アンニョン(^-^)ノ
いつもありがとうさんです
私も劇場で観たかったのに観れなかった映画も多いんですけど、そんな作品もDVDやブルーレイ、または配信などでリリースされますので、ホンマにありがたいことです。
今年の1月に「のむコレ」さんで上映されていた『コレクターズ ソウルに眠る宝刀を盗み出せ』(2020年)も2月18日にブルーレイが発売です
ひと盗り行こうぜ!
皆がこのチームに騙された!
本国興収3週連続1位、大ヒット〝盗掘〟エンタメ上陸!
これは、ブルーレイだけでDVDは出ないのかな
とにかくイ・ジェフンくんとチョ・ウジンさんの主演作、早く観たいものです~。
あ、チョ・ウジンさんといえば、2月25日から、この作品が上映されますね
ハード・ヒット 発信制限 (2021年)
チン・ギョンさんやチ・チャンウクくんも出るようです。
この映画もスクリーンで観たいところです~(≧∇≦)
で、2月10日、木曜日でしたが、この作品を観てきました
パイプライン
韓国では去年の5月26日に公開された犯罪ケイパー穴掘りエンターテイメント映画です。
私も日本での公開が決まって、即、観に行くことを決定でした。
Tジョイ京都さんとMOVIX京都で上映される韓国映画は必ず観に行くと決めてますのでね。
1月ですが、私は劇場に観に行こうと考えていた映画をぜんぜん観に行けず・・・まあ、自分が悪いんですけどね、そりゃ観に行かなかったことで辛かったし、ひどく渇望を覚えたものです。
そんな中、『パイプライン』は何としても観たろうと心に決めてましたよ。
Tジョイ京都さんですが、売店で「映画『パイプライン』オリジナルグッズ」が売ってましたよ
他の劇場のことはわかりませんが、ファンの方々はチェックしてください。
2月18日(金) 10:00~3月6日(日) 23:59まで「インターネット受注販売」もあるそうです
STORY
パイプに手さえ触れれば、大成功を収める盗油業界最高の穿孔技術者〝ピンドリ〟は、数千億ウォンの石油を盗むために大計画をぶち上げた大企業の後継者ゴヌの提案を拒めず、危険極まりない作戦に合流する。プロ溶接工の〝チョプセ〟から、地中を透視できるかのように把握している〟ナ課長〟、怪力の人間掘削機〝ビッグショベル〟、彼らを監視する〝カウンター〟まで!しかし、異なる目的を持つ者たちが騙し騙されながら、計画は予想外の方向にこじれ始める…。
要するに、送油管に穴を開けて盗んだ石油を転売する特殊犯罪「盗油」を題材にした犯罪映画なのですが、「盗油」って言葉も初めて聞いたと思いますよ。
でも発想としては、確かにありそうな犯罪ではありますな。
もちろん、ホンマにやったらアカンことやけど
ズバリ、精油会社の代表ゴヌによって集められた4人の男たちが地下に穴を掘って送油管から数千億ウォンの石油を盗む作戦に参加するのですが・・・って話しです。
映画のほとんどが穴掘りなど地下が舞台なので、ある意味、究極の穴掘りムービーと定義してもいいでしょう。
ピンドリを演じるのはご存知、ソ・イングクくん。
映画出演は2013年の『君に泳げ!』以来、8年ぶりになるとのこと。
『君に泳げ!』、私も観てますが、いい青春映画でしたよね~。
あの映画ではイングクくん、大食いの役で(´∀`*)
ピンドリは若いけど、出てきた瞬間から凄腕でこだわりの穿孔技術者だとわかる人物。
私は思いました、この人についていけば計画は必ず成功すると。
しかしそうは問屋のナントカなんですけど、また足を引っ張るのがおるんですわ~。
ピンドリはそりゃワルだし、なかなかふてぶてしいフテブテ青年ですが、いい顔するんですよね~。
チームに対しても「俺に任しといたらええねん、お前らごちゃごちゃヌカすな」って感じだけど、そんだけの腕もある。
かっこいいですよ。
いや~、映画を観てる間、私もチームに参加して一緒に地下の作業をやりたかったですわ~。
イングクくんにはまたすぐに映画に出てほしい。
今のイングクくんをフィルムに焼き付けておいて~って感じです。
あ、「脱ぐ」シーンもありますよ(≧∇≦)
精油会社の代表ゴヌを演じるのはイ・スヒョクくん。
ドラマを観れてない私にとっても『サメ 愛の黙示録』(2013年、KBS)の刑事役が印象的でしたし、『チャ刑事』(2012年)や『ホラー・ストーリーズ2』(2013年)のイ・スヒョクくんをよく覚えてますよ。
今回の映画では「あ、悪役なんや」って思ったんですけど、これがまた容赦のないヤツで憎たらしく、申し分のない悪役っぷりで、尚且つ、かっこいい魅力に溢れてましたな。
スラッとしてはりますよね~。
ゴヌの裏の仕事を手がけているヤクザのおじさんがチ・デハンさんで、けっこう出ずっぱりですよ~。
それにしても最後、チ・デハンさんたちまで心配でした(;´∀`)
チョプセを演じるのはウム・ムンソクさん。
このチョプセがまた、技術もないのに見栄っ張りなハッタリさんでね~、映画の間中、イライラさせられわ、怒りたくなるわでしんどいほどなんですよ、もう、ホンマに嘘つきやし・・・コラ
しかしイラッとさせる存在でありながら、韓国民謡「セッタリョン」を歌う場面など、笑かしてくれますよ~(≧∇≦)
本名はチョン・ウソン・・・ナメとんか
ナ課長役はユ・スンモクさん。
ユ・スンモクさんも時々、イヤな悪役を演りはりますけど、今回は犯罪に手を染めつつも実直な感じのおじさま役。
ナ課長には何か隠しごともあるようですが・・・
ビッグショベル役のテ・ハンホさん、どっかで見たなあ~と思ってたら、『潔白』(2020年)のあの面白かったお巡りさんでしたか
いや、テ・ハンホさん、『パイプライン』でも笑いの秘密兵器だったものです。
セリフでいい感じに笑かしてくれますよ~。
気のいいビッグショベルはマスコット的存在かな。
カウンターを演じるペ・ダビン・・・知らない女優さんでしたけど、紅一点でありながらキメキメ美女な役作りでないのが非常に好感度高しでしたわ~。
映画初出演かなと思ったんですが2019年の『美しい声 Beautiful Voice』に出てはったとか(日本未公開のようですが)。
キャラとしてのカウンターは、そこまで目立ちまくりじゃないけど、私、ペ・ダビンにも注目してました。
次の映画出演が楽しみです~。
そしてなぜか存在が秘密になっているようなキャラで、変なお巡りさんを演じるのがペ・ユラムさんです。
このお巡りさんがまた最高で、ピンドリを逮捕することに全力で人生を懸けている面白い人なわけですね。
つまり『ルパン三世』における銭形警部の役ドコロそのまんまなんですわ、「待てコラ、ピンドリ~」って(^0^)
私にとってはもう、ほぼ「もう一人の主役」と言ってもいい存在で、ペ・ユラムさんが出てて嬉しかったですよ~
『めまい 窓越しの想い』(2019年)で知ったチョン・ジェグァンくんも観せ場のある役でした。
ソ・ドンウォンさんも変な髪型で活躍してます~。
映画としてはそこまでの斬新さはなく、ズバリ、ベタも大ベタなんですよ、きっとな。
もちろん、物語上のサプライズや驚きはありますけど、映画としての新しさには欠けますな。
しかし、それがつまりオーソドックスな娯楽映画の王道っちゅうことだと私は思いますね。
ですのでこの映画、評論家の方々、及び、評論家的な視点の方々には不評かもしれないけど、逆に素で映画を楽しむ方々にはとても向いてると思う。
もっと言えば、こう断言できますよ。
これまで韓国映画を観てなかった方々な、そういった方々にはかなり楽しんでもらえると思う
もちろん難解な映画でもないし、そんなにキツイ映画じゃないです。
悲しいことはちょっと起こりますけどね。
笑って楽しい犯罪映画でしたよ。
後半はどうなるのか、ハラハラドキドキの展開で。
ドタバタしてるんですけど、そこがまたいいんですよね~。
銃が出た時、みんなが慌てて隠れるのがツボでした(≧∇≦)
あと、私ほどの達人になると「畑に土を捨てられて怒ってるおばちゃん」とかにまで喜んでしまえるので、そんな細かいところにも高評価させていただきます。
やっぱりね、劇場で観る韓国映画は格別ですなあ。
ホンマにそう思いましたよ。
なぜか、劇場で韓国語を聴くと心が弾みますなあ。
今回、Tジョイ京都さんで観てて、やっぱり映画館の音響は違うなあ~と痛感しましたね。
だからこそ映画館で観る映画はいいんですよね~
ユ・ハ監督のこれまでの作品・・・
風吹く日には狎鴎亭洞に行かなきゃ On a Windy Day We Must Go to Apgujeong 1993年
情愛 2002年
マルチュク青春通り 2004年 ★
卑劣な街 2006年 ★
霜花店 サンファジョム 2008年 ★
凍える牙 2012年 ★
江南ブルース 2015年 ★
パイプライン 2021年
★ = 私が観ていた作品です。
ユ・ハ監督の作品としては、日本の乃南アサ先生の原作を映画化した『凍える牙』が私は凄く好きなんです。
あの映画はイ・ナヨンの代表作でもありますね。
この前に観た『霜花店』も良かったけど、これまでユ・ハ監督の映画といえば『卑劣な街』や『江南ブルース』など、悲しいヤクザ映画でしたかね。
『パイプライン』はユ・ハ監督の6年ぶりの作品なんですけど、『パイプライン』を観てて、ユ・ハ監督こんな映画を作っちゃうんですね~と私ゃ感心してましたね。
かなり明るいので。
もしかしたら監督、俺にもこんな若い人たちが喜ぶような映画ができるんやで、と頑張りはったんでしょうか。
まあ、その分、他の映画にあった奥行や深みには若干、欠けるかもしれないけど、いいんじゃないですか、活きがよくって張りのある徹底した娯楽映画で、確かに映画が若返ってますなあ。
そう、思いませんか
パンフレットは990円(税込)です。
・ ストーリー
・ イントロダクション
・ プロダクション・ノート
・ コラム 高橋尚子(エンタメライター兼エディター)
・ ソ・イングク as ピンドリ
・ イ・スヒョク as ゴヌ
・ ウム・ムンソク as チョプセ
・ ユ・スンモク as ナ課長
・ テ・ハンホ as ビッグショベル
・ ペ・ダビン as カウンター
・ 監督・脚本:ユ・ハ
・ ソ・イングク インタビュー
・ お写真コーナー 6ページ
・ 作品データ
・ GOODS Info パイプライン
もちろん全ページカラーで紙質も良く、990円もするだけあってなかなか豪華なパンフレットです。
『パイプライン』、私はちょっとケチのつけようがない映画でしたね。
面白くって、この映画ならではの味もあり・・・観終えて、ああ、いい映画を観たなあ~と嬉しい気分でしたわ。
暗い気分になる映画じゃないですよ。
108分と短めで、ガガガガガ~っと一気に楽しめるような退屈知らずな娯楽作なので、是非、お誘い合わせの上、劇場で観ていただきたいと思います。
オススメですよ、オススメヾ(*´∀`*)ノ
そんなんで、今日もおおきに、ありがとうさんです
アンニョン(^.^/)))
[파이프라인] 비하인드 꿀케미 영상
パイプライン
原題:파이프라인
英語題:Pipeline
中国語題:管道
2021年製作/108分/G/韓国
日本公開:2022年2月4日
配給:クロックワークス
監督・脚本:ユ・ハ [第8作]
脚色:イ・ヨンジョン、カン・ボスン
脚本:キム・ギョンチャン
原作:パク・チョリ
PD:ユン・ホンジュン
助監督:トゥ・ギョンフン
撮影:ハ・ギョンホ
照明:キム・ギョンソク
編集:パク・コクチ、イ・ユニ
音楽:シム・ヒョンジョン、チョン・フン
美術:イ・ミニ
武術:イ・サンハ
出演
ソ・イングク → ピンドリ
イ・スヒョク → コヌ
ウム・ムンソク → チョプセ
ユ・スンモク → ナ課長
テ・ハンホ → クンシャプ(大シャベル)
ペ・ユラム → マンシク
ペ・ダビン → カウンター
ソ・ドンウォン → トン将軍
チ・デハン → パルテ(ストロー)
チョン・ジェグァン → サング
パク・ミンギュ → タンケ(背が低くてよく出歩く人)
シン・ユラム → ペッコム(白熊)
キム・ヨンピル → パク室長
キム・ジョンパル → 署長
ウ・ガンミン → パトロールチーム長
イ・ヨンソク → ファン会長
※ 輝国山人の韓国映画様から転載させていただいてます。