作目とあんまり変わりませんね。

問題はイム・チャンジョンがとことん大学生に見えない気がすることですけど、この人なくして続編はなかったのかあせる

 

またできるだけ早いうちに観ることにしますあせる

 

 

やっぱり前半のお下劣ぶり、お下品ぶりには引きまくりですが、コメディとしては笑ってしまいます。

20年前の韓国映画にはこんなのもあったんだと観ておかれて損は…あるかもしれないけど挑戦してみてください。

 

ようやく6年越しで感想が書けました汗

観たけどブログに書いてない韓国映画って私、少なくないんですよ~。

キム・ギドクの『悪い男』(2001年)や『コースト・ガード』(2002年)も…。

『10人の泥棒たち』(2012年)や『ベルリンファイル』(2013年)も書けてないんですから。

また何とか書きたいものです。

 

今日もおおきに、ありがとうさんです…キスマーク

アンニョン~(^.^/)))

 

 

 

 

 

 

 

 

セックス イズ ゼロ
原題:색즉시공 色即是空
英語題:Sex is Zero


2002年製作/98分/R18+/韓国
制作年:2002年
韓国封切:2002年12月12日


監督・脚本・原作:ユン・ジェギュン [第2作]
撮影:キム・ヨンチョル
照明:ソン・ジェソク
音楽:パク・ヨンチョル、キム・ヒョンジュン
武術:クォン・ソンファン


出演
イム・チャンジョン → チャン・ウンシク  借力部
ハ・ジウォン → イ・ウニョ エアロビック部
チェ・ソングク → チェ・ソングク 借力部
ユ・チェヨン → ハン・ユミ エアロビック部コーチ
チョン・ミン → ハム・サンウク
チン・ジェヨン → キム・ジウォン エアロビック部
チェ・ソンウク → パク・チャンス エアロビック部
イ・デハク → イ・デハク エアロビック部
チョ・ダルファン → チョ・ダルファン エアロビック部
シニ → パク・キョンジュ エアロビック部
ユン・シフ → チョ・ユンギョン エアロビック部
ハム・ソウォン → キム・ヒョンヒ エアロビック部
ナム・チャンヒ → 変態1
チョン・ギョンホ → ソングクの子分1 借力部
チュ・ミョンチョル → ソングクの子分2  借力部
キム・ドゥウォン → ソングクの子分3 借力部
ユン・ジュソク → サンウクの友だち1
パク・ピョンウン → サンウクの友だち2
チャン・サンウ → リュ・ソンジン エアロビック部 ジウォンのパートナー

友情出演
パク・チュンギュ → 変態2
ソヌ・ウンスク → ウンピョの母
キ・ジュボン → 産婦人科老医師
クォン・ソンファン → 特攻隊

(字幕外)
カン・ソンピル → 大学生
キム・ヨンイム → ホストクラブのお嬢さん

 

※ 輝国山人の韓国映画様から転載させていただいてます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マイ・セックス・ドール(字幕版) 

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